おべんとうの時間

ＡＮＡ機内誌から飛び出した「おべんとうの時間」を面白く読んでいます。

お弁当を通してその人が見えてきて、さらにその向こうに現代が見えてくる。

弁当を通して社会が見えてくるから不思議です。

古い本ですが「朝めし自慢」は有名人の長寿の秘訣を朝めしに求めたような本です。

皆さん工夫を凝らした朝食です。

１６年前の発行なのでこの人何年後になくなったろうとインターネットで調べるのは意地悪でしょうか。

食生活は個性が反映しており栄養指導が画一的なら豊かな生活を破壊することになりかねません。

永遠の０

センター試験を娘が受けている間、評判高い「永遠の０」を観て来ました。

家で切符を買えるんですね。

ほら並んでいたら間に合わなかったでしょと連れ合いはやや自慢げでした。

翌日、映画好きの患者さんが観た、観たの～、とまるで受験に受かった少女のように喜んでくれました。

短い診察時間は映画の話題で過ぎてしまいました。

日本病態栄養学会

数年前に同僚の勧めで会員になったにもかかわらず参加したことのない日本病態栄養学会に参加してきました。

実は5000人は参加していると思われるくらいの巨大学会でした。

何をどれくらい食べたらいいかのわずかなevidence(証拠)があるだけで、

偉そうに見える先生方も健康そうではなく、

体が要求する物を食べたい時に食べることが大切と結論付けました。

大阪まで行ってきた成果です。

食べれなくなったら胃ろう（腹壁に穴をあけて胃に食物を流し込むこと）は不要です。

体が求めない限りは。

新年

年末から連続5日間日当直を宅直で過ごしました。

思ったより救急が多く、こんなもんですよと看護師に言われながらも料理をする余裕がなく2日を迎えました。

やはり正月は人口が増えるんです。

4日、海の見えるモッタ温泉へ行きましたら吹雪の中たくさんの人が入浴していました。

贅肉削るべし，志削るべからず。

今年もお付きあいください。



モッタ温泉は吹雪で露天風呂が閉まることがあります。