支笏湖の自然を満喫しよう!

支笏湖の自然を紹介するブログです。

霧の中の登山

2007-09-19 12:28:25 | Weblog
紋別岳に登山へ行ってきました。
中腹から上は、雲の中となり霧の中の登山となりました。
霧がどんどん濃くなるにつれ、途中で引き返そうかと弱音を吐きながらも、あの花の開花状況を確認したく自分の尻をたたきながら登りました。
エゾオヤマリンドウが登山道脇の斜面にポツポツと咲き、「登ってきたかいがあったよ」と、一人この花に癒されていました。この花は、紋別岳に数多く咲く花の中で、最後を飾る花です。
霧の中の登山も神秘的でした。

【9/18 紋別岳で確認できた花】
エゾオヤマリンドウ、エゾトリカブト、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、ミミコウモリ

カラスの親戚

2007-09-13 14:41:19 | Weblog
「ギャー ギャー」
この声を聞くと、懐かしく思います。
この声の持ち主はカケスさんです。冬は、おなじみの鳥ですが葉が茂り始めると声も姿もあまり見られなくなり、葉が色づき始めるとセンター周辺でも見られるようになります。
白いパンツを履いたような、ずんぐりとたした体。ちょっと下品な声。実は、カケスはカラスの親戚です。
この鳥が頻繁に見られるようになると、冬はすぐそこまで来ているんだなと感じてしまいます。

【今朝、確認できた鳥】
ゴジュウカラ1羽、ハシブトガラ2羽、シジュウカラ1羽、コゲラ、アカゲラ3羽、カケス、アオサギ1羽、キセキレイ1羽、ヒヨドリ2羽、アオバト

入ってますよ。

2007-09-12 12:57:45 | Weblog
なにやらススキの葉に怪しい物が作られていました。
「もしも~し。誰か入っていますか?」と、そのススキの葉を見ていると。
「入ってますよ。」と、一匹のクモが中に入っていました。
日当たりの良い場所では、ススキが群落をなして生えています。
ススキの葉のあちらこちらに、クモが巻いたと思われる物がたくさんありました。
完全に密閉されており、完成度の高い物が作られています。
失敗した物は、中にクモが入っているのが隙間から見えます。
1つ開けてみると、中から親クモ1匹とクモの赤ちゃんが気持ち悪いぐらいうじゃうじゃ入っていました。
こうやって、無防備なクモの赤ちゃんを育てているのだと新しい発見に酔い浸っていました。
この手作りのススキの葉が、クモの赤ちゃんのゆりかごになっているのでしょう。



女心と秋の空

2007-09-05 14:02:26 | Weblog
9月に入りとたんに天候が安定しません。雨かと思いきや晴れたりと、予報出す側も頭を悩ませているところでしょう。「女心と秋の空」こんな言葉が合うようです。
先月は、支笏湖周辺では18日間晴れて天候に恵まれました。今日の支笏湖は、山は見えていますが、空はどんより鉛色です。抜けるような青い空になるには、来週以降までお預けです。
葉が色づいている木が目立ち始めました。紅葉が進むにつれ、春の芽吹きとは違い、なぜか切なくなります。葉が散ると、長い長い冬の訪れです。
「葉っぱよ、散らないで~」