清流を見ながら

川面に映る自然を見ながら時々に思うこと

来賓と議員活動

2011年05月19日 | 政治
統一地方選挙が終わり、各議会ではその構成が決まり、6月の通常議会へ向けて走り始めた。正副議長の選出について各議会の駆け引きも終わった。議員の損得だけでの選出方法も報道されている。確かに議長の地位や権限など、議員なら大方の人がなってみたいだろう。

議会が走り出したかもういいだろう。選挙戦に配るパンフにこんな内容があった。大物とか当選回数の多い議員に見られる。回数が多いからそうなのかもしれないが、首をかしげる。

それは議員活動として「○○大会に来賓として出席」などこれに類した内容を延々と記入した候補がいる。来賓として出席することを議員活動と認識することがおかしい。議員の仕事は来賓として呼んでもらうことか、それに出席することか、と聞いてみたい。

また、公共工事をまるで一人で成し遂げたように誇る人がいる。自己資金でやったのならいいが、そこには税金を使わせてもらったという意識がない。税金を我が金のように思っている。「○○川の排水ポンプを設置しました」「○○道路の側溝改修と舗装をしました」。こんなことを100近く並べた候補者もいた。しかしこんなのが当選するから不思議。

街を二分する問題で立候補の段階でA案に賛成、当選するとB案に鞍替えした政党もある。大きな後援組織を持っているとそんなこともする。

次回の選挙、直近は総選挙のような報道を夕方のTVニュースでは流している。出ては消え、消えては出る菅総理への攻撃、衆院議員は自分のことだけに目がいっている。地震以降の問題を本当に考えているのか、口ではいいことを言っているのだが。

国から地方自治体まで、議員の本分はどうあるべきだろう。

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