サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

マニキュア

2004-06-27 09:37:22 | 外国語
「マニキュア」でGoogle 検索すると、73600件ヒットします。
しかしながら、
「マニュキア」 2540 件
「マニュキュア」3370 件
のヒットもあります。

これは、外来語が日本語化する時の独特の音の変化によるものではないかと、語学友のみなさまの中の、音声学に詳しい方に質問しようと思ったのですが、Google 全体で検索すると
「manicure」 644000 件
「manucure」 58100 件
とあり、どうも、外国語の時点で既に間違って(?)いたようです。

私はイタリア語が専門なので、mani (mano (手) の複数形) + cure (cura (手当て) の複数形) というのがしっくり来るのですが、当然イタリア語のページでは、
「manicure」 23900 件
「manucure」 59 件
と、圧倒的に、manicure

ところが、フランス語のページでは逆転して
「manicure」 3630 件
「manucure」 39500 件
となります。

ですから、日本語のカタカナ表記も、どの国から輸入されたかによって、変わったのかもしれません。
お茶も中国南部ではティーと呼ばれていて、北部ではチャーと呼ばれていたとか。

研究のテーマとして面白そうですが、どなたかいかがでしょうか。


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