福見友子
（ふくみ ともこ 1985年6月26日）
茨城県出身 2段 土浦日大高→筑波大在学中(4年)
2002年4月、高校2年で出場した、全日本選抜体重別選手権48kg級の一回戦で、当時65連勝中、対日本人12年間無敗で、怪我のため9ヶ月のブランク明けだった谷亮子（当時・田村）と対戦し、大内刈りで効果を奪って勝利した。
2006年に、全柔連の指定強化選手Bに選考された。2007年4月、全日本選抜体重別選手権48kg級の決勝で、出産のため2年ぶりの復帰となった谷と再び対戦し、出足払いで有効を奪って勝利した。しかし、実績を重視した全日本柔道連盟の意向で世界選手権代表には選ばれなかった。
谷から、公式戦で2度勝利した唯一の選手である。
戦績
・2001年 - 全日本ジュニアで優勝
・2003年 - オーストリア国際で優勝
・2003年 - 全国高等学校柔道選手権大会で優勝
・2004年 - 福岡国際で初優勝
・2005年 - 全日本学生体重別で初優勝
・2006年 - 全日本学生体重別で優勝（2連覇）
・2006年 - 福岡国際女子柔道選手権大会で優勝
・2007年 - ドイツ国際 2位
・2007年 - 全日本選抜柔道体重別選手権大会で初優勝
・2007年 - ユニバーシアード 優勝
出典:Wikipedia
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| 女子48㎏級 | 谷 亮子 | 福見友子 | |
|---|---|---|---|
| 2007. 4.12 | 全日本選抜柔道体重別選手権大会 | 2位 | 優勝 |
| 2007. 9.13 | 第25回世界柔道選手権大会 | 優勝 | 出場権なし |
| 2007.12. 7 | 嘉納治五郎杯東京国際柔道大会 | 出場辞退(右膝けが) | 5位（敗者復活負け） |
| 2008. 2. 9 | フランス国際大会 | 静観 | 5位（敗者復活負け） |
| 2008. 4. 5 | 全日本選抜柔道体重別選手権大会 | ？ | ？ |
昨年の全日本選抜柔道体重別選手権大会では谷を破って優勝したが、世界選手権大会への出場は何故か福見ではなく谷。過去の実績を重んじる全柔連が谷を猛烈に推し、国際経験に乏しい福見は結局見送られて悔しい思いをすることになる。リオで行われた世界選手権で谷は見事優勝してしまい北京五輪への切符をほぼ手中にする。北京五輪での金メダル獲得が至上命題である全柔連にとって、国際大会である世界柔道で優勝したという事実は非常に得点が高く印象もすこぶる良い。
福見にとってこの劣勢を挽回するためには、「嘉納治五郎杯」と「フランス国際大会」での”優勝”が最低条件。そして僅かに残されている可能性を信じ最終選考大会となる4月の全日本選抜柔道体重別選手権大会に全てを懸けるはずであった。そう、文句なしに谷を破って優勝し北京への切符を手にするためには。
だが、谷という巨大な壁に立ち向かう前に福見は自ら躓いてしまう。嘉納治五郎杯では準決勝で宝真由美に敗れ、敗者復活の3位決定戦でも山岸絵美にも敗れ結局5位。フランス国際は北京五輪代表の重要な選考材料となる。準決勝でジョシネ（フランス）に投げられ一本負け。そして同じく敗者復活の3位決定戦でも苦杯を舐め外国選手に対する苦手さを露呈することになる。
ラストチャンスである体重別選手権を前にして、悔しいけれど ほぼ決まったと言っていいだろう。
でも福見には意地をみせてもらいたい
谷選手から自身3度目となる勝利を目指して
でも優勝したにも関わらず代表の座を谷に持っていかれた時の選手がいたなと・・・・・・。
それが彼女だったのですね。
「勝敗」と言うのは何処か巡り合いみたいな処もあるのでしょうね。
福見の軌跡見てふっと想いました。
こんばんは。
福見友子 弱冠22歳。
昨年、谷選手を破り優勝しながら代表を逃した時はかなり同情されました。
世論を敵に廻し、谷を日本代表として派遣した全柔連に非難が集中した。
まぁ、その時は福見はまだ若いので次があるから と何となく納得してしまっていた。
しかし、代表は順番で巡ってくるものではない。
可哀想だが福見には、次こそ頑張ってと思うよりほかない。
いつもありがとうございます。
こんばんは。
選手選考の不透明さという点では、女子マラソン・女子フィギュアが双璧。
最近、女子柔道も肩を並べてきた感があります。
一発選考が不可能であるなら、同じ条件下での比較も不可能ということ。
ましてや、裏ではスポンサー・TV局などのよからぬ思惑も絡み合っている。
悲しいかな、オリンピックそのものが、もはやアマチュア精神に則っていないのですから。
優勝なんかしなくていい。
大和撫子らしく背筋をピンと伸ばし凛とした勝負を期待したい。
いつもありがとうございます。
の山岸さしおいてフランス国際の代表に選ばれた。
宝、山岸より福見のほうを高く評価してるんじゃないの？それなのにまた5位ですか・・・宝、山岸もさぞ悔しいでしょうよ。単に福見より谷もそれでしょう。
2年ブランク練習一ヶ月の谷が2年現役バリバリの選手達に対して有効1つだけの負けのほうを。谷ほどの選手を世代交代させるには有効１つじゃ手ぬるいよ。
ジョシネが福見をブン投げたように谷をブン投げなきゃ谷も引退する気なんてなりっこない。現に谷は
もう少し練習すれば大丈夫と思ったそう。世間のバッシングもさほど谷は気にしてなかったそうだし。
山口先生もさあ、いくら谷の事が嫌いだからと言って
あんな文句言わなくても・・・山口先生の教え子も
負けて代表に選ばれた事あるのに。それとこれとは違うか？谷だからか？
コメントありがとうございます。
まず最初に断っておきますが、私の書いた記事は福見選手の応援記事であるということと、決して谷選手を非難しているわけでもないということをを理解していただきたいと思います。
私も福見がフランス国際へ派遣された事を不思議に思っていました。
おそらく全柔連は世界選手権に福見を選出しなかった負い目と今後の期待を込めての選出だったと感じました。
しかし、結果は惨敗でしたね。福見を世界選手権に派遣しなかった全柔連の判断は正しかったのかもしれません。
ただ、谷選手の天下は結構長い。日本柔道のためにもそろそろ新しい選手が出てきてもいい頃だとは思っている。（福見でなくても）
今度の体重別選手権でまた2人の対決を楽しみにしております。
谷は簡単には引退しないと思いますよ。
綺麗に1本で投げられる完璧な負け方しない限り
2人目を産んでも40過ぎても柔道してる気がします
勿論そんなに甘い世界ではないですが。ボロボロ
になるまで柔道をしたいそうです。４８ではないかも
しれませんが。中村美里に期待してたんですが・・
強さと運を両方もつ選手ってなかなか現れない。育てるものかもしれませんが。
ご丁寧にお返事ありがとうございます。
そうですね、引導を渡せるだけの選手は出てくる気配がないので、まだまだ谷も頑張るしかないでしょう。
ライバル国のフランスでは、ポイント柔道から一本柔道への転換を図って成功しているようです。
日本でも強さと運を両方もつ選手が現れる事については、私も期待したいと思っています。
ほぼ、谷で確定した感がある北京五輪。
体重別選手権での谷の試合内容が注目されますね。
ありがとうございました。