つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

庶民派の○○

2006-12-07 21:51:18 | 木曜漫画劇場(紅組)
さて、もう12月だよ、おっ○さんの第737回は、

タイトル:龍の花わずらい(1~2巻:以下続刊)
著者:草川為
出版社:白泉社 花とゆめコミックス

であります。

鈴:南半球で仕事が出来れば天国なのになぁと思うLINNで~す。

扇:南半球にだって冬はあるぞとツッコムSENでーす。

鈴:いーんだよ、南半球の冬になったら日本に戻ってきて仕事するから。

扇:季節毎に行ったり来たりかよ。
いつか地球から落ちるぞ――下に。

鈴:いつから地球は真っ平らになったんだっ!!!

扇:何を言ってる、地球は南半球を下にして象の上に乗ってるんだぞ。
まったく……これだから、常識を知らん奴は困る。

鈴:常識を知らんのはどっちだ。
象じゃなくて亀に決まっておろう

扇:おかしいなぁ、さすがにちょっと記憶が古すぎたか。
まぁ、端まで行くと落ちるのは同じだがな。
尋常小学校に入り立ての子供でも知ってる常識だ。

鈴:いつの時代の人間や、おまえは……。

扇:なに、ほんのちょっと長生きしてるだけさ。

鈴:ほほぅ……。
やっぱり鯖読んでたんだ……。

扇:ほ・ん・の・ち・ょ・っ・と、だ!
君のように、鯖を読む必要はないよ。
つーか何で、『鯖を読む』って言うんだ?

鈴:ちょっと……? ……ちょっとって、100年くらい?(爆)
で、さばを読む、だが、大量に取れた、傷みやすい鯖を買う仲買人が数の多さに数を適当に読んだことから来ているらしいぞ。
2週間前の「いまどきごはん」で知った(笑)

扇:99年より短いのは確かだ。
へぇ~、へぇ~、へぇ~、へぇ~。(4へぇ)
しかし、御飯に書いてあったとは驚きだ。君の家では不思議な食材を使っているようだな。

鈴:じゃぁ、98年11ヶ月29日だな。
別に悟飯には書いてないぞ。そんなことをしたら、どっかの牛魔王の娘が怒るから(笑)

扇:いるんだよなぁ……こういう奴。
六時に待ち合わせしたら、六時五十九分にやってくるタイプだ。
で、いい加減素直に答えろ。「昼時御飯」って何よ?

鈴:飯時そのまんまやないかいっ!!!
昼時ではない、「いまごろごはん」だ。

扇:類似の番組に、『いまごろ日本列島』なんてのがあるんじゃなかろうな?

鈴:ありそ~……(笑)
……じゃなくてっ! 「いまどきごはん」だ!

扇:まったく……何度も同じ事を言わせおって。
だから、その『暮れ時炒飯』とは何なのかと聞いているんだっ!

鈴:親が晩ご飯を作るのがめんどくさくて作るヤツやっ!!!

扇:昼飯で余った冷や御飯を炒めて炒飯にするんだよな、うんうん、よくあることだ。
で、いい加減読者が呆れてるから真面目に解説してくれ。

鈴:なぁ、まじめに解説って、「いまどきごはん」のまじめな解説すんのか?

扇:いや、どうでもいい。
つーか、いつもに増してカオスな会話してるな……今週は。

鈴:そーねー。
ノリがなんか変っつーか、テンポが妙っつーか……。
なんか、近年まれに見る文字数の少なさになるかも……。

扇:むしろ、最近の木劇は雑談の文字数が多すぎるという噂もあるが。(爆)
しかし、雑談のない木劇なぞ、砂糖ぶち込んだコーヒーに等しいし……。(爆爆)
やはりここはリンリンを生贄にして破壊神シドーを――。(素)

鈴:なに、生け贄がそのまま神を食っちまって最強になるのはいくらでもあるさ。

扇:そして、天空に連なる七つの星の下、悲劇は繰り返される……。

鈴:……(引き)

扇:をい。(怒)

鈴:うわ……。
な、なんかあれなんで、私はこれにて退散。
……(すたこらさっさ)

扇:オシオシダベェ~。
(何なんだこのノリは)

鈴:あ~れ~~~~~~~~~~~~(ドロンジョ様風(笑))
(はてな? 妙ななのはわかりきってるんだがなぁ)

扇:ブタモオダテリャキニノボル。
(まぁ、私は例外として)

鈴:サルモカラカヤチニオチル~。
(自分は違うって言うのほど、そのまんまなんだよなぁ)

扇:今週のビックリドッキリメカァ~! ポチっとな。
(先駆者とは常にいわれのない非難を受けるものなのだな……フッ)

鈴:……つって、なーんも出ぇへんって。
まぁ、出るとすれば、いつものストーリー紹介だな。
(「妙」の先駆者って、……悲しくないか?)

扇:☆木劇初心者のためのガイドライン。
ここまでの会話は、不真面目と悪ノリが持ち味のLINNの独走でお送りしました。
ここからの会話は、真面目さとツッコミが売りのSENの独白でお送りします。


というわけで、今や木劇の常連となった草川為のラブコメです。
龍の一族の次期当主シャクヤ、その許嫁クワン、さらに元許嫁のルシンの三角関係を描きます。
シャクヤの両手には、許嫁への想いに応じて生長する花の刺青があり、今のところはクワンが圧倒的に優勢……つーか、まんま恋人争奪レースですね。
ただし、作者がクワンとルシン、どっちかを選べるかはちょっと怪しい。(笑)

鈴:は~、ほ~、ふ~、へ~……。
まー、そ~ゆ~ことにしておいてや~ろ~お~~~~~~~~~。

さておき、三角関係を描く、コメディではあるわね。
ただ、お姫さま&龍、の割には、借家……もといシャクヤは、ほんとうにお姫さまなのかと言う気はせんでもないがねぇ。
じゃぁ、とりあえず、CM行っとくかね。

扇:何となく、LINN君の声が冷たい気がするが気にしないでおこう。
んだば、CM。


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鈴:じゃぁ、主人公兼ヒロインの借家……もといシャクヤ。
龍の一族の後継者で、自身も龍になることが出来るが、蛇遣いの笛に操られる程度の能力の持ち主(東方的)
オアシスのお姫さま、のはずなのだが、やることなすこと、ただのじゃじゃ馬。
……じゃじゃ馬と言いつつも、正統の婚約者クワンの掌の中のはずなのに、元婚約者ルシンもいて、結婚相手となる花の行方に揺れ動く多感(笑)な女のコ。

扇:二度も引っ張るか……借家。(笑)
まだ二巻しか出ていないから何とも言えないが、年上の婚約者二人に加え、自分自身の本性である龍神体にも翻弄されている、イマイチ突破力のない子だぁね。
歳の関係もあるとは言え、草川ヒロインの中では最弱の部類かも知れん……ま、今後の成長に期待だな。

では、シャクヤの正式な許嫁のクワン・キリ。
警察局の役人で、左目に眼帯をした堅い雰囲気の男。
ルシン失踪後にシャクヤの許嫁となり、彼女が龍に変身した時の制御も行う。
非常に古いタイプの男で、飽くまでシャクヤが許嫁(妻と言ってもいいが)の立場の枠内に収まることを望んでいる……ま、優しいことは優しいのだが。
どこかで、片目を失った時の話が描かれる可能性大。

鈴:あー、大っつーか、確実だろ。
では、ルシン・ラッカ。元シャクヤの許嫁だが、行方不明になったこともあって、許嫁からはずれる。
いつのまにか戻ってきて、シャクヤをクワンと争うことになるが、クワンと異なり、斜に構えたキャラ。
クワンが、花の生長を気にしている中、ルシンはけっこう自信ありげに花の動向を見守る、と言った見た目とはやや異なる面も見せつつ、結局は軽薄なキャラ。
ごくごく当たり前のストーリー展開で行くならば、こいつはゼッタイにシャクヤと一緒になることはあり得ない、シャクヤとクワンのための道化。

扇:道化って……ズバズバ言うね、あンた。
まぁ、個人的な好みでいくなら、ルシンを応援する気にはなれんがね。

鈴:まー、ふつうはね。
でも、世の中には判官贔屓ってのがあるからねぇ。

扇:それって、シャクヤの侍女連中のことじゃないのか?
まぁ、話を盛り上げるために、一度はルシンがクワンと並ぶとは思うけどね。
で、抜きつ抜かれつで……ルシンが勝っちゃうなんてのは嫌だなぁ。
つか、クワンを見てると、『花咲ける青少年』に登場する某中華美青年の顔が浮かんでくるし。(爆)

鈴:あー、あの侍女連中わなぁ……。
クワンにとっては、眉をひそめるばかりだが、いかにもなコメディの侍女って感じだわね。
しかし、某中華美青年とは……まー、立ち位置は、この中華美青年と大して代わりはないから、こやつくらいのささやかな(でも本人的に絶頂の)幸せがあれば、とりえず、話は終わらせられるわね。
ただ、どう見ても、著者が、どちらに決めかねているのはありありとわかる、がね。
……ただし、白泉社の編集の意向がどれくらい入っているのかは、不明。

扇:そこはあれだ、某中華美青年と同じくクワンには最終回で泣いてもらってだな……。
ん? てことは……なんてこった!
ルシンってまんまムス×ーファぢゃねぇかっ!
編集の意向は考えないようにしよう、人気だけでどっちかに決めさせるだろうから。(毒)

鈴:伏せ字にしても、ぜんっぜん伏せてないし……。
まー、まったく否定せんがね。
……と言うわけ、クワンとルシンが、ぢつは立○とム○ターファであることが判明したところで、今日の草川為&木曜LINN劇場は閉幕であります。
それでは、さよ~なら~

扇:判明しちゃったなぁ……このままいくと『花咲ける~』以上になれんことも。
で、木曜LINN劇場って何よ? 困るなぁ、後で木曜SEN劇場にしておかないといけないじゃないか。
ではでは、相棒が致命的なボケをかましたところで、さようなら


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