つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

車は走りゃそれでいいんだよ

2007-05-24 05:19:39 | おしゃべり
さて、第885回であります。


扇:そういや、最近賭け事やってないなぁ、と思うSENでーす。

鈴:ここ○○年以上、賭け事なんて縁がないなぁとしみじみ思ってるLINNで~す。

扇:スロットは覇王以降打ってないし、競馬はエルコンドルパサーで儲けた後二回ぐらいやってやめた。
麻雀も半荘二回で飽きるから誘われても大抵断るし……競艇は一回見に行っただけ、競輪に至っちゃ見たことすらないな。

鈴:うわ、けっこうやってんな。
こっちは、スロットはやったことがない。パチンコは、大学時代に後輩に新装開店の席取りに頼まれて、1000円やっただけだし(数秒で終わったが)
あとは、競馬くらいかなぁ。
麻雀は高校時代にやったが……確かに、半荘2回やったら飽きるな。
職場の友人で麻雀好きなのがいるが、徹夜で麻雀なんて考えられん(笑)

扇:俺もパチンコは一回だけだな。右打ち? 何それ? って言って笑われた記憶がある。
スロットは、ニューパルかキングパルサー打ってりゃ負けっこないんだが(一回ビッグ引いたらそこでやめるし)、最近どこのパチ屋にも置いてないんだよ……。
徹マンは、付き合いで何回かやったことがあるが、途中からどーでもよくなるね。好きな人にゃ悪いが、何で俺、こんな無駄な時間過ごしてんだろ? って思ってしまう。

鈴:徹マンがどうでもよくなるのは、よくわかるわ。
どう考えても、半荘2回やった時点で、あとは時間の無駄。
まず別のことやってりゃよかったって後悔するに決まってるからなぁ。
しかし、今回のWikiのテーマとはまた相容れないネタで始まってんな(笑)

扇:なに、まだ『おしゃべり』始めて三回目だが、毎度のことだ。
んじゃ、真面目にいつものコーナーに移りますかね。


『Wikipediaに聞け!』


扇:今日のテーマはぁぁぁ~~~~~!(鹿賀丈史調)
四輪車?

鈴:国産車だ!
で、国産車だとどこのメーカーがひいき?

扇:突っ込み早いな……。
贔屓を挙げられる程詳しくはないけど、ホンダは好きだな~。
つーか、ASIMO可愛い。

鈴:ASIMOはなぁ。
自動車メーカーがなにやってんだと思ったが、逆に当時どこも出来なかった二足歩行をやらかしちまったんだから、さすがに「技術のHONDA」だとは思ったわな。
つか、車作れよ、ってツッコミ入れたくはなったが(笑)

扇:いや~、あれだけでファンになったわ、ホンダ。
バッテリー内蔵で、配線とかが一切見えないスマートなデザインに加え、歩く時の身体の揺れ方が人間そのものだったんで、初めて見た時はマヂで驚いた。
ホンダのCMの顔になったり、ニュースステーションに出演したり、映画『ロボコン』の中で出演者の写真撮ってたり、どこでも引っ張りだこなのもよく解る。

鈴:そうね。賃貸料はべらぼうに高いのに(笑)
だが、HONDAで、車と言えばやっぱりシビック、インテグラ、NSXだろうなぁ。
VTECとか、いろんないいエンジンを開発して、いい車作ってるからなぁ。

扇:シビックは大学時代に猫も杓子も乗ってたなぁ。
って、全然Wiki引いてねぇぢゃん。(爆)

鈴:!Σ( ̄□ ̄;)
えーっと、じゃぁ、HONDA……で、本田技研工業か。
……なんか、意外なんだか、エンジンメーカーとしては当然なんだか、よくわからんが、「芝刈り機のシェアは世界一を誇る」っていったい……(笑)

扇:なぜに芝刈り機……まぁ、確かにエンジン使うけどさ。
子供を自社に入れないって方針はありだね。
企業がでかくなればなるほど、親族経営は破綻し易くなるからなぁ。

鈴:有能ならばそれもいいかもしれんが、基本的にあんまりいいもんではないわな。
だいたい、最近でもいろいろと不祥事起こしたパロマガスだっけか。
これも親族経営だったはずだしな。

扇:まぁ、宗一郎のWiki見る限り、親族が社内にいなかったわけじゃないらしいけど、縁故入社は基本的にやらなかったみたいだぁね。
俺は真っ先にホンダを挙げたが、そっちの好きなメーカーは何かね?
あ、マツダは地元だから別枠ね。

鈴:いきなりMAZDAを除くなよ(笑)
じゃぁ、MAZDA以外だと、SUBARUかねぇ。
水平対抗と言う一風変わったエンジンを積んだインプレッサとか、WRCでの活躍とかあるからなぁ。

扇:へ~、スバルって『富士重工』って名前だったんだ。(無知)
インプレッサは好きだけど、それ以外に強烈なイメージがない……。

鈴:……それを言うてやるな……。
確かに、車好きにはインプレッサ、アウトドア好きにはフォレスター、レガシィとか、いろいろといい車はあるんだが……いかんせん一般的ではないわな、このメーカー。
……って、SAABなんか出してたんだ、この会社……知らんかった……(笑)

扇:前身が中島飛行機だから、驚くほどではないな。
って言うか、かなり手広くやってるんだな、風力発電にバスに鉄道に果てはスノボまで。
名前だけは知ってるけど、実体知らない会社って他にいくつあるんだらう……。(爆)

鈴:意外に……って言うか、かなりあるだろうなぁ。
SUBARUだって、WRCやインプレッサとか、そのあたりのことは知ってるけど、それ以外はぜんぜんだもんなぁ。
つーか、さすがWIki。そういうマイナーなところまでしっかりサポートしてるとこがすごいわな(笑)

扇:人によっちゃ、知りたくないことまで書いてあるのかも知れんがな。(笑)
んじゃ、最後にMATUDAを引いとくかね?

鈴:MAZDAやっ!
またスペルを間違いおって。
すなおにローマ字じゃなくて、アフラ・マズダーから来てるから、「Z」になってるってのに(Wiki参照。ちなみに、私は知らなかった爆))

扇:俺も知らなかった。
確かに、素直に読んだらマズダだわな。
でも、拝火教って千年ぐらい前にすたれたんぢゃなかったか?

鈴:確か、Wikiによるとかなり信者は少ない宗教だったはずだ。
……って、だからMAZDAってマイナーなのか!?(爆)

扇:日本で唯一ロータリーエンジンにこだわってる会社だしなぁ……。

鈴:なにおぅっ!?
そこがいいのではないかいっ、そこがっ!!
HONDAのVTECしかり、SUBARUの水平対抗しかり、独自性のあるところだからいいのではぬぁいかっ!!
(ちなみに私の愛車ロータリーツインターボのRX-7 FD3S~)

扇:でも、燃費悪すぎだろ。
ま、オリジナリティーのない会社って寂しいのは確かだが。
(ちなみに私は、車なんて走りゃいいと思ってる人間~)

鈴:それを言うなぁっ!!
まぁ、いまどき、ハイオク積んで街乗りリッター5キロ、ってアメ車並じゃん? って気はしないでもないが、ロータリーだからいいんだよ(爆)
まぁでも、実際、NISSANなんかは、昔スカイラインなんていうすごい車作ったりしてたし、基本的に自動車メーカーって、独自性のあるものを作るもんだけどね。
どっかのメーカーを除いて(毒)

扇:よくねぇよ。
耐久性・メンテナンス等の面でもレシプロエンジンに比べて不利である、って記述もあるぞ。
で、どっかのメーカーってどこだ? 最初がトで最後がタかな?

鈴:!Σ( ̄□ ̄;)
ま、まぁ、環境的にはちょっといまいちかもしれんわな、あははははは……。
どっかのメーカー……それははっきり言ってはヤボってもんだよ。

扇:じゃあ、野暮な話は置いといて次の話に行こう。


『今週の一冊』


鈴:では、「今週の一冊」のお時間が参りました。
今週は……ぢつは、企画でやっててもう一度、読む本を逆転させてやりたいよなぁ、なんて言ってて実現していなかった「十二国記」シリーズであります。

扇:記事に記載はありませんが、陽子と珠晶が主役を張っている巻はLINNが、それ以外はSENが担当しました。
お互いが好きな作品も、大体その分け方で合ってるよね。

鈴:せやな。
まぁ、陽子と珠晶を私が担当したのは、作品が好きだと言うのもあるけど、ある意味、キャラ萌えだったり……(笑)

扇:ある意味じゃなくてキャラ萌えだろ。
どっちも、お前さんの好みにダイレクト・ヒットだしな。

鈴:違うっ!
断じて違うっ!!
ストーリーもいいから好きなのだ!
ダイレクトヒットってのは認めるが……(爆)

扇:というわけで、今回は萌え萌えなLINN君オススメの一作目『月影』です。

鈴:野際○子を思い出すからその短縮はやめい。
ともあれ、記念すべき第1作目の「月の影 影の海」やな。
これは確か、私が本屋でバイトしてるとき、イラスト買いしたんだが、おもしろくて相棒に薦めたんだよな。

扇:あれは似すぎだろう。本人曰く、撮影中ずっとまぶたが痒かったらしいが。(笑)
そうそう、上巻は女子高生が苦しみもだえる話だから、読むなら上下巻一緒に買え、って言ったんだよな。

鈴:そりゃ、痒かろう(経験者(笑))
って、誰もそんなことは言っとらんわっ!
あまりにも上巻が暗くて重いから、下巻一緒に買っとかんときついから、って意味だ。
まぁ、あのころはそこまで耐えられるか、ってのがわかってないころだったからなぁ。
いまなら確実に、暗いから好みだろ? って言うわ(笑)

扇:まるで俺が暗いのばかり読んでるような言い方だな。
ちょっとブラックなのが好きなだけだっ!
ともあれ、確かに『月の影 影の海』の上巻は暗かったね。
主人公の陽子、周り全部敵みたいな状態からスタートして、謎の美形に誘われるわ、謎の美女に襲われるわ、同類に嫉妬されるわ、女郎屋に売られるわ、魔物と戦うわで、ハードコア全開って感じだ。
性格もいい感じに荒んでいくし、あのまま続いてくれれば十二国世界最強の殺し屋が誕生してたかも知れない……あ、その前に失道するか。(笑)

鈴:ちょっとか? ……まぁ、「ちょっと」って言ってもひとそれぞれ、幅があると言うことで(笑)
だが、確かにハードだったよなぁ、上巻。
あれで荒まない人間がいたら見てみたい、ってくらいだったし。
下巻でもしばらく楽俊のことをまったく信用してなかったが、やはり陽子も「ほたほた」の魔力には勝てなかったようだな(笑)

扇:でも、その荒み具合が面白くて、速攻で下巻読んだけどね。
いや、「ほたほた」関係ねーから。
やっぱりあれだ、女性読者垂涎の「楽俊人間体フルヌード」で堕ちたと見るべきだろう。

鈴:それも関係ないわっ!
実際は、打算があったとは言え、お人好しの楽俊の心意気に打たれた……とまともに言えば、これだな。
まぁ、そうは言ってもストーリー上のこととは言え、楽俊がいなければ確かに殺し屋稼業まっしぐらだろうなぁ。

扇:だろう。
どう考えても、あのまま行ったら夜盗の頭とかになってるぞ。
性格とか年齢をさっ引いても、強さだけなら十二国でトップクラスだし。

鈴:剣は景国の宝剣で切れ味落ちないし、折れないし、動きは冗佑憑いてるからOKだし、青猿がいるから情報戦には強そうだし……。
なんか夜盗集団の中でも一目も二目も置かれそうだな。

扇:王ぢゃなかったのかよ。
ま、まぁ……巧国の情勢だと早死にしそうなお人好し親娘と楽俊の四連コンボで改心し、ちゃんと自分の国に戻って来たんだから良しとしよう。
前にも言ったが、現世で迫害されてたのが、本人自身の責任じゃなく、胎果だったから……ってのは今でも引っかかってるけどね。
だって、初登場時の陽子って、明らかに嫌われ者って性格してるし。

鈴:まぁ、とは言え、その時代らしいとは言えるし、家庭環境も家庭環境だったからなぁ。
もっとも、根がまじめすぎるってとこもあるんだろうがな。
まぁ、そのまじめすぎる性格がその後の陽子の話でも、自分を追い詰めてるんだが。

扇:それと、もう一つ難点を言えば……景麒って役立たずだよね。
コミュニケーション能力0だし、後のシリーズ見る限り陽子のパシリ以上になってないし、そもそも、長生きしてる割に中身はガキだし。

鈴:次の「風の海 迷宮の岸」で、いちおう泰麒の役には立った……って王の役に立ってないな、こいつ……。
しかし……思いっきりケンカ売ってるなぁと思う割には、私もほとんど否定しないな、これ。
少なくとも、キャラとして陽子を支えている、と言う意味では「風の万里 黎明の空」以降、王宮に入った鈴と祥瓊のほうが上だな。

扇:それもあるし、『海岸』で陽子が万能超人になっちまったから、補佐役いらねーんだよな。
だからこそ、このシリーズは本編がまったく言っていいほど進まないんだろうが。
元は、地上人の三人組『陽子&高里&尚隆』がバイストン・ウェルにオーラ・マシンを持ち込む話だった筈なんだが、迷走してる感は否めないやねぇ。

鈴:迷走以前にいつからどっかのロボットアニメになったんだっ!!


to be continued……



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