太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

私はスバルのフォレスターで動き回る

2008年06月08日 | Weblog

「Y新聞の記者から『市長の車』について電話で問い合わせがあったんです。何なんですかね」
過去、Y紙には他紙と比べてずいぶんといやがらせ?をやられた経験があるから「その延長かな」とかんぐったようだ。なぜ、そんな問い合わせをしてきたのか真意はわからなかったようだ。
今日の新聞をみて(私は一連のいやがらせ?的報道以来、Y紙は読まないことにしている)、「ひょっとしてこれかな」と直感した。

 

「知事が公用車に5000ccのレクサスをレンタルで使う。その費用が5年間で1,000万円」という記事。「この関連ではないか」と思った。
そして、となりに「過去最大 赤字25億円」県立病院の記事があった。
赤字を出しながら5000ccとは・・ということだろうか。

 

私の公用車はスバルのフォレスターだ。以前はレガシーに乗っていた。
13年前に購入したニッサンのインフィニティはお客様用で普段は車庫に寝ている。遠距離にたまに使うこともあるが年に2,3度あるかないか。バッテリーがだいじょうぶかどうか、心配である。
13年間でレガシーからフォレスターに乗り換えたが、それが良いか悪いかは市民の判断。
公用車を購入するとき考えるのは、先ず「地場産品」であるスバルであらねばならないということ。購入先はどこでもいい、とにかく地元にあるスバル車であること。
フォレスターにしたのは私が「動く広告塔」になるという考え。

 

そして、自分で運転するということが大切だと思ってきた。
よく見る光景だが、運転手を待たせて酒席で一杯やっている首長がいる。それがどうの、というつもりはない。市民の先頭に立って仕事をしている大切な体、それを守るのが職員の仕事。
県議のときは酒を飲むこともあったが、市長になってきっぱりやめた。自分で運転すると決めたからだ。でも、年に1,2度は飲まなければならないときもある。それはタクシーを呼べばいい。別に、おかかえ運転手でなければいけないという理由はないのだ。
タクシー券というのを用意してあるのかないのか、それも知らない。使ったことがないからだ。
私が自分で運転するようにしたら、副市長も教育長も運転は自分でしている。議長までがそうしている。迷惑をかけているような気もするが、慣れれば何ということもないみたいだ。
「一人二役」が行革の柱のひとつだ。他の自治体と違うのは率先して二役をこなすのがあたりまえになっていることかも・・。結果として、億単位の経費節減につながっている。

 

「事故があったらどうするんですか」
それは自分の責任で処理すればいい。運転手が事故を起こすなら問題がない、ということはない。どちらだって、ミスはミスである。
前橋などに行くと「一般の方はあちらに駐車してください。ここは来賓の方が駐車するところです」と遠い駐車場に誘導されることもあった。別に、腹も立たない。健康を思って誘導してもらったと思えばいいのである。

 

「歳だから運転手をつけたほうがいいんじゃないか。仕事もいっぱいのようだし・・」
昨日の懇親会でも知人からアドバイスを受けた。
「運転手をつけなくては市長が務まらなくなったら、それは私のおしまいのときですよ」
そう答えた。
これからもフォレスターであちこち動いていく。


最新の画像もっと見る