YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

峠徘徊ツーリング@北摂。

2017-05-31 20:55:48 | 日記

R9-F(府道)6を南下、F46-F407を北上、R423を南下して天王寺南の峠を越えたところでF732を西進という変態的峠徘徊ルート。

F732堀越峠-R477とF106をクロス、逢坂峠-R173栗栖の道の駅で休憩。

朝9時前に到着したが、駐車場は満車、建物入口には長蛇の列。 朝市の野菜が目的。

列が引いたところで、おっさんも大葉・わらび・実山椒・タマネギをGET。  

キャンピングカーで乗り付けて大量購入してた御仁も。 トヨタ・タウンエースバンベース。 ルーフが展開して就寝スペースになるようだ。

こっちはメルセデスベンツベース。 HYMER:ハイマー社はベンツベースのキャンピングカー製作会社の由。 種車は何なのか想像もつかないが。

 

後方にはバイクも搭載。 SUZUKI FD110LOVE。 タイ国製スズキのホンダカブタイプのビジネスバイク。

HONDA BENRY90。 キャブレター回りがいい味出してる。

 

栗栖からF602西進。 巨大な変電所が出現。 低いうなり音がしているが、変圧器の励磁音で、電源周波数の2倍の120Hzだそうだ。

杉生からF12北上、西峠を越えF37を南下。   

F37は狭いが快適なワインディングロード。

この辺は標高は300-500mと低いが、ピークの稜線のきれいな山が多い。

道端にはやや背の高いタンポポが群生しているが、驚いたことに全部が日本タンポポである。

日本タンポポは、茎の上の花がく(総苞片)が花弁にくっついてるが、西洋タンポポは反り返っている。

  日本髪がストレートで、西洋髪がパーマをかけていると言えば解りやすいだろうか。

有馬富士公園に寄る。  有馬富士はいわゆる郷土富士のひとつだが、標高374mと本家の10分の1。 

F68東進でF12の道の駅に出るが、本日定休日。  道の駅に「多田銀銅山」の案内があったので、少し南下して尋ねてみる。

 鎌倉時代から採掘され、江戸時代に秀吉の直轄領となり、代官所も設けられた由。 

 猪名川町の鉱山案内施設「悠久の館」。  

代官所跡。 

「大金」と刻まれた50cmほどの石。 崩壊しそうである。

  採掘坑道に行ってみる。 「青木間歩」 間歩(まぶ)とは「坑道」の意味。

 

採掘鉱石は、産出量も少なく品位は低いが黄銅鉱・斑銅鉱・方鉛鉱・輝銀鉱・自然銀など。 閉山は何と昭和48年。 詳しくはネット検索してちょうだい。

F12を北上、杉生交差点まで戻ったところで大野山アルプスランドと天文台の標識につられて行ってみる。 F507を西進、入口の看板。

急勾配&ヘアピン道だが、一方通行で対向車が来ないので一所懸命登る。 

ピークの大野山天文台。   ここも本日は閉館日。 残念。

甲南大学のチェレンコフ望遠鏡も近くにあるのだそうだが、道路からは見えなかった。

宇宙からのガンマ線を検出して、ブラックホールやパルサーの研究に役立つらしい。

昼間や雨天時にはデジタルプラネタリウムが稼動とか。  一度見てみたい。 また来よう。

芝生広場でオフロードライダー氏が昼寝中だが、おっさんは先を急ぐ。 

大野山からの下りから下界を望む。 下りはさらに眼が回るようなヘアピンカーブの連続。 何しろ標高差約500mをわずか2km余りの距離で降下する。

杉生まで戻り、F602からもと来た道を逆トレースして帰る。 少々疲れたw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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峠徘徊ツーリング@丹波とYAMAHA SEROW225。

2017-05-28 16:01:12 | 日記

R162周山街道を京北へ。 見出し画像は旧京北町(今は京都市右京区)唯一のコンビニからの田園風景。

フルカスタムのHONDA・モンキーがグロムとのツーリングで休憩中。

フルカスタムと言うより、オリジナルのパーツは燃料タンクくらいしか見当たらない程である。

俗に言う 「テセウスの船」 一歩手前状態。 燃料タンクが唯一、アイデンティティーを主張。 燃料タンクが交換されてしまうと、パラドックスに陥るぞ。

費用と手間はどれくらいか、想像もつかない。 京都市内の黄色ナンバーだった。

F(府道)78を西進、F443未走破の道へ。 狭い峠道を行く。 

峠を越えた直後、眼下に集落が見える。 南丹市日吉町明日谷付近。

F365-F364-先日も来た宇津峡・日吉ダム天若湖沿いのワインディング。 最近のお気に入りロード。

  

F19の道の駅。 バイク多し。  ニラと胡瓜GET。 安っ! 

例によってF25へ。 JR山陰本線船岡駅の改札。 当然ながら無人駅である。

前後を短いトンネルに挟まれているが、レールフェチのおっさんにとっては素敵な駅。

八木町からR477を行こうとするが、未だに通行止め。   F408迂回路-紅葉山TN経由で、R477-F50。

F50で越畑-樒原-水尾-JR保津峡駅。   駅舎は亀岡市側にあるが、駅としては京都市内に属する。

駅からの保津峡・保津川下りの観光船。

 

六丁峠から、嵯峨野観光鉄道(旧山陰本線)の鉄橋を望む。 保津川下りの船も見える。

六丁峠を下ると、嵯峨鳥居本に出る。 清滝へ向かう隧道。 昔の記事に書いた、旧愛宕山鉄道平坦線のトンネル。

清滝トンネルは戦時中、空襲を避けるため、航空機の部品工場となっていた由。

観光目的の鉄道だったので、戦時中に不要不急線とされて廃止。 かつてはここから愛宕山頂までケーブルカーがあった。 旧愛宕山鉄道鋼索線。

撤去された鋼索線の資材は、戦後に天橋立の笠松ケーブルに転用された。

トンネルを抜けた先、桂川支流の清滝川。 ここから北方には徒歩道しかない。

嵐山に出る。 観光客で溢れる渡月橋。  外国人も多し。 みんな何しに京都に来るのか?

 

閑話休題。 先日の記事にSEROWに触れたが、昔のアルバムにおっさんが乗ってた写真を見つけた。 

型式1KH 225ccの時代である。 その後250ccになり、兄貴分であるYBR250にも同じエンジンが搭載されてる。

SEROW250は今でも良く見かけるが、225cc時代のものは滅多に見なくなった。

おっさんが乗ってた225が見られる、1994年頃のTVCM。

 よく会いますね たしか 田沢湖でも

 角館と 十和田でも

(雨)上がったみたいね  ※下画像の左下に、青年が乗るSEROW225。

また会えますよね  恋は、遠い日の花火ではない。 

ほ! OLD is NEW.   SUNTORY NEW OLD.

女優は田中裕子、男優はこのCMが俳優デビューの伊藤英明。 いい味出してる。 が、

伊藤氏はバイクを押したまま走り去っていく。 二輪免許持っていなかったのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大佛鐵道廃線跡 訪問記。

2017-05-24 19:49:00 | 日記

現JR・関西本線の加茂-奈良間に明治時代にあった、「大仏鉄道」跡に行ってみた。

当時は私鉄・関西鉄道が名古屋-亀山-柘植-草津まで開通。 柘植から奈良・大阪方面へ分岐・延伸した際、加茂駅から奈良駅へ直通した路線。

旧関西鉄道の加茂駅-大仏駅間の通称が「大仏鉄道」である。 大仏駅はその名の通り、名古屋方面から東大寺への参詣のために設けられた駅。

一年後に大仏駅-奈良駅間が開通したが、25‰の急勾配を緩和するために加茂-木津-平城山-奈良間に平坦線を敷設して、加茂-奈良間は廃止された由。

JR奈良駅から北上して辿ることにする。  油阪交差点を右折してすぐの北行一方通行へ左折、石畳の古い船橋商店街を進むと、

「大佛鐵道記念公園」。 公園と言うよりも狭い緑地であるが、かつての関西鉄道大仏駅跡。  

蒸気機関車の動輪のモニュメント。 土台がレールの断面の形状をしているところが凝っている。

当記事の見出し画像は、この碑の説明書きであります。

ちなみに、大仏駅跡から東大寺大仏殿前まで、徒歩で1.9km。 JR奈良駅からだと2.3kmで、そんなに変わらん。

近鉄奈良駅(通称「きんなら」)からは1.3km。

県道44号に出て、1961年に開園、2006年に閉園した奈良ドリームランド前。  ディズニーランドのパクリ遊園地だった。

この付近からの県道44号は、大仏鉄道の路線跡である。 

しばしば通る県道754号との梅谷口交差点近くにある鹿川隧道。 農業用水路である。 左上が県道44号。

幅1.2m位の狭い水路だが、綺麗な石組みのアーチ。

梅美台西交差点北側に、関西鉄道社章のレプリカ。

階段を下りたら、松谷川隧道跡。 隧道の上が路線跡の県道44号。

  フェンスで囲われていて、些か興醒めである。

その先で県道を外れた所に、赤橋。   反対側から撮影。

100m先に梶ヶ谷隧道。 ここは通行可能。  上は路線跡。

壁は花崗岩、上部は煉瓦のアーチがきれいに残っている。

隧道の先は田畑の緑一色。

振り返ると、隧道の先にYBR号がシルエット状態。 露出の偶然で撮れたショットw 合成じゃないよ。

鹿背山橋台。 これもきれいな石積み。

観音寺小橋台は隣にJR関西本線が走ってるので、フェンスで閉鎖。 

その先の観音寺橋台。  

画面奥は併走するJR関西本線。 JRの方が橋台の高さが低い。 下画像は反対側からのショット。

JR加茂駅。   221系と、当駅以東は亀山駅まで非電化区間のキハ120系。  

この駅にあるランプ小屋の撮影を忘れた。 またそのうち近くを走るのだろうから、撮影できたら追記することにする。

 ⇒追記。 6月4日に通ったので撮影してきた。 駅の隅にポツンとあるだけで、説明看板等は何も無い。

  明治30年、加茂駅開業当時の建物だそうだが、鉄道記念物ではないらしく、ぞんざいな扱いである。

加茂駅手前にC57 56号機が静態保存。  道が狭くて引きが取れないんで、無理なアングル。

柵の隙間から。 

パシフィック機(2C1の車軸配置機)は姿形がきれいで、しかも保存状態は良好。 ワルシャート式弁装置の美w 

C57を擬人化した説明書きもしゃれている。  C57 56号機さん、ゆっくりお休みくさだい。

C57が眠る傍らを221系電車が加茂駅を出発していった。 

帰宅前にYSPに寄り、オイル交換。  店に見覚えのある京都新聞記事があった。  36年前の昭和56年7月。

帰宅後にアルバムを探したら、同じ記事のスクラップを見つけた。 記事中の個人名は画像処理してある。

実はこの記事の写真、事前に京都新聞社から生フィルムを預かり、おっさんが撮影したもの。 カメラは亡父の形見のPENTAX ME。

走行中の写真は、あらかじめおっさんだけ先回りして撮影した記憶がある。 この時おっさんが乗ってたのは、確かHONDA CB250RS。

こんな記事も保存してあった。 「リビング京都」。 京都市の地域情報誌で、現在も発行中。

白抜きの所が、おっさんの実名である。 当時所有してたのは、 確かYAMAHA XT250/RZ250/HONDA CB250RS/XE50/YAMAHA TOWNY50。

それぞれ林道徘徊用/峠道ワインディング用/長距離ツーリング用/バイク仲間と近所に遊び用/街中チョイ乗り用。

懐かしい36年前の話である。 29歳で結婚後にYAMAHA SEROW225に約10年乗ってたが、現在の居住マンションで盗難に遭う。

約15年のブランクを経て、今の愛車がYBR号である。

 

 

 

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峠徘徊ツーリング@奈良。

2017-05-21 19:40:02 | 日記

京都よりR24を南下、奈良東大寺の西を抜けたところで、志賀直哉旧居の看板があったので寄ってみる。

 文学には全く疎いおっさんだが、昭和4年から13年まで居住、「暗夜行路」等を執筆したそうな。

県道80号を東へ。 (以下県道をKxxと表記する。) 適度なワインディングで、よく使うR369を東へクロス、K127を南下。 

 

草深い一車線の林道。  

R25をクロスしたところで道の駅【針T・R・S】でトイレ休憩。 バイク多し。 

K127に戻り、K28を南下、R165をクロスして室生寺近くの脇道に入ってみる。 

室生寺への道標。 修験道の行者専用?の道らしいw  歩行者の「歩」が脱落してるだけなのだが。

なおもK28、爽快な高速ワインディング。  

再びR369にぶつかり、今度は南へしつこくクロス。 R369の弁財天TNと栂坂TNの間に出るが、なおもしつこくK28を南下。

  

狭い道だが、林の木漏れ日の中を爽快に走れる。

R166にぶつかり西進、素直に宇陀市方面には行かず、程なくK16を南西へ高見川沿いを走り、R370を北上して大宇陀の道の駅に着くという変態ルートである。

バイクも十数台。  お仲間のCB125T発見。  2001年式180度クランク2気筒エンジン搭載。 大阪・交野市ナンバーだった。

最高出力15PS/11,000rpm 最大トルク10N/8,500rpmとなかなかのハイパワーだが、かなりピーキーなスペック。 パワーバンドは狭そうである。

おっさんのYBR号は10PS/7,800rpm ・9.6N/6,000rpm。 なので、およそトルクバンド域の5,000rpmを維持できれば、10%の急勾配でも安心して登れる。

建屋奥には温泉スタンド。 40リットル100円の自動販売機。  結構、需要は多いようだ。 自宅の風呂に入れるんかな?

道の駅近傍の、昔の町並み保存地区。 詳細はネットで検索してちょうだい。

 森野舊薬園。 薬草園である。

「舊」は「旧」の旧字体。 ややこしい説明だが。

 吉野葛製造販売店。

 松山西口関門。

 交差点の道標。

右から榛原(はいばら)・京・大坂・大峯山上と読める。 い勢屋(伊勢屋?)はこの道標を造った店の宣伝らしい。

R370を少し南に戻ってK28の続き。 津風呂湖(ダム湖)へ寄る。  

R169手前でK37を北上、新鹿路TNを抜け、 桜井方面途中でまたまたK155の峠を越えて明日香村へ。 

爽快な下り高速ワインディングで麓に着いたら、石舞台古墳に出た。 

中に入るには入場料250円也を取られる。 おっさんはパスして、北側の丘から人のいない時を狙ってアップで撮影。

この先のK15はなぜか日祝日二輪通行禁止。 おっさんは以前に走ったことがあるが、何の変哲もない田舎の普通の道なので、意味がわからん。

K15をエスケープして市道を北へ、奈良県立万葉文化館前。  酒船石への階段を登る。 徒歩3分ほどで到着。

全長数メートル。 このアングルから見ると、オオサンショウウオの頭みたいである。

  表面の刻跡は諸説あるようだが、知りたい御仁はネットで検索してね。

折角来たので、万葉文化館にも行ってみる。 飛鳥時代の遺跡。 

この地域は4-5mも掘り返すと、何かしら遺跡が出てくる。 京都市域の平安京や長岡京も数10cm掘ると同様だが、

遺跡調査が入ると事業が大幅に遅滞するので、最近は遺跡を発見しても、事業者と当局も見て見ぬふりをするらしいという噂である。

春日杉の断面標本がある。  樹齢数百年の杉だったが、昭和36年の第二室戸台風で倒れた由。

樹齢を数えたスケールが貼ってある。 最新が1961年(昭和36年)、最古が1392年。  

万葉文化館北側から、大和三山の耳成山(左奥標高139m)・天香具山(手前152m)が見える。 畝傍山は甘樫丘に遮られて、ここからは見えない。

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 【持統天皇】  ※「香久山」とも表記する。

この先にある飛鳥寺は観光バスとマイカー客で大混雑。 日本最古の大仏像があるが、国宝じゃなく、重要文化財。 おっさんはパス。

少し北に走ると、畝傍山(198m)も見える。 山麓には橿原神宮と初代神武天皇・二代綏靖天皇・三代安寧天皇・四代懿徳天皇の陵が集中。

宮内庁により天皇陵と治定されているが、二代綏靖天皇から九代開化天皇までの八代の天皇は、『日本書紀』『古事記』に事績の記載が極めて少ないため、

「欠史八代」と言われている。 (出典:Wikipedia)

桜井からR165に戻り、このまま市街地を北上するのも鬱陶しいのでK38で針T・R・S方向へ。 初瀬ダムを通過。

K38は交通量も少なく、これまた豪快なワインディングが出来る。 (と言ってもおっさんは60km/hペースだが)

針からR369を北上、朝に走ったR80をクロスして柳生からK4を笠置に抜けようとしtが、落石で通行止め。  orz

仕方なく、柳生からR369を西進して奈良市街-R24で帰京。 

峠徘徊を満喫&ちょっとだけ飛鳥歴史訪問の一日だった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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変態的 若狭路大回りツーリング。

2017-05-17 23:36:47 | 日記

6:00出発。 市内より府道30号・田ノ坂峠(通称:山中越え)を滋賀県へ、近江大橋方面を望む。 

(以下、府道をFxx・県道をKxxと略す。)

K47を京阪石山坂本線沿いに北上、日吉大社を越えて一車線の山道へ。  

途中に長寿院 飯室(いむろ)不動堂があった。   堂宇の本尊も不動明王。

比叡山の東側山麓一帯は、天台宗延暦寺の境内であるそうな。 長寿院も塔頭のひとつ?

K315-R161-R477、琵琶湖大橋の道の駅でトイレ休憩。 大橋の東行きは通勤渋滞中。

  

南湖側から修学旅行中と思われる学生を満載した観光船が橋をくぐって、Uターンして大津港へ帰っていった。 

R477で途中(地名)-R367を北上、このまま朽木まで走るものマンネリ化してるので、葛川地区からK783経由で大回りする。 

R367を葛川から朽木まで素直に北上したら約13km・20分。 K783経由だと約38kmと3倍の距離、さらに1.5車線の狭路でスピードが出せない。

渓谷を見ながら、京都府側のF110分岐点まで。  

 新緑と藤の花がきれい。

平良(へら)バス停の前。  画像奥は、朽木西小学校 平良分校。 平成9年休校、22年に廃校となった。 

ガラス越しに覗いてみたが、工作室?のようで、雑然としている。  もう使う人もいないので当然ではあるが、道具類もこのまま朽ちていくのだろうか。

長閑な道を走る。  地図上ではK783なのだが、標識はK781。 よくわからんが、何か道路事情があるのだろう。

西小学校前バス停。  バス停ならぬバス小屋だが、冬季は豪雪地帯なのでさもありなん。 こちらの朽木西小学校は現役で、綺麗な造りである。

  

だが、本年度の児童数は3・5・6年生が1人ずつの計3人。 教職員が5人で、3人の児童の教育を支えている。 脱帽。

高島市営バスが通過していった。 バスと言っても、おそらく10人乗りのハイエース。 道路事情と輸送人員からして、必要充分と思われる。

上の画像を貼り付けて気が付いたが、この市営バス、自家用ナンバー。 営業用の緑地ナンバーではないので、白タクならぬ白バス??

後日検索すると、道路運送車両法第80条にただし書きの規定があった。 いわゆる「80条バス」というらしい。

第80条(有償運送の禁止及び賃貸の制限)自家用自動車は、有償で運送の用に供してはならない。

ただし、災害のため緊急を要するとき、又は公共の福祉を確保するためやむを得ない場合であつて国土交通大臣の許可を受けたときは、この限りでない。

狭く、名も無い峠を越えて、能家(のうげ)地区へ。 能家分校前バス停。 

 かつては朽木西小学校 能家分校があったが、平成6年に廃校。 それらしい建物が残ってない。

辺りに家はあるが、人っ気がないので聞くことも出来ず。 

苔むした石垣の上にちょっとした広場があったので、ここが学校跡かな?と想像する。

石造りの階段はかろうじて残ってる。

 帰宅後ネット検索したが、解らない。

 新しそうな碑文もあった。

能家からは只管(ひたすら)走ってR367に戻る。

   途中で撮影しながらの行程なので、38kmの距離に約90分を費やし、朽木の道の駅を大迂回して空過しちゃった。

このままR367-R303-熊川宿の道の駅でトイレ休憩。   見上げる空が高い。 

R303-上中-R27の途中で何やら発見。  義民松木長操遺跡? ネット検索するに、

松木庄左衛門は江戸時代の庄屋総代であり、農民の年貢の軽減要求を直訴して、捕らえられて処刑された人物。

    松木の処刑後、年貢は軽減されたとか。

遺跡では無く、松木庄左衛門の記念館的な建屋群だが、おっさんの他には誰もいなかった。 建屋は施錠されてて、些か不満足。

小浜-R162を北上、内外海(うちとみ)半島K107へ。 

以前に内外海半島のエンゼルラインで久須夜ヶ岳の山頂までYBR号で行った記録があるが、今回は海岸沿いに進む。

終端の【泊】地区。 のどかな漁港である。

   対岸に大飯原発が見える。

1900年(明治32年)に冬の暴風雨で韓国の商船が難破して沖で漂流、住民が乗員93名全員を救護した由。

1890年の和歌山・串本のトルコ船エルトゥールル号遭難の件と似ている。

小浜港より就航している、蘇洞門(そとも)めぐりの遊覧船。  内外海半島北側の花崗岩が海に浸食されて出来た柱状節理の奇岩が多数。

小浜よりR162を南下して帰途に着く。 道の駅【名田庄】の萱葺き屋根住宅。  

堀越峠を越える。  峠を下った店先に、珍妙な道標。 

ここから北極点まで行けますか、そうですか。 すべての道はローマに通ず? w

このままR162をチンタラ下るのも面白くないので、美山の道の駅の手前でF19にスイッチ。

F19の道中に、昔のよろず屋がコンビニと化したと思われる店。 

店横の小屋。 レンズ付きフィルム「写ルンです」のもじりで、「座ルンです」の看板。 トイレかと思ったが、喫煙所だった。 

F19-園部から例によってF25で渋滞するR9をバイパス、帰京。 約10時間・280km。

帰途も大回りしたのにもかかわらず、小浜から京都までちょうど3時間で帰って来た。 道の駅をパスするようなルートだったので、野菜等のお土産は無い。

 

JRだと小浜線-敦賀-湖西線経由 特急「サンダーバード」使用で京都まで最速で2時間10分。

小浜-東舞鶴-舞鶴線-綾部-山陰本線経由 特急「まいづる」or「はしだて」使用で2時間40分。

普通列車(新快速を含む)のみ乗車だと、どちらのルートでも3時間30分以上。 運賃2,590円。 特急券はルートによって違い、970~1,400円。

YBR号では燃料代だけだと300円もかからない。 消耗品や減価償却を考慮しても500円以下であろう。 

そう考えると、バイクって、すごくコスト/パフォーマンス比の高い移動手段だなと今更ながら思った次第である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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