南相馬市から１１月１日夜

『霜月』

いよいよ、霜月です。

霜が降りてくる、降り始める、で、霜降り月だそうです。

または、１０月　上の「カミ」の月に対して「シモ」下の月からとも呼ばれたそうです。

まったく知りませんでした。

すぐに　年末　年越しです。日頃うっかり生きていることを実感する時期です。

気付かされるのは「報恩講」。

今年は１２月４日から準備で、６日火曜日が「報恩講　満中日法要」です。

３１日には、お寺で除夜の鐘、初鐘・お汁粉、お屠蘇　が振る舞われます。

毎年のことですが、来るのが早く感じてきています。

農家の方が話していましたが、お米を毎年作っているが人生でお米を作る機会は　あっても５０回から６０回ぐらい、その内に満足出来るお米が何回出来るだろうか？

と、話していたのを、最近　よく思い出します。

ものごころつき始めて　人生を歩むようになって、何回　年末　年始を過ごせるのか。

数えても多くはないはずです、貴重な時間を　つい　うっかり　過ごしている人生です。

ただ、震災後　思うのは、日々　同じ日常　同じルーティンで働く、自分のできる範囲で頑張る、ことこそが健康で長生きできる秘訣かなと思っています。

高望みはしないで、身の丈にあった生き方を、そして少しずつでいいから背伸びもしてみて成長して行く人生を歩みたいものですね。

孫の釉月が面白くなってきています。親のときには余裕がなく見られなかったことが、孫では余裕を持って見られるのか、成長する、している姿が面白いです。

どんな大人になっていくのか楽しみですね。

それにしても宿題が多いように思えますが、どうなんでしょうね？要領が悪いのかな？

どうも、ギリギリ　切羽つまらないと　実力が発揮出来ないようですが、なんだかんだと言っても出来ているから不思議な子です。