goo blog サービス終了のお知らせ 

Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Kenzi.@インスブルック 牛骨ならぬ牛味ラーメンに新たな可能性を感じる!

続いて、Kenziへ。こちらも、日本-朝鮮レストラン。ラーメンがあるかどうかの事前情報はなし!

http://www.kenzi.at/index.html

Kenziは、インスブルック一有名な「黄金の小屋根」のすぐ裏手にあります。

この建物の裏の路地にあります☆ 

この界隈ではかなりイケイケな感じのお店ですね。 この店名の由来は、前のオーナーさんの名前なんだとか。今はもうKenziさんはおられないようです。代わり?なのかは不明ですが、韓国の人が厨房を仕切っていました。

 

こちらには、しっかりRAMENがメニューに書いてありました。

  

ここのラーメンはちょっとびっくりでした。牛骨ラーメンならぬ、牛味ラーメンでした。スープに、牛の旨みがしっかりと閉じ込められていました。スープを飲むと、まるで牛肉を食べているかのような感覚になります。牛骨ラーメンとはまた違う味わいのラーメンでした。日本にもここまで牛味さく裂のラーメンってなかなかないかも。ただ、スープが基本的にあっさりなので、ここまで新鮮に牛の味が感じられるのかもしれません。

トッピングは野菜中心。ニンジン、玉ねぎ、ネギ、マッシュルーム、そしてズッキーニ。ささっと炒めた野菜と牛肉。味わい的には、醤油とも味噌とも豚骨とも魚介とも違います。肉と野菜のスープという感じ。当然ながら、化学調味料の味はしません。

麺は明らかに乾麺ですね。こちらは乾麺が多いです。スーパーでも生じゃなくて、乾麺が売られているから、当然と言えば当然かな。この「麺の壁」をどう超えるかが、ラーメンのグローバル化の一つの大きな課題だろうな、と。ただし、こっちの人はそんなに麺にこだわってない気もします。形状にはうるさそうだけど。製麺所も海外に飛び出るいい機会かもしれません。

*先日、日本のとあるラーメン屋の店主さんと話していた時に、「もはや国内はラーメン店飽和状態。どこにもある。あり過ぎるくらいにある。需要のある場所がない」と嘆いていました。ですが、海外はまだ認知さえほとんどされていない。都会は別にすれば、需要が発生する前の段階にあります。どうやってラーメンを認知させ、需要を生むか。これが今の海外のラーメン界の大きな課題だとも思いますね。


あと、このお店で面白い経験ができました。

ここに、カルピコという飲み物があるんです。カルピコとは、カルピスのことなんですね。でも、こっちではカルピスとは呼ばない。なぜかというと、カルピスのピス(piss)というのが問題となるからだそうです。英語ではいい意味ではないんですよね。これはデマだという話もありますが、どうなんでしょうね。ま、どっちでもいいですが。

こっちでは、飲み物に氷を入れません。日本人にはそれが少し物足りないかな?!


それからもう一つエピソード。

会計を済まして、お店を出ると、(恐らく)韓国の店主さんとばったり遭遇しました。タバコを吸っていたようです。その彼と目があった時に、「あ、この人、日本人だ」、と思いました。が、相手も、「あ、韓国人だ」と思ったらしく、二人で同時に、「日本人ですか?」「韓国人ですか?」と声を掛け合いました。それが面白かったです。ちょっと韓国語もかじってたから、彼の言葉は分かった(笑)。もうずっと長いことこちらに居るようだけど、ドイツ語はかなりブロークンだった。おじちゃんでした。

しゃべらないと、ホント韓国の人と日本人は区別がつかない。それくらい似ているんだなぁって思いました。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「EU ヨーロッパ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事