スイス公文学園 (KLAS) を知りたい!

スイスの日本人学校の国語教師が
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スイスからの「生の声」をお届けします!

最後のスキー&スノーボード

2017年03月02日 | 日記
本日、レザンは快晴!
昨日までの3日間、Vaud 州地方には雪が降り続いていました。

ということは、
生徒たちが待ちに待った、
今季2度目のスキーデイ!
(前回のスキーデイの模様はこちら→ 2月10日「アルプスの少年少女」

来週は定期試験1週間前ということで、
スノー・アクティビティーはありませんので、
学校の公式活動としては、
今日が最後のスキー&スノーボードです。

スイス・アルプスでスキー&スノーボードに興じる時間。
KLAS を卒業した後には、
そのような機会を、一生持たない生徒も数多くいるはずです。

そう考えると、多くの高校3年生にとっては、
「人生最後のスイスのゲレンデ」
ですね。

私も生徒と一緒に、今年最後の雪山を満喫してきます!

















Le croissant 三日月

2017年03月02日 | 日記
「君がいない夜だって
そう No More Cry
もう泣かないよ
がんばっているからね、って
強くなるからね、って

君も見ているだろう
この消えそうな三日月
つながっているからね、って
愛してるからね、って

三日月に手を伸ばした
君に届け、この想い」


ずっと遠距離恋愛の歌だと思っていましたが、
今日のレザンの三日月を見て、ふと思いました。
これは、離れて暮らす、全ての人々の心の叫び。

15歳〜19歳の若人が暮らす欧州の全寮制学校では、
「三日月」の意味が本当によく分かります。



ひとり残らず舌鼓

2017年03月02日 | 日記
本日のKLAS、
昼食時の生徒の幸福感は最上級でした。
月に1度の日本食が提供されたのです。
以前にもお知らせした通り、
本校の「食育」は欧州暮らしを強く意識したものですので、
1月24日「和食 in Europe」 参照)
シェフの粋な計らいでひと月に1度供される和定食に、
職員・生徒、ひとり残らず舌鼓を打つのです!





桜 三月

2017年03月02日 | 日記
KLAS が15周年を迎えた際に卒業生から寄贈され植樹した桜の木。
10年以上が経過していますが、
なかなか大きく育たないのは、
標高1300 m の乾燥と気温の低さが原因でしょうか。




満開の桜のない春は、
日本人にとってはこの上なく寂しい。
スイスへ移り住む前には周りに当たり前にあったものを、
身近に見ることのできない生活は、
経験してみると、けっこう切ないものですね。

生徒の中にも同じ思いがあるのかも知れません。
レクリエーション委員会が毎月作ってくれる「Birthday Poster」の3月版は、
ご覧の通り、満開の桜をモチーフにしたものとなりました。
「春遠からじ」の思いから校内に咲いた満開の桜。
生徒の中に芽生え育つ「やまとごころ」に、
ちいさな幸せを感じている国語教師なのであります。