先日、タクシーを止めようとしたとき、ふと無意識に上がった人差し指。
これ、アフリカの習慣が抜けきれていないのだ。
おやおや。
マダガスカルの学校などでも授業を行っていたことがあり、そのときに子どもたちを
当てると、みんな勢いよく人差し指を強調して手を挙げるのだ。
日本は5本の指を上げる。手の平を開いて上げる。
アフリカでは、人差し指だけを突き上げて手を上げる。
この習慣、意外と癖になっている。
レストランに行って、ウェイターを呼ぶときなどにも人差し指を上げる。
これも未だに日本でやることがある。
そんなことを知らない友人に「なにそれ?」と、人差し指を指さされたことがある。
流しのタクシーを止める時ももちろんそうだった。
その習慣がマダガスカルを離れてもう1年以上経つというのに出てしまう。
「あっ?!」と思いながらもなんだか嬉しい。
またいつの日か、アフリカに戻る日を想いながら……