古民家SHIKIORI日記/Homenaje Project

アジア・アフリカ・ヨーロッパ、古民家SHIKIORIを舞台につながる音楽。
コントラバス奏者、松永誠剛のブログ。

カイル・シェパード来日。

2011-12-01 01:03:58 | Weblog
南アフリカから約24時間かけて、カイル・シェパードがやってきた、
空港に降り立ったとてもクールな、
そして年齢に似つかわしくないほど落ち着いた24歳。
とにかく、事故なく、無事に来日出来て一安心。

約10ヶ月振りの再会を祝して、ディナーへ、
魚を中心にした日本食。
初めての日本、全てが初めての経験ばかり、
音楽、共通の友人の話しetc......
なんとも心地よい時間があっという間に過ぎていった。

翌朝、カイルの夢であるお寺を求めて、雷山へ、
紅葉が美しく、僕自身も頭の洗濯になった。



SHIKIORIに着いた直後、ピアノに触れ、
カイルが一音奏でた瞬間、泣いてしまった。
ただただ美しかった。

二人で少しセッションしたあと、食事をし、一休み。


夜中に目が覚め、
カイルのピアノソロ、一時間以上弾いていた。
キース・ジャレット、セロニアス・モンク、
ブラッド・メルドー、エスビョルン・スヴェンソン、アブドゥーラ・イブラヒム・・・
さまざまなピアニストを彷彿させるが、
その音はただ、天から降って来るものを広い集めて、
周りに居る僕らにも聞こえるようにしてくれているような感じだった。

彼のピアノにはアフリカの哀しみも、そして賛美もある。








そして、今朝は二人で「朝練」、
めちゃくちゃ楽しかった。

そしてまた午後、神社とお寺に散歩に行った。


音楽ーお寺ー音楽ー神社ー音楽・・・
とっても心地よいペース。


明日はドラムのセバスティアン・カプテインもSHIKIORIで合流予定。


カイル・シェパードにそして彼の音楽に出会えて良かった、
2011年、今年最後のツアー。
全身全霊で音楽に自分の全てを捧げたいと思う。







「福岡公演」
2011年12月2日(金) 
大名ROOMS
tel 092-751-0075
開場 18:30 開演 19:30
4000円

2011年12月3日(土)  (残席わずか!)
SHIKIORI
開場 17:00 開演 18:00
4000円
(宮若市芹田721)

2011年12月4日(日)
SHIKIORI 
開場 15:00  開演 16:00
4000円


「沖縄公演」
2011年12月7日(水)
宮古島カフェブレス
20:00開場 20:30開演
前売2500円 当日3000円


<オフィシャル・サイト>
http://kyleshepherd.co.za/

<HMVレビュー>
http://www.hmv.co.jp/news/article/1009150072/


<プロフィール>
【カイル・シェパード(Pf) Kyle Shepherd】
ピアニスト/作曲家
1987年生まれ、南アフリカ・ケープタウン出身。
2006年、若干19歳で南アフリカの音楽シーンに彗星のように現れ、南アフリカ国内の数々の音楽賞を受賞。2009年、初のリーダーアルバム「fineART」を発表し2010年には「South African Music Award」で「ベスト・トラディショナル・ジャズ・アルバム」と「ベスト・ニューカマー」の2冠に輝いている。
アブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)が世界に伝えた、アフリカン・ピアノの伝統を汲みながらも、様々な文化が交差するケープタウンの街ように美しく、洗練されたピアニズム。
現在、自己のカルテット、トリオを中心にヨーロッパ・南アフリカを拠点に活動を展開している。
今、世界中が注目するアフリカの新星。

[ご予約・お問い合わせ]
アジアン・ケープ・コネクション
http://asiancape.net/
090-1163-5027
asiancape@gmail.com

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