つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

さぁ、いくつ言えるかな?

2005-03-21 19:40:05 | 事典/図典
さて、いつまでたっても漫画を紹介しない第111回は、

タイトル:空の名前
著者:高橋健司
出版社:光琳社出版

であります。

ふと気付くと、気温と日没と病気以外に季節を感じていない自分がいる。
花も食事も季節のものなど全く気にしていない。衣替えもかなり適当だ。
行事なんて興味がない、カレンダーは曜日が解ればそれでいい。
そんな生活送ってませんか?
私は送ってます。(←おい)

本書は天候および季節に関する言葉を美しい写真と共に紹介する『眺める事典』です。小さめの写真が主なのはちょっと残念ですが、見開きいっぱい使った大きな写真も多数収録されており、写真集としても充分楽しめます。

雲の名前、雨の名前、霧の名前、雪の名前、風の名前、雷や虹や不知火などの自然現象、読みながら、「あ~、綺麗だなぁ」と思いつつ、実際にそれらを眺めることが少なくなったことに気付かされる……。

というわけで、ちょっと遠いお散歩に出かける時に持って行きましょう。広い自然公園で寝っ転がる時や、カメラ片手にドライブする時なんかに広げると非常に楽しいです。あ、学校の屋上で空を眺める時でも良し。うーむ、学生時代にやっときゃ良かった。

自然を忘れかけてる人にオススメ。自然が好きな人にもオススメ。
3200円となかなか強敵ですが、元は取れます。


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