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江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

残念な努力 [単行本(ソフトカバー)] 美崎 栄一郎 (著)

2012-11-10 14:28:23 | ★★★☆☆おもしろかった
残念な努力 [単行本(ソフトカバー)]
美崎 栄一郎 (著)



場所:江東区図書館

美崎さんもテースト合う。
頭の中にあることを取り出してくれている感じ。
以下、メモ。

●<P.28>見返さないのにノートに書くのは、まったく意味がない。
★全く持ってその通り。
モノでも情報でも、今後二度と使わないことが明らかならそれを所有しておくことに意味はない、どころか、害ですらある。
所有にもコストがかかる。
モノの場合は、日本というかくも土地の高い国では、置いておくことそのものが大きなコスト。
二度と使わないものは、極論すればゴミ。
ゴミの所有にコストをかける、これは無駄。
情報も、所有する量が増えれば、本来見つけたかった情報が見つけにくくなる。
今後、検索技術が向上してこの問題は解消されるかもしれない。
けれども、少なくとも現状はそうではない。
ましてや、アナログなノートや本に書かれた情報は、見つけるのにコストがかかる。
とはいえ、ノート取る時点で、今後見返すかどうか微妙なものも多い。
とすれば、逆に、ノートに書いた情報をいかに活かすかを意識したい。
今やっているのは、たまにノートを見返して、今後も参照しそうなところをハイライト。
次からはハイライトしたところだけを見る。


●<P.56>『誰でもまねできる人気講師のすごい教え方』(中経出版)の著者、カリスマ講師・多田健次さんの講演会でのこと。
彼は、板書を消そうというとき、まず参加者に設問を与え、その答えを参加者がノートに書いている最中に、一気に消したのだ。
★これ、すごい。
これ、そのままでも使えるワザ。
でも、この考え方は他にも援用できそう。
場面転換とか次の準備をする間、待たせることよくある。
この時間の活用。
待っていることに気づかせない。


●<P.63>ゴミ箱にゴミを捨てるから、荷物が軽くなり、他の消費ができるようになるのだ。
★これも至言。
ちょっと違う方向で考えてみる。
会社でよく言われることに、なにか新しいことを考えてみろというのがある。
なかなか出てこない。
それは、もしかしたら、これかも。
今やっていることをそのままに、何か新しいことと言われても、無理かも。
逆に、今やっていることを強制的にでもやめさせたら、自然と新しいことが出てくるかも。
必ずそうかと言われると、どうだろうとも思うけれども、あながち間違ってないようにも思う。


●<P.111>まず、アポイントに遅れそう、もしくは確実に遅れる場合、遅れることが分かった時点ですぐに電話もしくは携帯メールをするべきだったのだ。
分かった時点でできる限り早くというのが、社会人としての常識だ。
1時間前に「申し訳ありませんが、1時間遅れます」と連絡すれば、相手はその連絡を受けてから2時間の猶予が生まれる。30分前に「30分遅れます」でもいいだろう。それでも1時間だ。
●<P.111>残念な電話は、待ち合わせの時間ちょうど、もしくはそれを過ぎてから、かかってくるのだ。先方からすれば遅れることを電話しているので、それで十分だと思っているのかもしれない。本当に残念だ。こちらは立って待っているしかなく、時間が完全にロスしてしまう。あなたもそんな残念な電話をかけていないだろうか?
★これ、守ってほしい。
アポ、締め切り、遅れそう、間に合いそうにないなら、可能な限り早く知らせてほしい。
締め切りになってできてません、締め切り越えてできませんでした…
相当に残念なメッセージ。
リカバリできる、手を打てばなんとかなる、そんなタイミングを越える前に、連絡必須。


●<P.124>アートディレクター・佐藤可士和さんのマネージャーである佐藤悦子さんが、こうおっしゃっていた。
「コンテンツではなく、タイミングが大事です」と。
★これも至言。
笑いを思い出してみればいい。
なんでもない一言でも、タイミングがはまれば、それは笑いの神様が降りてきたようなボケにもなり、ツッコミにもなる。


●<P.162>そもそも電子書籍と紙の書籍だと、売れるものが異なる。どちらも、文字を読む点は同じだが、この2つはまったく違う体験だからだ。
電子書籍で売れていると公表されているのは、高田純次さんの『適当日記』、岩崎夏海さんの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(以下、『もしドラ』と略す)の2つ。これを例に説明をしたい。
●<P.163>ようするに、持つのが恥ずかしいと思うような本、買うのが恥ずかしいと思うような本が電子書籍に向いているのだ。だから、これらの本は、電子書籍で売れると思った。
★そんなもんかなぁ。
そもそも、本買ってないしな…
しかし、やるな、純次;)



【アクション】
場を共有しているとき、場面転換や次の準備をすることで、例えばプロジェクターにつながっているPCの繋ぎ換えとか、相手をぼーっと待たせていることはないだろうか?
なんらかの手を打つことで、相手に待たされていると思わせないことはできないだろうか?
例えば、クイズや問いかけをする。
アンケートに記入してもらう。
ちょっとしたゲームなんかもいいかもしれない。
その間に、次のセッティング。
こういう工夫で、相手に待っていると感じさせないことができそう。
考えてみる。


【著者】
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編 (Nanaブックス) [単行本(ソフトカバー)]
美崎 栄一郎 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/6897e42c0a2c61dc49e15705068d0fea


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