漢字を学び心を育む

2回目のチャレンジで漢検1級に合格。
現在、ペン習字に傾倒。
硬筆書写検定1級が欲しいです

歩 と 豆

2014-10-19 18:08:45 | 2級:全般
JR千歳駅


 1級を勉強していて恥ずかしい話ですが、常用漢字を書き間違えてしまいました。私にとっては、特に珍しい事ではありませんが、恥を忍びここに公開したいと思います。きっと2級からやり直さなくてはいけないとも思います。
北海道の空の玄関口である新千歳空港にほど近い「千歳駅」。毎日JR通勤で乗換えする駅です。
どのような間違いをしたかというと、歳の字の「戊」の中に「示」を書いてしまった。どうしてこの字は「神」に関係してるかもと。実際は、上の横棒が一本余計ですね。では、示の横棒が一本ない字は何を表しているのでしょう。



サイ、セイ
とし、とせ、よわい



【解字】形声 步+戌(音)。步は、あゆむの意味。音符の戌(シュツ)は、まさかりの象形。
    まさかりでいけにえを裂いて一年ごとに祭る儀式から、みのり、としの意味を表す。
    步は、一年が終わって次の年へと歩むの意味から付された。常用漢字は省略形。

  1. 星の名。木星。
  2. とし。
  3. 穀物のできぐあい。
  4. としごと。毎年。
  5. その年の運勢。としまわり。



  の旧字は、 です。

  さらに、

  の旧字は、 です。

※上の2つは、常用漢字(当用漢字)が制定された時に簡略化された字です。




旧字を分解して、步と戌を色分けしてみると大変分かりやすいですね。
参考までに、旧字の步を使っている1級配当漢字は、嚬 顰 蘋 陟 騭 の5字あります。


これと似たような字で、同じく常用漢字に「戚」があります。


セキ
みうち、いた-む、うれ-える



【解字】形声 戉+尗(音)。戉は、まさかり意味。音符の尗(シュク)は、豆の象形。
    豆のように小さなまさかりの意味を表す。また、尗は弔に通じ、いたみうれえるの意味を表す。
    また、いたみいたわる心の通いあう親族の意味を表す。

  1. おの。まさかり。
  2. 儀式用の武器で木製、おの型をしたもの。「干戚」
  3. うれ-える。いた-む。かな-しむ。「哀戚」
  4. したしむ。
  5. みうち。妻の身内。転じて親族。「親戚」
  6. ひきがえる。
  7. せまる。せばまる。また、ちぢむ。
  8. すみやか。



この字は、「戊」の中は「尗(シュク)」になりますね。「尗」は、豆を表しています。2つの字を混同した訳ではありませんが、うろ覚えだったのでしょうね。「戊」の中に入る文字としては、「歳」と「戚」しかないのかもしれません。



今回は、恥ずかしさを紛らわすために、このような解説を・・・・。
恥をかいたついでに確り覚えたいと思います。 というか、もう間違えないでしょうね。



--
最後に、以前の記事でも書きましたが、外側の部分についても間違えやすいので再掲。


  ジュ  まも-る
 会意。人+戈。戈は、ほこの象形。人がほこを持って守るの意味を表す。

  ジュツ  いぬ
 形声。戊+一。戊は、ほこの象形。一文字にほこでたつの意味を表す。

  ボ  つちのえ
 象形。おののような刃がついた、ほこの形にかたどる。借りて十干の第五位。

  エツ  まさかり
 象形。大きなおのの象形で、まさかりの意味を表す。




ひと安心

2009-07-10 14:25:52 | 2級:全般
  
  
  
本日10時 Webで2級の合否結果が速報された。


結果は・・・・・ 「合格」


まずは、第一関門クリア。

合格だけど点数が気になるところ。

最低でも180点以上とらないと準1級は厳しいだろうね。



でも、せっかくだけど準1級の受検は再考します。

別に自信がない訳ではない。

気持ちが全く乗らないのです。



2級の自己採点は「187点」

2009-06-26 08:34:00 | 2級:全般
朝8時~8時40分まで恒例のドトールでの朝レン。

今日は「表外読み」ばっかり。
何となく「当て字」っぽい。でも何とかなりそう。

今日、2級の解答が送られてきた。
やはり自己採点は、「187点」。
書き損じがあったとしても180点はクリアしてると思う。
うん、大丈夫。

今は準1級をどうやって合格するかしか頭にない。








恥ずかしいけれど、2級で間違えた箇所・・・

【読み】マイナス1
 醜聞 「しゅうぶん」 を 「しゅんぶん」


【部首】マイナス2
 釈 「釆(のごめ)」 を 「米」
 者 「老偏(者の日がない字)」 を 「日」


【熟語の構成】マイナス2
 擬似 「同じような意味」 を 「反対語」


【同音・同訓異字】マイナス4
 ふしん  「普請」を 「譜請」
 せんぱく 「浅薄」の薄の字の「`」を忘れた。

【漢字と送りがな】マイナス4
 かもす  「醸し」 を 「醸す」と書いたと思う。^^;
 もしくは 「若しくは」 を 「若くは」



------
 君が対処できる問題ではない。



【答:そもそも】

動機

2009-06-20 00:00:00 | 2級:全般
「キッカケ」は何もなかったけれど、突如漢検を受験してみようと宣言する。
もともと、国語は得意の分野。本を読むのも好きだったので漢検はいつか受検してみたいと常日頃思ってはいた。
では、まず何級から挑戦か。
漢検HPとかで調べてみると、どうやら社会人なら最低2級からかなと漠然と感じる。で...

すぐさま問題集を購入し勉強に取り組む。

 ◆漢字学習ステップ(日本漢字能力検定協会)1,200



勉強以前は高校まで習得する常用漢字が範囲なので社会人は当然合格するだろうと私も少し高を括っていた。
しかし、これがとんでもない勘違いであることに気付くのにそう時間は掛からなかった。

・読みは勉強しなくても、ある程度とれるのは国語に自信のある人は同じだと思う。
・部首と4字熟語は、日常生活における修得だけでは絶対無理。

これではヤバイと思い、すぐさまテキストを追加購入。

 ◆漢字検定2級 頻出度順問題集(高橋書店)1,000



これが自分にとってはかなり力がついた。
(頻出という漢字が読めなかったのは秘密です)

しかし、過去問を遣らないと不安なので更に追加購入。

 ◆本番形式漢検試験問題集2級(旺文社)750




思い立った5月17日~6月21日までの34日間で勝負を賭けた。