しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

明るい自転車相談室 疋田智・ドロンジョーヌ恩田 著 東京書籍

2012-09-22 | 評論エッセイ等
自転車関連の文章はそれなりの頻度で読みたくなるのですが、雑誌やら本やらを買うほどではないので図書館で借りて済ますことが多いのですがこの本もそんな一冊。
感想云々というような本ではないと思いますが、読んだ本はとりあえず何でも書いおこうと思っているので書いてみます。

趣味的な話は車でもバイクでもランニングでも、雑誌やらでちょっと面白い文章を書く人が本を出したりというてことがありますがこの本もそんな成り立ちの本。

自転車も最近ブームのようなのでそれに乗っかって(せられて?)いる人が、軽い文章を読む需要が生まれ、それを満足させるためにこんな本が供給されるんでしょうか。
(私もそんな一人です)

内容をどうこういう本ではないと思いますが(多分著者もそう思っているのでは?)読了後の感想としては私はこの本お金を払って買う気はしないなー....。
(ひととおり自転車関係の本は読んだためというのもあります、あまり読んだことがないならいいかとも思います)

内容はメールなどで募集した自転車に関する相談・悩み事について「両氏がお答えします」という構成なのですが、タイトルに書いてある通り「明るい」ですので深刻な質問はありませんし深刻な答えもない....。

雑誌気分で気楽に読み飛ばすにはヒマつぶし程度にはなります。
一個だけ感心したのが「自転車を降りるとき左側に降りるのはなぜ?」という質問で、疋田氏が「乗馬でも馬から左側に降りるのが作法だからでは?」というものです。
「なるほどねー」です、なんかのとき小ネタで使おう。

まぁ全編こんな感じのライトなお話です。

疋田智氏は、初期の自転車関係本はブームのはしりとして意義があったと思いますし、読んでいて新鮮でした。
でも、その後(最近)ワンパターンな論旨とやたらヨーロッパを「自転車先進国」と持ち上げて(いるように感じてしまう)語る姿勢が若干鼻につきます。
文章にある種の安心感はあるので雑誌などで読み散らすには丁度いいんですが....。

ドロンジョーヌ恩田氏は自転車関係で最近よく見かける名前で雑誌などで文章は見たことがありました。
今回初めてまとめて(という本ではないですが)文章を読みましたが、まぁ「So-So」という感想(これで判断されても困るでしょうし)

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