しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

球道くん1-19 水島新司著 少年ビッグコミックス

2014-03-22 | 漫画
時計じかけのオレンジ」を読んでいる途中からインフルエンザになり、熱が下がらないので込み入ったものを読む気にならず....。
こういうときはマンガだと思い久々に本作読み返しました。

本作を初めて読んだのは...今は(というかかなり昔に)なき「マンガくん」の創刊号(1977年1月10日)が家にあり、第一話を見たのが始まり。(自分が買ったのか兄が買ったのが覚えていない)
主人公の義父になる中西大介が雪の中バットを振っていた第一話ラストがとても印象に残っています。

Wikipediaで調べたら創刊号には藤子F氏の「エスパー魔美」なども載っていたようですがあまり記憶がない...。
(と書いていたら思い出しました!そういえば載っていた。記憶って不思議なものですね。)

そんなわけで水島新司の野球マンガの中ではかなり早くに存在を知っていたのですが全部読んだのは高校生くらいだったような気がする。

水島新司の野球マンガ「ドカベン」「野球狂の詩」など小・中学生のときよく読みました。
私の人格形成になにがしか影響与えているような気がします。

今持っているのは結婚してからただで入手したものです。

今回再読して感じたこと。

設定やら場所やらかなり頻繁に変わっているのは、掲載誌が「マンガくん」→「少年ビッグコミック」に変わったり、ターゲット読者層が変わったりしたのに影響を受けたんでしょうねぇ、ラストも無理やり終わらせた感ありますし...。

というわけで全体通すとストーリー的にかなり飛び飛びでになっていますが、一貫して描かれているのは「家族の絆」ということ。
インフルエンザで弱っているのもありましたが最後の方は目から涙がうるうるしました。
あとは「男らしさ」ということでしょうかねぇ。

ストーリーは無理やりに展開させられている感もありますが、主人公「中西球道」はとても魅力的です。
「大甲子園」でも決勝は明訓vs青田(中西球道)ですから、作者もかなり気に入っていたキャラなんでしょうね。

と結構おもしろく読み返したのですが、感想は面倒なので書くつもりはなかったのですが息子(小五)が風邪になったとき本作を貸したら夢中になって読んでいました。

名作は時代を超えますねぇ。

「大甲子園」が欲しくなってしまった。(喫茶店で通読したので持っていない、会社入ったころの20年前だ懐かしい...)

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