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ISIS_chanとISIL_kun(ムスリムの子供達)その71マラウイ共和国

2017-07-09 17:59:10 | 日記

旅行ガイドブックのロンリープラネットが選ぶ、世界で最もフレンドリーな国トップ10は、アイルランド、スコットランド、トルコ、アメリカ、フィジー、サモア、インドネシア、ベトナム、タイ、そしてマラウイだそうです。旅行ガイドブックなので各地域から選ばれています。

個人的には、ベトナムやタイよりラオスの方がフリンドリーな気もしますが、その国を訪れた時の経験も人により様々でしょうし、感じ方も様々なのだと思います。ただ、これらの国々がフレンドリーな国であることは確かなのでしょう。

これらの国々は地域も宗教もバラバラです。

豊かな国や豊かになりつつある国もありますが、決して豊かではない国もあります。紛争にあまり縁の無かった国もあればベトナムの様に壮絶な紛争を経験した国もあります。

フレンドリーな人々になるには一定の法則があるわけではなさそうですが、人は自分が幸せでないと他人にやさしくなれないと言いますから、これらの国々の人々は幸せなのではないかと思います。

ほとんどの国はご存知でしょうが、マラウイと言われて、どこに在るのか、どんな国か、言える人は少ないかも知れません。

マラウイ共和国は、面積が11.8万平方キロメートル(北海道と九州をあわせた面積)、1,721万人(2015年:世銀)、アフリカ大地溝帯に位置する内陸国です。北・北西をタンザニア、東・南・南西をモザンビーク、西をザンビアの国境と接してと国境を接しています。首都はリロングウェで、イギリス連邦加盟国です。

1964年にイギリス連邦内の英連邦王国の形式で独立、国際連合にも加盟しました。

マラウイは独立以降、一度も紛争はなく、平和で政治的に安定した歴史を経験しています。Warm heart of Africa」と呼ばれています。

一人当たりGNI350米ドル(2015年:世銀)ですから、決して豊かな国ではありません。

民族はバンツー系(アフリカ言語の大カテゴリであるバントゥー語群に属する多様な言語を使用しつつ1つの大きな言語集団を成す多くの民族の総称)チェワ族が主流ですが、40程度の民族集団が存在するそうです。

公用語はチェワ語、英語ですが各部族語でも使用されています。宗教は人口の約75%がキリスト教で、その他イスラム教、伝統宗教も信仰されています。

マラウイは、8 割近くが小規模農家として農業に従事する農業国で、主食のメイズや主要輸出産品であるタバコ栽培などの一次産品に依存していますが、雨水に頼る農業が中心です。近年、食糧事情は改善していまするそうですが、灌漑開発の遅れや低い農業生産性などから依然として経済基盤は脆弱なのだそうです。

JICAのマラウイ事務所長のあいさつでは、マラウイは次の様に紹介されています。

「マラウイはその大地溝帯の南西端に位置し、標高3000m級のムランジェ山と深度700mのマラウイ湖を擁しています。マラウイ湖は「湖のガラパゴス諸島」と言われるほど固有種が豊富です。地球の造山活動と生物の進化が生み出した、優雅なブルーの熱帯魚は、観賞魚として日本にも輸出されています。」

https://www.jica.go.jp/malawi/office/about/greeting.html

マラウイ湖は地球上にいくつか存在する古代湖の一つで、数万年以上前から存在するといわれ、アフリカで3番目に大きな湖で世界遺産にもなっています。

マラウイ湖国立公園は、80キロにわたって白い砂浜が広がる美しい風景が魅力なのだそうです。南部には標高3000m級のムランジェ山塊の壮大な景観が広がります。首都リロングウェの年平均気温は21℃、最高気温が27度ほどと過ごしやすいのも魅力なのだとか。

ただ、日本から行く場合、南アフリカのヨハネスブルクか、ケニアのナイロビか、エチオピアのアディスアベバ経由となりますので、正直これだけでは訪れる気にはなれません。

でも、「Warm heart of Africa」と呼ばれ、フレンドリーな国トップ10にも選ばれたというだけでも魅力的な国です。

シリアやイラクではISが終焉の時を迎えているようですが、その脅威はフィリピン南部をはじめ各地に拡散しています。まるで、手術しても転移していくガンのようです。シリアの内戦が終わった訳でもありません。

人は命より大切なものがあると言って、戦いを始めるのだそうです。

ISの幹部の人々や、シリアで内戦を推し進めている人々にとっては、そうなのかもしれません。

でも、海外からISに参加した多くの人は、幸せでないから人に優しくなれなかった、

そんな背景があるような気がします。

シリアの内戦が終わる気配がないのも、大国間の思惑もあるのでしょうが、人々が幸せになれないから、憎悪の連鎖か止まらないのかも知れません。

日本には紛争を止める力はないのだと思います。手術のような外科的措置をすることはできないのですから

できることは、痛みを和らげること。避難民の人々の痛みを和らげること。避難民の支援をすることなのでしょう。

もう一つ、できそうなことがあります。それは、人々が幸せだと思えるためのお手伝いをすること。

少し前のネットのニュースで、イラク北部のクルド人地区で日本のNPOの支援で学校が再開されたという記事を見ました。そこでは、子供に笑顔が戻ったということです。

とても素敵な話だと思います。

だって笑顔が戻ったっていうことは、幸せを感じているということですから

中東地域の人々は元々フレンドリーな人々だそうです。

この地域の人々に笑顔が戻れば、

ロンリープラネットが選ぶ、世界で最もフレンドリーな国トップ10にランクインするんじゃないか

そんな気がします。

このブログの画像はisis_chanプロジェクトに参加されているイラストレーターの方々からお借りしています。isis_chanプロジェクトの目的は、ISが発信する残酷な画像のインターネットでのヒット率を低下させることだそうです。isis_chanプロジェクトにはガイドラインがあり、ムスリムと彼らの信仰の尊重、暴力的・性的表現・政治的主張の禁止等々決められています。私のプログは極力このガイドラインに沿って書いているつもりですが、抵触していると思われたら、それは私の文章力の無さから来るものだと思います。

もしisis_chanプロジェクトに興味を持たれたら、こちらをクリックして見てください。

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