つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

祝? 新企画

2007-05-10 21:14:27 | おしゃべり
さて、なにげにアクセスIPはそんなに減ってないなぁの第883回であります。


扇:時間に余裕ができたので、逆に本読むペースが上がったSENでーす。

鈴:他のことにかまけてペースが逆に下がってる(爆)LINNで~す。

扇:駄目じゃん。
まぁ、記事書こうと思ったら倍の労力がかかるんだけどさ。(爆)

鈴:記事のほうが早かったりして……(笑)
だいたい1冊読むのに2時間~3時間、記事書くのに1時間ってとこかなぁ。

扇:まるっきり逆だな。
俺は書くのがやたら遅い……って言うか、ノリだけで書くと自分で納得がいかなくなる。

鈴:ノリだけで書いてる……わけではない……はずだと思う。
まぁでも、時間がないときはノリの部分が大きいかなぁ。
職場で読み終わって、帰るまでにいろいろと気付いたことを考えながらだったりすると充実するんだがなぁ。

扇:ん? 君からノリを取ったら何か残るのか?
別のことをやってる時に、ふと何かに気付く時はあるやね。
ミステリなんかだと、あー、そういやあれって伏線だったんだなって感じで。

鈴:それを言うなぁっ!
でもミステリじゃなくても、そういう伏線に気付くときはあるぞ(笑)

扇:ああ、すまん、わざとだ。
そだな~、名前だけ登場してたキャラとか、印象薄いキャラが後で登場した時なんか、すっかり忘れてることが多いからな。

鈴:をい。
だが、まぁ、たまに分析的なときがあるけどな。
印象薄い……つーか、確実に忘れられるキャラだろ、ってのが重要だったりする話があったりするからなぁ。

扇:思い出した頃に帰ってくる奴って、存在自体が伏線だよな。
で、前の時は目立たなかったくせして、再登場したら主役並みに強くなってたりするんだ。

鈴:再登場したら、って少年マンガでは多いわなぁ。
特に敵だったヤツが味方になったりすると、そんな技があるなら最初っから使えよ、ってツッコミたくなるくらいだしな(笑)

扇:そう、主人公戦では使わなかった凶悪な技をがんがん使ったりして、平然と勝ち星挙げてくんだよなぁ。
某伊達×人なんて、何で桃に負けたのかさっぱり不明だし。

鈴:伊×臣人なぁ……。
こいつほどなぜ負けたのかってのが疑問なキャラはおらんわなぁ。
たいていは、いちおう主人公より若干劣るところがあったりするもんだが、こいつだけは桃なみに無傷で勝ったりしてたからなぁ。

扇:明らかに別格だわな……って、何で男塾の話になってるんだろう?
さりげに、木劇の二回目で紹介してたりする作品だが……。(爆)

鈴:そういや、2回目で紹介してたなぁ。
だが、忘れたころにまたネタにすると笑えるんだよな、これ(笑)
たいてい、前も話したような気がする話なんだけど(爆)

扇:民明書房だけで数時間はネタが保つしな。
ちなみに木劇初回は『あかく咲く声』……なんつーか、凄いギャップやね。

鈴:民明書房……確か、どっかのサイトに詳しく書いてあるところがあって、このサイトだけで延々腹抱えて笑った憶えがあるな(笑)
でも確かに、「あかく咲く声」かぁ。
片や破天荒で笑えるバトル物、片や雰囲気のあるかわいらしい少年少女の物語。
……ちぃとバランス考えたほうがよかった気がしてきた……(笑)

扇:つーか、それを言い出したら、毎日の記事なんか無茶苦茶だぞ。
講談社学術文庫の後に、花とゆめコミックスの紹介とか平気でやってるからな……。
木劇のディープな話をしだすと長くなるので、ちょっと話を変えるとしましょう。


新企画! 『Wikipediaに聞け!』


扇:と、言うわけで、今週以降しばらく続ける予定の『Wikipediaに聞け!』のコーナーに入りたいと思います~。
読んで字の如く、思いついたことをWikipediaで引いて、うだうだ喋ろうという、本代のかからない実に環境に優しい企画ですね。

鈴:なんか他力本願な感じだけど、でも実際、Wikiってけっこう、そうなんだってのがあったり、とことんマニアックだったりと読み物としてもおもしろいからなぁ。
さて、じゃぁ、記念すべき第1回目のテーマは?

扇:そう、ハマると長いんだよ、Wikiは。
てなわけで、今日のテーマはぁぁぁ~~~~~!(鹿賀丈史調)
カァプ坊や?

鈴:いきなりマスコットに走るなっ!
ったく、そのマスコットを使っている「広島東洋カープ」だろう。

扇:ああ、そっちだったかな。
唐突ですが、LINN君は生まれてからずっと熱狂的なカープファンです。
ちなみに、私は微妙に西武ファンでしたが、森が辞めてからはどこの球団も応援してません。
あ、でも日ハムのSHINJO劇場は面白かったなぁ。(軟派)

鈴:確かに唐突。
と言うか、これだけやってて、私が生粋のカープファンだと言うことを木曜劇場でさえもやってなかったもんなぁ。

扇:私の記憶が確かならばぁ~、カープは九年連続Bクラスの筈であ~る。(またも鹿賀丈史調)

鈴:はずであ~る。
じゃなくて、思いっきりWikiの「球団の歴史」に書いてあるじゃねぇかっ!
つか、テンション下がることを言うな……。

扇:だってぇ~、事実だっしぃ~♪
ま、懐事情を考えるとよくやってるよなぁ、とは思うけどね。

鈴:ええいっ、言うなっつってんだろっ!
今年こそ……今年こそは~~っ!
とは言っても、今年はけっこう期待してるのさ~。……Aクラス

扇:思いっきり、希望を下方修正したな。(笑)
ともあれ、せっかくWikiを引いたんだから、そっちの話をしよう。
つーか、あれね……今の楽天と似たよーなキツーいスタートだったのね、カープって。
(※SENは一応広島出身です)

鈴:いいんだよ、今年からセ・リーグもプレイオフが導入されたから。
いまの楽天……まぁ、確かに球団設立当時はなぁ。
でも、実際にそのときに生まれていたわけではないが、樽募金とかは知ってたぞ。
(ちなみにLINNも広島出身)

扇:ちゃ~ん、タル募金って何?
(※しつこいようですが、SENは広島出身です)

鈴:知らんのかっ!?
Wikiでは、「キーワード―8人の侍」にあって、カープ解散か太洋ホエールズとの合併か!? ってときに球場の前に樽を置いて募金を募り、無事独立を守った、と言う話だ。
(なお、私もさっき書いたとおり広島出身です)

扇:何か……市民球団らしいエピソードだよなぁ。
いや、俺もカープ自体は別に嫌いじゃないんだぜ。
勝とうが負けようが、モチベーションに1ミクロンの影響も食らわないってだけで。(笑)
(だ~か~ら、広島出身者がカープファンなのは至ってフツーだからどうでもいいんだよ)

鈴:まぁな。
モチベーションなぁ……。負けるとちょっとへこむが、巨人に負けるとかなり腹立つ(笑)
(ふつーかぁ? けっこういるぞ、カープ以外の球団のファン)

扇:かなり腹立つ? 無茶苦茶不機嫌になって、テレビに当たり散らすの間違いじゃないか?
わっ! 今初めて知ったけど、カープって親会社なかったんだ!
(そりゃ、いないとは言わんがね。でも心情的にカープに勝って欲しいと思ってる人間は多いんぢゃないかね?)

鈴:見てるときは、な……(遠い目(笑))
あぁ、親会社がないってのはそうだな。もとが市民球団で始まったから、反発が強いんだろうなぁ。
ホリエモンが買収、なんて報道があったときなんか、失せろとか本気で思ったしなぁ(あれ?)
(心情的にと言うか、やっぱ地元だからな。特に野球好きでなくても地元のが勝つほうがええわな)

扇:悪いな。俺、地元意識皆無だわ。
広島の選手も、真っ先に大野が上がって、あとちらほら五、六人知ってる程度だからな。
(堀江は俺も嫌いだからいーけどね)

鈴:ったく……まぁ、わかってるからいいけどさ。
あと5,6人……あげろと言われれば、やっぱり2桁は軽く出るわなぁ。
だが、比較的最近で絞るとなると、やはり大野さんほどの投手はおらんわなぁ。

扇:んじゃ、大野の項目に飛んで、と。
(しばらく記事を読んでいます……now loading)
あの~、野球に詳しいリンリンさん。
五十歳越えて140キロ投げる人って人外だと思うのは私だけでしょうか?

鈴:まぁ、投球フォームもあるだろうが、確実に人外だな。
だいたい引退試合で140キロオーバーを当たり前のように投げてたからなぁ(ちなみに引退は43歳)
引退試合テレビで見てたけど、引退するひとの球じゃねぇよな、って思ったし。

扇:村田と並んで、見事なまでの人外だな。
43歳まで現役、チーム在籍22年。通算148勝138セーブ、生涯防御率2.90、極めつけは38歳の時にメジャーからオファーが来た……って、ここまで凄いとけなしようがないやね。
まー、だからこそ、この人がいなくなってからカープに対する興味がさらに薄れたんだけどさ。(爆)

鈴:まぁなぁ。
だからこそ、地方球団で野球人生を終えたにもかかわらず、NHKで解説やったりできるほど、知名度は高かったな。
それにしても、興味がってな……。まぁ、大野さんほどの逸材はなかなかおらんわな。
……そういえば、野球の話が盛り上がって忘れていたんだが、もうひとつ、コーナー作ったんじゃなかったっけ?

扇:!Σ( ̄□ ̄;)


すっかり忘れてましたが、『今週の一冊』です。


扇:え~、大幅にペースダウンしましたが、読書日記の体裁だけは守ろうってことで、その週に読んだ本を紹介するコーナーです。
今週の一冊は、加納朋子『掌の中の小鳥』
さりげにクロスレビューだったりしますが……短いね、以前の記事。(笑)

鈴:せやなぁ。
いまなら各短編ごとのストーリー紹介をするだろうから、倍くらいの記事量になってんだろうなぁ。

扇:何なら今からやってもいいんだが……覚えてるか、内容?

鈴:何とな~く、程度だな、記憶は。
記事見て、そういやこんな話だったなぁ、ってくらいだもんなぁ。
……って、いまからやってどこまで記事長くするつもりだ?

扇:無問題無問題。
実質、一週間分まとめてここにつぎ込んでるから、少々長くなってもなんくるないさ~。

鈴:いったいいつから沖縄県人になったんだ、相棒……。
あ、無問題があるから中国系沖縄人?(笑)

扇:華僑ぢゃないんだから……。
内容は、アリスシリーズに登場した仁木さんのヤング・バージョン――みたいな男の冬城と、天上天下唯我独尊な女性・紗英の、少々ツンデレ気味なロマンス……ってとこかね。

鈴:仁木さんって圭介ほどクールじゃなかったような気がするがな。
ロマンス……ロマンスと言えばロマンスだが……そこまでさぶいぼではなかった憶えがあるがね。
まぁ、予定通りではあるが。

扇:いや、クール云々じゃなくて、思考回路がよく似てるんだよ。特に、女性への気の回し方が。(笑)
つーか、ちょっと前に読んだ『いちばん初めにあった海』に出てきた〈ぼく〉も含めて、みんな加納男でくくっちまっていいと思う。
恐らくと言うか、ほぼ確実に作者のツボなんだろうが……すいません、それが見えた瞬間にしばらくこの方の作品読む気失せました。

鈴:そういうもんかねぇ。
……と言うか、そういうところを気にして読まないからなぁ。
特に、このひとの作品はかなり私好みの雰囲気を持った作品が多いから、浸ってしまえば読んでるときに思考回路は働かないし~(爆)

扇:一時期、加納時空に引きずり込まれてたからな、君は。
俺も、作品の空気自体は嫌いじゃないんだが、いかんせん、『少年漫画の男女逆バージョン』とも言えるキャラ配置はちと引っかかるねぇ。
あれって、作者の願望と御都合主義が目に付くから、あんま好きではない。

鈴:まぁなぁ。
たいていは、ひとつふたつよくても、あとが続かないことが多いからそこまでは行くことは少ないんだが……。
だが、男女逆バージョンってまんま少女マンガの定番のひとつではないか。
あぁ、だからほとんど少女マンガしか読まない私には合うのか(笑)

扇:都合のいい彼女が出てきて、男が好き勝手に生きるのが少年漫画のパターン。
で、その逆が少女漫画のパターンではあるわなぁ。
やはり、御都合主義でも何でも、自分が幸せならそれでいいってのは一つの心理ではあるか……。

鈴:まぁ、時代劇もご都合主義だし、そういうところがまた人気が根強い理由ではあるんだろうしな。

扇:いや、あれは面白いからいいんだよ。(素)

鈴:てめぇっ、いま言ったのとぜんぜん逆のこと言ってんじゃねぇかっ!

扇:!Σ( ̄□ ̄;)


to be continued……