華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

2月 専修会 文人華 『吉報君友』(きっぽうくんゆう)

2017年03月14日 | Flower
2月 専修会 文人華 『吉報君友』(きっぽうくんゆう)

『吉報君友』(きっぽうくんゆう)



文人華のなかでも盛物

吉を柑橘に通じさせて
君を四君子の蘭に通じさせて

尊い友に吉祥を贈答し味わってもらう意味です。
一年に一番いい眺めをあなたに是非味わって頂きたいという思いを込めて



柑橘類と蘭(シンビジウム)を取り合わせます。


春の参考花













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いけばな教室 2月 桃の節句

2017年02月28日 | Flower
いけばな教室 2月 盛花  

桃の節句


菜の花
フリージア

桃の節句、上巳の節句
桃がほころぶ頃、女の子の成長を祝う節句です。


季節は立春 
春一番が吹くころ
旧暦では新年の始まりと考えます。

初午 立春すぎの午の日、稲荷詣で
田の神、山の神に豊作を祈ります。













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2月 専修会 生花 七曲

2017年02月14日 | Flower
2月 専修会 生花 七曲

三才格の本意をしっかりと学んだ後に、自然によってさまざまな形に伸びた美しい枝の形を
活かした七曲にたどり着きます。



山茱萸で七曲を活けました。



参考花

荘厳華






りんりん



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いけばな教室 1月 盛花 右・左盛体 

2017年01月26日 | Flower


右盛体・左盛体は体となる青文字の枝ぶりをみて決めます。

暦は大寒、三寒四温の日々が続きますが、地中では陽の気が満ち溢れ、確実に春が近づいています。
寒い中に凛と咲く水仙の美し姿があちこちで見る事が出来ます。
そんな初春の野辺の姿を水盤に活け表してみました。

・青文字(あおもじ)
 レモンの様な香りを放ち殺菌作用がある爪楊枝の原料ともなる。精製した油は石鹸や香水の原料ともなる。

・水仙  
 ナルシストの語源となったナルキススの属名はギリシャ神話から由来する
 可憐な姿の奥に毒草の顔も持つ。

・スイトピー
・ドラセナ










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1月 専修会 瓶花 乱成体

2017年01月15日 | Flower
1月 専修会 瓶花 乱成体

瓶花の中でも最も動きのある花態です。
異なった体を三つ以上有しそれぞれの枝に強弱、抑揚をつけて
足元をまとまりをもって仕上げます。
ユーカリの動きのある枝を自由に活かしながら仕上げて行きます。

ユーカリ
薔薇
フリージア
ルスカス




参考花 両成体



節分の花



盛花 右盛体 山茱萸

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11月 専修会 景色いけ 森林の景

2016年11月21日 | Flower



当流には日本の多様な自然の景色をいけばなで表現する 景色いけ 七景 があります。
それらは山から海まで流れ出る生命の源である水の変化、水辺の景色を活け表します。

深山の景
森林の景
野辺の景
池水の景
沼沢の景
河川の景
海浜の景

今回はその一つの森林の景を学びました。
水源から流れ出た清流が合流して山湖に生まれ変わります。
森林の景色が水面に反転する美しさを幻想的に見せ、山湖の静寂を表現します。

伊吹 杉 (杉は直(すぐなる)き、まっすぐな木 の語源があります)
躑躅(つつじ)
小菊(白)
梅の古木



湖畔の立ち枯れた林が倒木となり苔むします景色を梅の古木で表します。
倒木に種が落ち、また新たな生命が生まれる土壌となります。古木の周りには杉の新芽を用いそれを表現します。
躑躅などの低木で景色に変化をつける場合も後方に下の方の葉が大きく古い枝を用い遠景を表現し、
水盤の前方には枝先の新芽を使い近景を美しく変化をつけます。
この様に“景色いけ”には自然の営みを観察、理解し、細かなところまで再現して活ける楽しみがあります。



参考花 景色活け想い花 瓶花枇杷 りんりん 葉蘭







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10月 専修会 生花 葉蘭

2016年10月19日 | Flower

生花 三才格 (七枚活け)

いへばなは葉蘭で始まり葉蘭で終わると言われます。
生花の花形を理解するには適切な花材です。
簡潔な美しさを表します。その中に『出生』『法格』『礼儀』が守られています。
いけ方変化は無限に広がり

また葉蘭は古くから庭に植えられ、料理を包んだり仕切ったり食卓にも上り、日常に有用されてきました。

葉の中肋(ちゅうろく)で左右の幅で陰陽に分け葉先を溜め表情を付けます。



秋の参考花











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いけばな教室 9月 瓶花 直成体

2016年10月06日 | Flower

黍の直生する姿を美しく瓶に活けあげます。

パープルマジェスティック(黍の仲間)
吾亦紅(吾木香)ワレモコウ
コスモス(秋桜)

黍=団子や粥にして昔から食用として用いられていました、時代が変わり、五穀=米・麦・粟・豆・黍は健康の為にいただく人が多い。

吾亦紅・吾木香=われもこう 古くは源氏物語にも登場します。日本・中国・朝鮮半島・シベリア、遠くはアラスカにも原生します。
日本の秋を代表する花です。

秋桜=コスモス 言わずと知れた日本を代表する秋の花です。








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9月 専修会 瓶花 

2016年10月06日 | Flower


木苺・竜胆・ヒペリカム

斜成体 横留

瓶花とは一枝の美しさを表すもの

その言葉に心に活けてみました。



秋らしい参考花も一緒に






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いけばな教室 7月 瓶花 斜成体

2016年07月25日 | Flower


令法(リョウブ)
  初夏に花を咲かせ結晶化しない上質のハチミツにもなるといいます。若葉は山菜にもなるといいます。名前の由来は救荒植物に法で定められたからともいいます。

クルクマ (クルクマシャローム)
  タイ・カンボジア原産 ウコン・ショウガの仲間で根がカレーの材料になる。日本では江戸時代に渡来し、大阪花博で人気が出て観賞用として 
親まれています。

撫子(なでしこ)
  秋の七草の一つ、古くから和歌に詠まれたりして可憐さで愛されてきました。

これらの花材を瓶花に涼しげに活けます。
観る人に涼を感じてもらえれば、それが華人の幸せ。



季節の言葉
7/22~24は二十四節気 では大暑(たいしょ)ここまでが四季では夏
この後、立秋となり秋へと移って行きます。
土用とは年四回、各季節にあり立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間をいいます。
夏の土用の丑の日が重視されていて、一年で一番暑いとされるこの時期をうなぎを食べたり、柿の葉の薬草に入ったりして
夏バテを防いできました。

夏の節句では七夕がありますが、星に技芸の上達を祈る『乞巧奠(きこうでん)』という宮中行事がはじまりです。
それが笹の葉に短冊で願を込める現在の形になりました。







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いけばな教室 6月 盛花 立盛体

2016年06月21日 | Flower
いけばな教室 6月 盛花 立盛体



粟(あわ)
向日葵
カンガルーポー
モンステラ


五穀(ごこく)とは米・麦・粟・豆・黍
お米の代わりに粟や黍を食べたという昔の時代を経て今や健康ブームで好んで食べられています。

当流の伝書に禁忌二十八箇条というのがありまして。
いける事を禁じられているもの、いけても美しくないもの、美観を損うものを二十八箇条指示しています。
それらは、すべては客人をもてなす おもてなしの心使いであり 
客人に失礼にならないようとの心遣いであると思います。

その禁忌の初めに五穀が書かれています。
『人の命を繋ぐ大切の品也』 とのこと。今は粟は生花に出まわる花材の一つでもあります。

しかし、この最後に、独楽(自分が楽しむ)には何をしてもこれ苦しからずとあります。

伝書の書かれた時代から生活様式も草花に対する感覚もずいぶんと変わりました。
私も何をしても苦しからずと新しいことに挑戦していきたいと思います。

五穀の粟が爽やかで凛とした夏の風景に活けあがりました。









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6月 専修会 荘厳華 ~そわか~を用いて

2016年06月13日 | Flower

荘厳華は仏前を荘(かざ)る供養の花として発展していきました。
それを現代社会の生活様式で日常空間にマッチし身近に感じられる様に活ける様に開発された花器が『そわか』です。
その名は 般若心経の中の『蘇婆訶』に由来します。
願いが叶うの意味が込められています。

カラー・アンスリウム・瑠璃玉薊・ブルーファンタジー・レザーファン・ミリオンクラダス
などで地・水・火・風・空・識 の六大の思想を込めた役枝を活けます。





参考花

荘厳華





夏の景色




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いけばな教室 5月

2016年06月13日 | 着物

盛花 左盛体変化Ⅱ

体と用が同方向で水面に張り出る花態です。
体の下の清らかな水際を美しく活けます。

初夏~盛夏にかけてのいけ花は観る人に涼を感じてもらうことが大事です。
花器の色を白や水色にして見た目も涼しく活けてみました。

擬宝珠(ぎぼうし)
カラー
ブルーファンタジー

ハート形葉が、擬宝珠、宝珠に擬(なそられ)えたものに似てる為名づけられた。
宝珠とは仏教であらゆる願いかなえられる玉(如意宝珠)で、橋の欄干などにも施されています。
武道館の屋根の大きな玉ねぎも擬宝珠です。
初夏に白や紫の花をつけます。庭の下草としても愛好される。













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いけばな教室 4月  花水木

2016年04月07日 | 着物


薄紅色の可愛い君のね~~♪

花水木(はなみずき)
トルコ桔梗
ドラセナゴットセフィアナ

4月上旬から5月まで可憐な花を咲かせる花水木。
原産はアメリカ、大正4年に東京市長がワシントンに桜を贈った話は有名ですが
そのお返しに日本に送られたのが最初だと言うのは知る人ぞしるお話しです。
水木の中で花が目立つことからこの名前が付けられました。
春のは花も素敵ですが秋の実。紅葉も美しい事で庭木としても人気があります。
そんな花水木の枝ぶりと枝の活かし方に気をつけながら、盛花に活けあげます。
花態はそれぞれの枝ぶりで決めて行きます。
花水木の花を引立てる様に淡い紫のトルコ桔梗を取合せてみました。
足元をドラセナゴットで引き締めます。








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3月 専修会 心粧華 

2016年03月16日 | 着物
心粧華 は才の花・祈り花・想い花
植物の持つ固有の形状・色彩など本質的な美しさを充分にみつめそれらを尊重しながら
未来の感覚にふさわしく、新鮮な感性で表します。



花器との取り合わせでもまったく印象が変わります。

授業ですは、想い想いの花器にそれぞれの作品を入れて行きました。
同じ花材なのに作品それぞれに個性があり、活けるのも観るのもとても楽しい。



水仙
アネモネ
ポピー
フリージア

菜の花
ミモザ
ポルポジウム

























参考作品にはチーリップの生花 三才格



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