最後の出産

最後の出産といって6回繰り返したのがmy wifeですが、オレオはこれが最後の出産です。

由緒ある犬を産まなければならないとかで人工授精での4回目の出産です。

6日後が予定日だというのにこの落ち着きようです。

6匹でしょうと盲導犬協会からいわれておりますが念入りに写真をみると9匹にもみえます。

当日はエコーも用意されるそうです。

患者バス

患者バスは、公共交通機関の不便なところに住む人用のバスです。

地区ごとに週2回、朝出て昼過ぎに午前の診察が終わったら戻るという無料巡回サービスをしています。

吹雪の時は大変です。バス停があるわけではないからです。

先日の吹雪の時はバスが運行できなくなったのを知らず電信柱の影で20分バスを待ったというお年寄りがいました。

こうなると病院にくるのも命がけです。

それでも住み続けたいというのです。

自給率

自分の地域でどれだけ地域の患者さんを診ているのか？その指標を自給率と呼びます。

ここ（せたな町立国保病院）に入院して診させて下さい。と患者さんに言ったときの反応は２つあります。

ああ良かった、軽かったんだ、外には行きたくなかったんだと安堵の表情を浮かべる方。

もう一方は、本当にここで大丈夫なんですか、と口には出しませんが目で訴えられる方。

患者さんにとって1次も2次も3次もありません。

医者の都合で振り分けているだけです。

総合的に判断してどこで診るのが一番患者さんに良いのかを判断するのです。

せたな町の入院自給率(H２２年)は６０％です。

［大成診療所］

今でも地元の人は久遠（くどう）の病院というのですが、正確には無床の大成診療所の新築移転に伴う開所式が本日行われました。

昭和の合併で久遠から大成（たいせい）になり平成の合併でせたなに変わりました。

そのつど人口は減り今では高齢化率５０％を超えています。

不安や焦燥をかかえながら大きな声でやってくる患者さんのプライマリ・ケアの拠点であり続けなければなりません。

新聞

大手新聞の売り上げが落ちています。

新聞を毎朝読まないと落ち着かない。

なんていう人も急速に少なくなってきています。

それなのに院内紙と院外広報誌を今年になってから看護師を中心にして発行しています。

これがなかなかの力作でして少々驚いています。

楽しみが苦しみに変わるのは目に見えるようで。

重荷になったら休刊しようね。