枚岡神社だより

河内国一之宮
枚岡神社の最新情報をお知らせしていきます

7月15日

2012年07月15日 | 日記
九州をはじめ各地で局地的な激しい降雨による災害が起こっていますが、被害にあわれた皆様方にお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられました方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

6月末の雨により、本殿東側の山で小規模な土砂崩れがあったところの応急処置を施しました。









土砂崩れが起こったあとも、何度か激しい降雨がありましたが、その都度土砂が御垣内に流れ込み池の水が濁っています。崩れた部分の処置は出来ていませんが、水の流れを変えるため土嚢を積んで土砂の流入が軽減すればとやってみました。本殿に流れ込んだ土砂の搬出など、まだまだやることがいっぱいあって追いつかない状況ですが、コツコツ修復していこうと思っています。







お陰で草刈も捗って綺麗になりました。

による災害が続いていますので、梅雨時期に生き生きと活動するマイマイ達に、悪しき水にあわないようにと祈りつつ、いつもありがとうと声をかけてみました。50mくらいの間にいろんな種類のカタツムリを見ることができます。



















これはカタツムリではなくて「ヤマタニシ」でした。





最近、カルガモカップルが頻繁にやってきます。お気に入りの散歩コースに神社の池がはいっているようです。



これは「クモタケ」といって菌類(キノコ)の仲間です。土の中にいる「トタテグモ」に生えます。この時期たくさん見かけます。


そういえば、嬉しいことがありました。行合い橋手前のヤマモモに実がなりました。今年は花がたくさん咲いたので、がなってくれればいいなぁと思っていたところ、見つけました。





たったの2個ですが。一昨年は一個。今年は二個。進歩しました。その後数日間なんどか探してみましたが見つかりませんでした。貴重な種子なので植えてみようと思います。




オニヤンマをはじめ色々なトンボが境内をゆうゆうと飛んでいます。セミも鳴き始めました(少し遅い?)し、生物の活動が活発になるの到来となるのでしょうか。


産経新聞社(ウェーブ産経)さんの企画ですが「夏休みこども歴史教室」を開きますので、参加ご希望のかたは是非お申込ください。お申込はコチラ

同じく産経新聞社ウェーブ産経企画神話で日本を元氣には、当社中東宮司が講師を務めます。会場は産経新聞大阪本社です。どうぞご参加ください。お申込はコチラから  

同じく産経新聞社ウェーブ産経企画枚岡神社で巫女体験研修を開きます。参加ご希望の方は、コチラからお申込下さい

多くの方々のご参拝を心よりお待ち申し上げます


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国旗掲揚推進活動

2012年07月03日 | 日記
 「祝祭日には国旗を掲げましょう!」

   

産経新聞記事より(平成24年6月30日記事)
枚岡神社と氏子地区における「国旗掲揚活動」について書かれています。 

昨年の震災後、今までより尚一層の「国旗掲揚運動」に力をいれだいしてから、少しずつその広がりが見られるようになりました。この反響がどんどん広がっていき、祝祭日には町中に日の丸がたなびき、国民が一体感を深めつつ、人を地域を国を思う心が満ちていくことを希望します。






国旗「日の丸」について(国旗制定記念日の栞より)
 わたしたち日本人の生活は、自然に対し畏敬の念と感謝の気持ちを抱きながら、自然と共に生きる努力をしてきました。そして、人間のみならず、万物を育み生成する太陽()の光を敬愛する気持ちは、なお一層のものがあったと思われます。わたくしたちの国旗、「日の丸」は、この明るく輝き昇る太陽をかたちどったものであります。
 『続日本紀』という古い書物に、「日象」(日像)の文字がすでにみえ〔大宝元年(701年)〕、その後、歴代天皇、諸国大名によって太陽をかたちどった旗が盛んに用いられてきました。外国との接渉がさかんになる江戸末期から国旗としての性格が明瞭に意識され、安政元年(1854年)には「日の丸」が日本総船印として江戸幕府より各大名に布告されました。また万延元年(1860年)には、勝海舟を艦長とする咸臨丸により初めて「日の丸」が海を渡り、そのアメリカにおいても「旭章旗」(日の丸)によって日本の遣米使節団を歓迎し、その時交わされた条約の批准書交換式後、記念に双方から「国旗」の交換がおこなわれました。
 明治の御代になり日本は世界の仲間に入る新しい時代を迎え、明治3年(1870年)1月27日、「日の丸」の旗は日本の国旗として定められ、世界の国々からも認められるようになりました。
 日出ずる国― 古くから日本の姿をこう呼んでいました。そのように朝日が輝き昇る朱赤(国民の熱誠と国家のエネルギー)の姿を白地(正義・平和・純潔・中正・不偏)の中央に表したものが「日の丸」であります。また、日本人が古へより尊んできた「」の精神、始まりも終わりもない円満・平和をあらわし、大自然の摂理のように道理に円く融けあった生活を目標とした日本人の心の表象であるといえましょう。
 わたくしたちの国旗「日の丸」はこのように長い間つちかわれてきた民族の思想と歴史からできあがったのです。
 そして世界のどの国にも国旗があり、その国の思想や伝統的な文化、民族の使命等が托され表現されています。自分の国の国旗を大切にするとともに他の国々の国旗も心から尊重し、国際理解と協調共存につとめましょう。


国旗授与しています。ご希望の方は神社社務所までお申し出下さい。
国旗セット…1,600円(1セット)です。


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文月一日

2012年07月01日 | 日記
本日、午前10時より、7月文月(ふみつき)の月次祭を滞りなくご奉仕申しあげました。



今日も梅雨らしいお天気でした。雨の日は、木々の幹が濡れて黒っぽくなり、色濃く緑に映えて杜が美しく見えます。自然の恵みに感謝です。


 少しまだ先のことですが、本年も9月に第3回目となる「枚岡感謝奉納祭」を執り行います。
その中で、午後7時から日本伝統文化産業近代化推進協議会(平国創生神楽実行委員会)により奉納される「平国創生神楽」では、当日神楽に奉仕してもらえる子ども達「神楽っ子」を募集されております。対象は、3才から小学6年生までの男の子女の子。参加を希望される方、また興味をお持ちの方がおられましたら、下記チラシ内のお問合せ先までご連絡ください。



今年も色々な奉納が予定されております。どうぞお楽しみに!


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宮司よりひとこと

2012年07月01日 | 宮司よりひとこと

           
                森 と 命 の 水

 生物にとって欠かせないは、神聖で霊力があると信じられ、太古から禊(みそぎ)が行われてきました。禊は水の霊力によって心身が生まれ変わり、健康で清浄な心を取り戻し、内なるみ魂を活性化させるための神事です。黄泉の国からもどったイザナギノミコトが、川で禊をした結果
アマテラスオオミカミさまがお生まれになった神話は、水の霊力を物語っています。

 「産湯(うぶゆ)」という言葉は、この世に生まれたばかりの不安定な赤子の魂を、活性化させる禊の意味があり、人が亡くなる際の末期の水も、水の霊力による再生、を願う儀礼でした。このように水には不思議な力があることを、私たちの祖先は感性で捉えていたのです。

 今から46億年前に地球が出来、8億年たって一つの生命体が生まれたと言われていますが、宇宙から彗星が生命体を運んできたというのも一つの仮説です。私たちの体にある遺伝子は、細胞が新しくなるたびにコピーされています。これが正しくコピーされるのに、水が大きな役割を果たしているといわれています。

 このように生物にとって命ともいえる水の水源が山や森であって、その湧き出る所に神々を祀って、聖域として大切に守ってきたのが、先人の大いなる智慧なのです。そのお蔭で私たちが生かされているのですから、祖先に感謝し、自然に慈しみの心で接するのは当然なのです。その大切な命の水が、蛇口をひねると簡単に手に入るようになって、人々が感謝の心を失ってしまったことは、とても残念で、神さまご先祖さまに申し訳ないと思うのです。

                    枚岡神社 宮司 中 東  弘     


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