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最近昔読んだSFなどをたまに読み返しています。
今回の「ツィス」もそのうちの一冊。
先々週くらいに同じ作者の「エロス」を読んで面白かったため続けていつものブックオフで購入。
結論的には、70年台の日本SFにありがちな、ストーリーやアイディアの骨組みをこれでもかと見せつけるパターンと思えた。(残念ですが・・・。)
最初読んだとき(多分 中学生)には意外なストーリーと結末で面白かったのですが、21世紀のおじさんにとっては結論が途中で見えてきました、途中張った伏線も使いきれていないような気がする。
全体的にはストーリーテーラーの広瀬氏なので読ませますが....。
前作「マイナス・ゼロ」が楽しく自由に書いている感じであるのに、今作では当時人気の小松左京氏、星新一氏あたりの影響を受けてしまったか?
解説で司馬遼太郎氏が本作を強く推していることからみるとこの時代はこういう文明批評っぽいやつが受けたのかなぁというきもします。
今の私からみると、この後に書かれた「エロス」の方が人間の悲しさみたいなものがよく描かれている感じがしました。
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先々週くらいに同じ作者の「エロス」を読んで面白かったため続けていつものブックオフで購入。
結論的には、70年台の日本SFにありがちな、ストーリーやアイディアの骨組みをこれでもかと見せつけるパターンと思えた。(残念ですが・・・。)
最初読んだとき(多分 中学生)には意外なストーリーと結末で面白かったのですが、21世紀のおじさんにとっては結論が途中で見えてきました、途中張った伏線も使いきれていないような気がする。
全体的にはストーリーテーラーの広瀬氏なので読ませますが....。
前作「マイナス・ゼロ」が楽しく自由に書いている感じであるのに、今作では当時人気の小松左京氏、星新一氏あたりの影響を受けてしまったか?
解説で司馬遼太郎氏が本作を強く推していることからみるとこの時代はこういう文明批評っぽいやつが受けたのかなぁというきもします。
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