太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

無料化実験、パフォーマンスですか

2010年06月28日 | Weblog

「高速道路の無料化実験がはじまる」というニュースである。
選挙前、しかも自民党が強そうなところ。参議院選挙が終わってからにすればいいのに、それじゃ民主党らしくなくなっちゃうのかな?
市民が「得したあ~」と思うことは選挙前に、典型的なのは「子ども手当」もう現金を手渡している。富山県のある町の役場前、子どもが一万円札を広げてうれしそうな顔写真。子どもが手にしているくらいだから裕福なご家庭なのだろう。上毛新聞にでていた。
「その見返りは、坊やたちが大人になった頃になればわかる」のに。
高速道路無料化実験は「得したあ~」その一環ですから選挙前です、当然。

 

「損したあ~」というのは選挙の後に。消費税もそうですし、たばこの値上げは選挙後、配偶者控除は凍結ですか?扶養者控除は選挙後ですね。そういった類のものは選挙後に実施です。

 

データも何もないので言うのは、はばかられるのだが、人間の移動の総量は同じではないですか。大阪?ではフェリーが廃業になってしまうというのがあります。それは高速道路が安くなったり無料になったりする影響。新幹線だって高速道路と相関関係にあるんじゃないかな。
とすると、社会実験は田舎で車が走らないようなところ、自民党が強いところなんかでやるべきじゃない?
どんな社会的な影響があるか、低炭素化社会にどんな効果を持つかなどを「効果測定」のテーマにすべきですよ。ならば、そこそこに都会で「無料化の実験」をやるべきじゃないですか。たとえばどこかって?『太田』しかないじゃないですか。

 

「東日本高速道路株式会社」は企業だよね。会社でしょう?そこの社長はなにやってるの?という感じ。無料化にするのにも何にも顔を出さない。いるの?いないの?
資本家は前原大臣かもしれないけど、勝手に決められて無言を通すってのも大変なこと。社長、辞めちゃって国営に戻すべきではないんですか。郵政だって国営になっちゃうんだから。
また、自民党になったら民営化すればいいんですよ。

 

国鉄なんか民主党が強くない時期に民営化しちゃってよかった。あの頃は労働組合が強くて、赤字で赤字で・・。事業仕分けなんかしなくても民営化してしまった。今、駅員なんかサービス精神旺盛ですよ。駅なかはまったく変わってしまった。駅のなかにまちができている。
自民党の民営化路線が正しかったんです。
NTTだって民営化してよかった。どんどん企業は拡大して、すばらしい企業がたくさんできた。郵政公社だって日本電信電話公社だって同じようなもの。郵政民営化が後戻りしたらNTTのようには発展しないと思うよ。社長は大蔵省の天下りだし・・、こりゃ、最悪だ。

 

とにかく、企業の社長が物を言う前に前原大臣がみんな決めちゃうんじゃ企業じゃない。
せっかく民営化したのだから「無料」か「有料」かは自分で決めたらいいんじゃないか。お客様目線で。
民主党もいかに資本家であっても、いずれは国鉄の転進のように見守るのがいいんじゃないですか。「それじゃ、票にならない?」そうですね。

 

無料化実験を車の走らないようなところでやっても「コスト&ベネフィット」なんてできっこない、そう思います。


 


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