『Public house ABC(みんなの掲示板)』に掲載していたものを転載しました。】
2007.08.21 Tuesday
たまたま持っていたチケットが、「ファン感謝イベント付きチケット」に化けました。
しかも、今井バル・禅ジャベ・森テナ妻・原田アンジョ・・という、私にとっては垂涎モノのキャストが揃ってます。
更に夜には禅さんの後援会イベントが控えている・・という、まさに「禅さん三昧」のお祭りDAYでした(^^)。
あぁ、幸せだった(笑)♪
いつもどおり、本編の感想レポは後回しで、今回はファン感謝トークイベントの簡単レポで☆
(・・・簡単レポの予定が、すごく長文になってしまいました・・・(T-T))
*************************************
終演15分ほどの休憩(?)のあと、ファンティーヌの衣装を着た森クミさんを筆頭に、イベント出席メンバーが登場しました。
「ごめんねー。私の着替えで時間食っちゃって~(笑)」と朗らかに笑う森クミさんに、「時間かかりすぎっ!」とツッコミを入れる今井さん。
「こんな格好(ファンテ衣装)で、観客の皆様にはさぞかし反感を買ってることと思いますが・・」って、そんなことないぞ、と思ったら、禅さんが「かーわいっ」とヒトコト。ナイスだけど、なんか唐突なタイミングが禅さんらしい(笑)。
そんな感じで、和やかな雰囲気でイベント開始です。もちろん司会は、森クミさん。
■本日の舞台は・・?
と訊かれて、今井さんはヒトコト「頑張りました」・・え?それだけ??・・と誰もが思ったタイミングで、「そんなんじゃ誰も納得しない!」という森さんのツッコミが(笑)。さすがに早い。
でも今井さんなので、案の定、強い突っ込みにしどろもどろに。
「・・・最近、マリウスが日に日に重く感じて・・・でも人のことより、まず自分だよね・・・」と自分のお腹を見る今井さん。それ、最近ネタになってませんか(^^;)?・・ネタにしないで、あと5kgほど・・(以下自粛)。
禅さんは、「滞りなく・・」と言ったあと、原田くんに「8月組むの初めてだよねー?」と言ってましたが、8/12に組んでたじゃないですか(^^;)。原田くんも「そーなんですかねー?」って、1週間経ってないってばっ!そこらへん、観客のほうが覚えてるもんですね(笑)。
その話から発展して、森クミさんが「最初の囚人の歌を聞いてて、”あれ?今日のマリウス誰?”とか探すことがよくあるんだー。」と言い出し、大笑いに。今井さんに「そんなことない?」と訊いて、「ありません!」ときっぱり否定されてたのがツボでした(笑)。今井さんは、事前にちゃんとキャスト確認をするそうです。
それにしても今井さんと森クミさん、仲がいいな♪
■レミ舞台のエピソードは・・?
今井さん:森クミさんから、「舞台裏でコケたんだよね!」と暴露され、答えたのが「くーちゃん(森クミさん)、テーピングうまいよねー。」だったのが笑えました。
コケた時に居合わせた森さんが、すばやくテーピングを巻いてくれたそうです。良かったです・・だって、今井さん、不器用で有名なんだもん(テーピングもヘタに違いない(こらっ)。でも足を引きずっている理由が分かって一安心・・疲労じゃなくて良かった・・のか(^^;)?
森さん:徳井テナと組んだ某日、結婚式のあとにはける方向が分からなくなって、「え?どっち?」とやってるうちにバルジャンが「影の中に一人・・」と歌いだしてしまって大パニック。以来、徳井さんとの時は手をしっかり握って、「こっち!」と引率(?)するようになったんだけど、回り盆を出るときに「ジャーンプ!」って言うと徳井さんは垂直にジャンプしてしまうため、盆の外に出ない・・という話を身振りつきで解説してくれました。これが可笑しくて(笑)!
禅さんが笑いながら、「それ見たことある~!」と言ってましたが、私も傍から見てみたかったです(笑)。
禅さん:「いや、実はあるんですよ」とこちらもフットワークの軽い解説付き。
2幕最初の『俺には分かる、やつらのやり方♪』のあと、本当は舞台奥から捌けなければいけなかったのに、6月はずーっとバリケードの裏から捌けてたそうで、
「8月に入って、東山くんと組んだら、彼が満面の笑みでニコーッと奥を手で指してたわけ。それが、私が横に入ろうとしたのを見て、満面の笑みのままスーッと手の方向を横に変えてくれたんだよね。それを見て、『え?俺、間違ってる?!』と思って確認したら、間違ってた(笑)」
・・んだそうです(笑)。
実は、6月に見たときに禅ジャベだけなんで違うとこから捌けてるのか不思議だったんですが、単に間違ってただけだったとは・・。勝手に「禅さんのプラン?」と勘違いをし、8月になって奥に捌けているのを見て、演出から注意されたのかなー?とか思ってたんですが(笑)。ファンってめでたいな(私がか(笑)?)。
原田くん:舞台ではないんですけど、練習のときにバリケードを降りるのが本当に怖くて。あれ、考えながら降りないと足が大変なことになるんですよ!・・とこれも身振り付き(笑)。
このあとくらいまでは、原田くんは真面目くんだな・・という印象だったんですが・・・。
■役作り
すみません。今井さんと森クミさん、覚えてません(^^;)。
禅さんが、「語っていい?」と目をきらきら(?)させていたのは覚えているんですが(笑)。
そんな訳で、禅さんのジャベールの役作り。
「4者4様のバルジャンとご一緒させていただくので・・皆さん本当にタイプが違って・・で、それにしっかり対応できるようにするために、ジャベールのバックグラウンド(生い立ちやバルジャンと出会うまでの人生、考え方など)を固めておこうと思って。そうすれば、舞台の上でジャベールとして立っていられるかな・・と」
と、まとめると、だいたいこんなことを言っていたと思うんですが。
やっぱりいろいろなことを考えているんだなぁ、と感心することひとしきり。
禅さんのジャベールは、ルイ16世を演ったことが活きているんだなぁ・・と思うことが時々あります。
それは革命に関しての考え方。多分、MA参加の前と後では仏革命のイメージとか史実感とかが変わったんじゃないかなぁ・・という気がするのです(私見)。
原田くんのアンジョルラスの役作りは、
「僕以外の方は、前回からアンジョルラスを演っている方なので、練習のときにいろいろ観させていただいたんですけど、皆さん全然違って・・僕もやっぱり違うんだろうな、と思ってジョン(演出家)に相談したんです。そしたら、僕は「へろんとした感じなんで、遠くを見てろ」って言われて・・・」
・・・へろん(^^;)?・・・って?と思ったら、森クミさんが、「へろんじゃなくて、ペロンだよ!」とチャチャをいれてました。
いやいや。ひょろっとした感じはありますが、ペロンって・・・(笑)。
「アンジョルラスは、誰よりも未来のことを考えてる人間で・・生徒たち・・生徒?・・学生たち・・?」
森クミさんのチャチャに動揺したのか、今井さんのようなしどろもどろっぷり(笑)。
なにか突っ込まれて、真顔で「よくこんなんで、アンジョルラスなんて出来ましたよね~!」って・・自分で言うか(笑)?
原田くんって、実は変な人だ・・とここらへんで印象が回転始めました。
要約すると、「アンジョルラスは他の誰よりも未来を考えていて、先を見つめている。だからとにかく前を見ている」ということらしいです。
原田くんのアンジョルラスが掲げている革命は、「理想論」なんだろうな、って雰囲気があります。それがある意味で、原作に近い部分もあって気に入ってるんですが・・ここでコンブフェールが・・って、これは感想になってしまうので、本編で。
■観客からの質問コーナー
今井さん:「バルジャンは、マリウス・ファンティーヌなどを抱き上げていますが、マダム・テナはどうですか?今日は森公美子さんですが。」という質問に、森クミさんが代わって「無理無理(笑)!」と答えていましたが、今井さんは「いや・・足を痛めてなかったら、できなくなくなくなくもない・・かも・・」と消極的(?)に回答してました(笑)。
いや・・別所バル以外、無理だと思うな・・(ぼそっ)。
禅さん:「ジャベールを演っていて、私生活で混同することなんかはありますか(・・・なんか違う質問だった気がする。こんなニュアンスなんだけど)」
回答はヒトコト、「ありません!」(きっぱり)でした(笑)。
森クミさん:「テナ妻の金歯は、テナからのプレゼントですか?それとも強引に奪ったんですか?」
きらんきらんとした森テナ妻の金歯は、確かに気になります。
これは、「強引に奪った、という設定でお願いします」だそうです(^^)。
原田くん:ごめんなさい。質問と回答、忘れました(^^;)。
確か「ガブローシュからアンジョルラスになって・・」って感じの質問だったんですが、それを聞いた今井さんが「そうだよ、ガブローシュだったんだよねー!」と言ったのに、原田くんが「今井さん、そのときジャベールでした!何回言わせるんですかっ!!」と突っ込みをいれてたのが面白くて、その他の話を覚えていないんです。
ちなみに原田くんがガブローシュを演っていた1994年は、禅さんがアンサンブルでプルベールorフィイに出演していた頃でもあります(青盤だっけ?に禅さんの声が入ってます(^^)・・ってことは、赤か青に原田ガブも入ってたりするのかな?1994年盤ですもんね)♪
そうそう。このあと、博多で禅マリが原田アンジョと共演・・という話になって。
かつてのガブローシュと一緒に学生ってことで、「何年留年したんだ?って学生で・・」と笑う禅さん。
原田くんがその後言った言葉は聞こえなかったんですが、禅さんがそれを受けて「彼(原田くん)は、敬語を使ってくれるそうです」と言ったのにウケました。
「マリウス、少し休んでください」とか、「遅刻ですよ」とか・・・聞きて~っ(笑)!!←やらないって(笑)。
■歌のコーナー
ここで、禅さんが「用事があるので、途中退場させていただきます」と・・・。
がーん・・って感じですが、次の用事が後援会イベントだって分かっているだけに文句も言えず(笑)。
置き土産(?)に、司教館でバルジャンが捕まった場面。治安官の「話を聞こうか」~司教様「・・神の祝福がありますように」までを、バベ・クラクス・司教様ごとに声色を変えて歌ってくれました(^^)。
バベ・クラクス治安官はともかく(ぇ?)、司教様はいいなぁ・・特に「疑い晴れたら・・」のフレーズがとても良くて♪やっぱり禅さんの声は優しいです(*^-^*)。
禅さんが去ったあと(淋)、森クミ・ファンテ登場です。
歌はもちろん「夢破れて」なんですが、ただ歌うんじゃつまらない・・と、テーマは『肉』で替え歌を歌ってくれました。
えーと・・笑いすぎて歌詞を覚えてません。ダイエット失敗の歌(笑)?←違うから(笑)!
これ、東宝HPに載るんですかね?・・なんか載らないような気がする(誰かフォローくれないかな)。
歌詞は全篇、森クミさんが考えたそうで、リトコゼ版の替え歌もあるとか・・「この腹の中に、脂肪があるのよ~♪」とちょっとだけ歌ってくれました(笑)。
この森ファンテが歌っている間に、原田くんが消えていたんですが、歌い終わったのを見計らって登場。
それが・・・ぎゃーっ、ガブローシュの格好をしてるっ(大笑)!・・めっちゃカワイイです。
ごめん、正直、「この格好のほうが似合う!」と思いました(失敬な)。いやいや、アンジョもかわいいです(表現間違い)。笑。
原田ガブローシュの第一声は、やっぱり『嘘つきっ!』・・でした(笑)。
それが、子供声を作っていて、またまた可愛らしいです(大笑)。
「ご機嫌いかがです?ファンティーヌ殿。こいつ知ってるぜ、名前は森公美子!ヤツの話はでたらめだよ!子役上がりだってなめるな、どんなもんだいっ!!」
・・・おっかしー(笑)。このあと小犬の歌を続けて、「蹴飛ばすなよ、小犬でもな!」と歌ったところで、今井さんと森さんに『パンッ』って銃で撃たれて、倒れたあとに投げたのが・・・パン(笑)。
食べ物を投げてはいけません!・・じゃなくて、森さんが「パンだ、パンだ!」と言っているのが妙におかしかったです。
最後は森クミさんの連射(口音)で倒れましたが・・森さん、撃ちすぎ(原田くんからの抗議あり)。笑。
いやー・・森クミさんも何度も言ってましたが、「まだガブローシュもイケる(笑)」!!
ここで、森クミさんが「赤線地帯のファンティーヌが演りたい!」と言い出し、今井バルが付き合うことに。
「本当じゃないのか、この人の話は・・」から始まったんですが、今井さん・・・笑いすぎだし(まぁ、真面目には演れない気持ちも分かる)。
そして、何を思ったのか「どこかで、会った?」~「・・助けられる?」に行くまでに、じりじりと後退していく今井バル(笑)。助ける気、全然ないです(笑)。
そして森クミファンテは、調子よく(?)病気の(??)ファンテを演っていたんですが、バルに唾を吐きかけるところで・・・「グァハーーーーッ・・ペッッ!」・・・って(大笑)?!
今井さん、笑っちゃって歌うどこじゃありません(でも歌ってた)。最後は森ファンテの「誰か連れてけ~っ!」がオチだったんですが、それを聞いて慌てて立ち上がった原田くんが躊躇してるのも面白かったです(笑)。持てないよね、原田くんじゃ(笑)。
そうそう。このとき、原田くんはずーっと椅子に座って、大ウケしながら「なんちゃって赤線地帯」を観ていたんですが、そのときの座り方が、ガブちゃんでした!・・アンジョの格好のときは、きちんと座っていたのに、ガブちゃんの格好をしたとたん、崩した座り方になってて面白かったです。うわー・・役者だ(笑)。
最後は、今井さんの弾き語りで締め。
いつもどおり「Bring Him Home」だけかなぁ・・と思ったら、ブロードウェイ版のグランテールが、「Drink with me」でギターを弾いていた・・ということで、「Drink~」のグランパートから歌ってくれました。
ちなみにブロードウェイ版のグランテール演出がなぜそうなったかというと、「彼がたまたまギターを弾けたから」なんだそうで、それを聞いた今井さんはジョンに「私もギターが弾けるから、『彼を返して』を弾き語りで・・」と提案したところ、「バルジャンは19年も刑務所に入っていて、その後は逃げ回る生活をしていたから、ギターを練習してる時間なんかなかった」と却下されたそうです(笑)。
その前に、たとえ弾けてもバルジャンのギターはどうやって持ってくるわけ?・・という疑問はわかなかったのかなぁ(笑)?バリケードに上るとき、背負ってくるわけにはいかんだろう(笑)。
最後はしっとり締まりましたが、本当に楽しいトーク・イベントでした。
森クミさんが、「数あるトーク・イベントの中で、今日が一番面白かったはず!」と胸を張って言っていましたが、本当に面白かったです(^^)♪
終演後、お疲れの中、ありがとうございました!!
※ 記憶違いが結構あるかもしれませんが、ご容赦くださいm(__)m☆