アジアンケープコネクション活動日記 Asian Cape Connection

アジア・ヨーロッパ・アフリカの演奏家達との音楽プロジェクト主宰者の日記

二人の1987年生まれ

2011-11-23 22:14:59 | Weblog
「この国、そしてアフリカが失った、アフリカの音楽を探し続けている」

今年2月、若干23歳の南アフリカ出身の青年の口から聞いたこの言葉がきっかけとなって、動き始めたプロジェクト。
いよいよ、来週から南アフリカの新星ピアニスト、カイル・シェパードとのツアーが始まる。


連日、ご予約・問合せのお電話を頂いてありがたいのだが、
「東京公演はないのですか?」という関東の方からのご質問が多くて、少し申し訳なくなってきた。
http://www.hmv.co.jp/news/article/1110310048/


今回のツアーは現在、日本で発表されている、
カイルにとって世界中から注目を集めるきっかけとなったCD「A Portrait of Home」・・・に収録されていない新曲を中心に公演を行う予定。

カイルから届いた来年リリース予定の録音したての3rdアルバムを聞きながら、
カイル・シェパードの持つとんでもない才能に日々、驚かされている。

聞く度に鳥肌が立ち、新しい発見があり、喜びがある。


僕は今年は1987年生まれの二人のピアニストに出会った、
アルメニアのティグラン・ハマシアン、
そして、南アフリカのカイル・シェパード。
二人とも神様からの贈りものとも思えるほどの美しい才能を持っている。
(我が恩師ハインのお気に入りのフランスのトーマス・エンコは1988年生まれ)


今回、初めて自分より年下のミュージシャンとツアーを行う、
音楽の前では年齢という問題はなく、
音楽に対しては誰もが子どもでそして生徒であり続けるという事を感じる。





小さな頃から「アフリカ」に漠然とした憧れを描いていた、
理由は分からない。
なんども読んだシュバイツアーの伝記の影響かもしれないし、
単なる「知らない」事に対する憧れかもしれない。

その後、アメリカに渡り、そして北欧に渡り、
南アフリカという場所に行き着いた。


ひょっとしたら、僕の小さな頃の夢はもう叶っているのかもしれない、
そして、これからの未来、それ以上の事が起ろうとしているのかもしれない。

アパルトヘイト以降に生まれた天才ピアニスト、カイル・シェパード。
来週からのツアーは自分の全てを音楽に捧げたいと思う、
全身全霊で。


僕が楽器を触る事を許してくれた両親、
音楽を通じて出会った全ての人、今も支え続けてくれる僕の周りの温かく、美しい人々に感謝。

僕は音楽が好きだ。

http://www.youtube.com/watch?v=l4hv_8TXFWg


http://www.youtube.com/watch?v=3jxWuppqS-Q

追記。
今日、ドラマーのPaul Motianが亡くなった、
僕が大好きなビル・エヴァンス、チャーリー・ヘイデン、スコット・ラファロ、ビル・フリゼール・・・・
僕が聞きつづけていたドラマーはポール・モチアンだった。


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1987年生 ビル・フリゼール ビル・エヴァンス 1988年生 アフリカの音楽
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