しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

いいひと。19、20 高橋しん著 小学館

2012-10-03 | 漫画
いいひと。 19巻 WALK THIS WAY
いいひと。 20巻 幸せであるように

テルマエ・ロマエの時に会社の人とマンガの貸し借りをしていると書きましたが、この「いいひと。」は私が貸し出している本です。

人に貸す前に一応確認のため自分で再度読んでいます。
(2冊ずつ貸しているので、基本2冊ずつ読んでいる。)

「いいひと。」は独身時代、20代終わり頃(’97~98年頃かと思います。)に古本屋でセット購入。
私の手持ちマンガはあまり妻の受けが良くないのですが、これは妻の受けも良かった珍しいマンガです。

今回7~8年ぶりに読み返していますが、40過ぎて読んでも、なかなか「会社」やら「ビジネス」について考えさせられる内容です。
表面的な理解という感もないではないのですが、見識は大したものだなぁと思います。
著者は相当勉強したのか、センスがあるのか?
(もしくは私が大したものではないのか...)

19巻からは「リストラ編」が始まっています。

ネットでちらっとこの作品の評判を見ていたら、この辺から「やたら文字が多い」というのがありました。
確かに多いとも思いますが、作者の思いがなんだかほとばしってきてしまったんでしょうね。
「マンガ」という表現形態の本来(ストーリー展開で楽しませる、訴えることと思っています)から離れてきてしまっているような部分もありますが、私はそれほど気になりませんでした。

リストラ編、前回読んだときは感じなかったんですが、今回は自分がリストラされる側の方の年齢に近づいているためか身につまされる感じがしました。

19巻で出てくるリストラ対象の「営業部次長」が若手社員の担当顧客に対し「あれは昔俺が面倒みてやったんだから大丈夫」的な発言をしてますが、そんなようなことを私も言っている....。
気をつけないとなー。

というようなことを考えさせられました。

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