しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

機動戦士ガンダムUC 1~10 福井 晴敏著 を読んで

2012-09-08 | 日本SF
久々のブログ更新が「これか...」という作品ですが...。
まぁほぼ自分のためのメモですから。

7月末頃全10巻読み終わったので読了後1ケ月くらいは経っています。
読み始めたのが3月末くらいなので、4ケ月くらいかけての読了です。
(それほど読書にさける時間も多くないので)

きっかけは、昨年春頃(震災の後)からガンダムの宇宙世紀ものを全て制覇してみよう
・ ガンダム1st 劇場版
・ Zガンダム 劇場版
・ 逆襲のシャア
・ ガンダム0083
・ Zガンダム TV版
・ ガンダムZZ TV版
・ ガンダムUC 1,2,3
と見てきて、ガンダムUCのアニメ版が原作に追いついていないため(今4まで出ている)小説を手に取りました。

この小説の感想として間違いない(だろう)と思えることは上の全てを見ていないと展開についていけないだろうということ。
そういう意味では読者を選ぶ小説です。

読了した最初の感想はとりあえず、「ガンダムと1年近く付き合ってやっと終わった~」というもの。
一番つらかったのがガンダムZZ TV版でした(40過ぎの特にアニメオタクでもない男性には相当つらい内容でした...)がこれを見てないと小説にはついていけない...。

その他内容についてですが、ガンダムの設定を使ってうまくまとめたなぁという感じ。
内容は正直「すごい」とか「すばらしい」という内容ではないです。
福井氏の他の作品を読んだことがないので作者の力量はよく分かりませんが、とにかくうまくまとめてました。

この作品の主人公はバナージ・リンクス(読了後1ケ月で名前を忘れかけていた)とヒロイン、オードリー・バーン=ミネバ・ザビですが、私の中での圧倒的存在感を感じたのはなんといってもマリーダ・クルスでした。

マリーダ・クルス=プル・トゥエルブという個性に出会えただけでこの作品に出会えた価値があります。
(命名はマグダラのマリアあたりから採ったか?)

終盤でマリーダが戦死してからの展開はほぼオマケみたいなもののような感じ。

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