虫

これから住もうと思っている山の家は虫の死骸が多く同僚に虫の博物館みたいだねとからかわれました。

虫との戦いだ！と勇んでいました。

先日、東京へ行ったら人の多さと同時にその動きが虫のように思えてきて東京には住めないなと感じました。

要は慣れなんです。

Fさん

Fさんのことは私が小さいときから知っております。

しかし、お祭りの時と海がしけた時しか知りません。

お祭りの時は輝き、海がしけた時は海をながめて小さくなっていました。

漁に出た時はどんなだったんでしょうか。

民宿の親父になってからはドキモを抜く美味しい料理と愛嬌で町内だけでなく全国からお客さんがやってきました。

そんなFさんが終末期を当院で過ごされました。

病院から退院してきたばかりの奥さんが一晩看病につくというのを奥さんの体を心配し泊らせませんでした。

その夜に孫たちに囲まれて静かに逝かれました。せたなに輝く星になりました。

クマにあったらどうするか

できれば一生クマには会いたくありません。

札幌で何人もの人に気をつけてください、恐ろしいところですね、と言葉をかけられました。

札幌だってクマがでているのにと思いつつ複雑な気持ちになります。

ヒトを諌めたクマは殺すしかありません。

残念ながら私の周りにはクマに出会った人はいても立ち向かった人はいません。

つまり、じっとしていることで生還できる確率が高いということです。

北海道で唯一？ゴルフ場がない檜山支庁のクマは山奥で静かに暮らしてほしい。

そうはいってもナタとクマよけ強力スプレーと模型蛇を手に私は山に住もうとしています。

氷割

年をとるとがまんできなくなるようです。

夏タイヤに交換して腰を痛めたという男性が一人、氷割をして肩が痛くなったという女性が一人。

春が待ちきれないのです。

周りは何もすることのない人ばかりだから氷割をするもんだから私もしないわけにはいかなかったとの言い訳です。

まだ「世間」があるからいいか。






フキノトウはスパゲッティにいれて食べました。

釣りツアー

わき道にはまだ雪が残っているというのに、釣り人たちの車が海岸線沿いに目立つようになりました。

今年はサクラマスは余り釣れないようです。

旅の衆はゴミを捨てていくと地元の釣り人は嘆いております。

海を荒していかないでください。