『ぽけっとに ビー玉』

「なんちゃって観劇メモ」☆ From茶花

レミキャス(2010年)が出たらしい

2010-07-21 | 舞台雑記:05-11年
レミ2011年CASTが出たときいて、HP確認しようとしたんですが、携帯じゃ豆粒ですね。
誰が誰やら(笑)。友人からのメールでかろうじてRegular Principal Castだけ確認できました。
そう・・Regular Cast・・・帝劇100周年記念公演っていうからもしかして・・と思ってはいましたが、案の定あったか、Special Cast(^^;)。
もういいんだけどな・・というのが、実は本音。
もちろん、禅マリも岡アンジョもキャスティングされるなら、観たいし、観に行くんですが・・・でもね。
もうそろそろ記憶の中で「素晴らしかった」と思うだけでいいかな、とも思う最近の心情でもあったりします。
いろいろ思うところが大きすぎて、「微妙」。今回でスペシャルは終わり・・ってなるといいなぁ。
そろそろ後進にしっかり道を空けてもいいかな・・という気がするんだけどな。まぁ、私見ですが。
ここのところスペシャル公演が発表になる度に愚痴を言っているような気がしますが・・・まぁ、一レミファンの戯言と思ってください。
しかし・・・・そうは言っても、千穐楽がSpecial Cast公演はありなのか??・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり微妙。

気を取り直して。
今回のCastで驚いたのが、吉原バル登場と原田マリ出現。
吉原さん、退団してたんですね。私はなぜかあまり縁がなくて、そんなに観たことがないんですが、確か歌が上手かった記憶があります・・っつか、結構人気俳優さんだった気がする。顔が思い出せないんですが、まだ若くなかったっけな(30代前半~半ばくらい)?確かに声は低音だったはずだけど。薄い記憶の範囲では、歌は期待できそうなので(演技は覚えてない)、ちょっと楽しみではあります。今井さんがスペシャルしか出ないのは残念。
で。原田くん・・アンジョからマリなんてあるのっ?!と思わず。いや、あってもおかしくはないけど、そうきたか・・と。まぁ、マリでもいけるし面白いかも・・と、はるか昔の感想で書いた気がするし。でもな、あの頃はまだ原田アンジョが確立してなかった頃なんだけど・・・面白いけどもったいない感じはあります。やっとリーダーらしくなってきたのになぁ・・・でも決まったなら楽しまなきゃ損・・ということで、気持ちを切り替えるなら、原田マリは実はすごく楽しみなキャストでもあります。何をしてくれるのか今から楽しみ(笑)。カフェソングも久しぶりに楽しみかも。気分は、岡田マリに続け(笑)←禅マリじゃないのか(笑)?
新マリのもう1人の野島くんって、野島プル・・ですよね?前回、プルの印象薄いんですが(おい)、阿部ちゃんのアンジョより、野島くんのアンジョが観たいな。で、阿部ちゃんはマリ。ま、過去のイメージなので、後日反省感想が書けることを希望。
ファンテに知念ちゃん・・これは予想的中。当たらなくても良かったんだけど、やっぱり来たかぁ・・・・って感じ。イメージが全く違うんですが、一応、母ですもんね。怖くならないでね^^;。新妻さんは予想外で、美桜さんは予想範囲に入ってました。ビアが外れたのは痛いなぁ。。。
KENTAROさんのジャベールは予想しても良かったはずだけど、予想外。スキンヘッドのジャベってことはないですよね・・・あの髭はナシでお願いしたいですが、どんなジャベールになるのか・・現キャスとは違う感じにはなりそう。阿部兄寄りかな(なんとなく)。禅さん、岡さんのジャベールは、前半で終わってしまいそうなのが残念・・・最初から最後まで進化をしっかり観たいんだけどなぁ。
テナの三波さんは何気にびっくり。私、この枠にいつか太川陽介さんがきて欲しいとこそっと思ってた時期があったんですが、三波さんがくるなら・・とか思ってしまいました(笑)。10年以上前に何かの舞台(ミュージカル)で観た印象なんですけど、多分、太川テナはいける・・と思うんだけどなぁ(ま、そんなことを言っても・・ですが)。三波テナはどんなかな。

まぁ、思惑いっぱいで懸念もいっぱい。だけど期待もちゃんといっぱいします。いい作品が観られるなら、なんでもいいです。だからお願い、「仲がいいのはいいんだけど・・・」という、不思議な空間だけは作らないで欲しいと切に願います(だからってギスギスして欲しいわけでは全くありません)。
実は、アンサンブルは確認してないんですが、プリンシパルはいい具合に現役と新人が入ったな、と思うところもあって、ちょっと嬉しかったりするのです。ま、アンジョやファンテは全替えになってますが、それも一部の方はレミ経験者という気概はあるはず(と信じてるので)。これならうまいところで切磋琢磨されるんじゃないかなぁ・・という楽しみもあるので。誰がどうなんて言いません(←本当に、できるだけ言わないようにします^^;)。来年の観劇後、「やっぱりレミが好き♪」って書けるといいなぁ(^^)。

あ。アンサンブル確認しなきゃっ!!

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『Les Miserables in 2010』
2011年4月12日(火)~6月12日(日)

【Regular Cast(Principal)】2011年4月12日(火)~6月11日(土)
■ジャン・バルジャン/山口祐一郎、別所哲也、吉原光夫
■ジャベール/石川禅、岡幸二郎、今拓哉、KENTARO
■エポニーヌ/笹本玲奈、ジェニファー・ベリ、平田愛咲
■ファンテーヌ/知念里奈、新妻聖子、和音美桜
■コゼット/神田沙也加、中山エミリ、稲田みづ紀、折井理子
■マリウス/山崎育三郎、原田優一、野島直人
■テナルディエ/駒田一、三波豊和
■マダムテナルディエ/森公美子、阿知波悟美
■アンジョルラス/上原理生、阿部よしつぐ

【Special Cast(Principal)】2011年5月10日(火)-6月12日(日)
■ジャン・バルジャン/今井清隆
■ジャベール/鹿賀丈史
■エポニーヌ/島田歌穂
■ファンテーヌ/岩崎宏美
■マリウス/石川禅
■テナルディエ/斎藤春彦
■マダムテナルディエ/鳳蘭
■アンジョルラス/岡幸二郎

CDリストも作らなきゃ。

2010-07-18 | 徒然雑記
B&Bが東京開幕したそうで、今回の目玉キャストは晶ちゃんビーストだそうです・・・み、観たいっ!!。かなり噂になっていたそうなんですが、全然知りませんでした(笑)。まぁ、私の情報収集能力なんてそんなもんです(笑)。
晶ちゃんビースト、観たいなぁ。でも予定が立たない。これで道口ルミエールなら、なんとかしようと飛びついてるんですけど(笑)。どうも晶ちゃんとはタイミングがいつもいつも合わないです・・・なぜだろう^^;。私の観劇予定日まで変わらないといいですが、8月だから変わってそう。。。佐野さんだったらいいけどな。そしてベルももう少し若手が・・(笑)。
SOMも笠松マリア登場みたいですね。沼尾マリアを待ってるんですが、魔女になってるようなので無理かな。

欲しいと思っていたミュージカルCDをAmazo.deで見つけました・・・・ふっ(T-T)。ドイツ語盤だからドイツサイトにあるのは当たり前なんですけどね(笑)。でもコンプリートLIVE盤がない。廃盤って聞いたけど、本当なのかも。日本販売価格¥4880が、10.99EUR(約¥1250-7/14現在)。そしてもうひとつは日本販売価格が¥7980が、19.99EUR(約¥2260)・・やすっ(笑)!あ、M.A.ブレーメン盤も17.99EUR(約¥2040)だ・・・日本では特価でも¥2800くらいだから、、、、、いいなぁ(ぼそぼそ)。EUR安の間に何とか方法を・・・(ぶつぶつ)。笑。

あ。CDといえば、知人のおかげで、レミのデンマーク・キャスト盤をGETしました(^^)♪
まだ1回しかかけていないんですが(しかもBGMに流しただけなので、しっかりは聴いていない)、音は軽いし滑舌もふぅん、という感じな気がする。でもハイライト盤なのにその選曲?という、変にマニアックな部分もあって、作りは嫌いじゃないです(笑)。”一日の終わり”が入ってなくて(多分。聞き逃してなければ)、”テナ宿”がALLで入ってたのには笑いました。ハイライトだとテナ宿って入ってもALLでは入らないのに。
アルゼンチン・キャストや、スウェーデン・キャストも欲しいなぁ。その前に、日本で当たり前に売っている、アントワープとかマンチェスターが先かな・・でも高いんですよねぇ。。。別にコレクターじゃないからな(笑)。でも聴いてはみたいので、多分いつか・・・そんなこと言ってると廃盤になって泣くかも(笑)。


3行感想(?)-クリエコンACT2

2010-07-09 | 観劇雑記:05-12年
長文注意(笑)。


東京會舘発売日は・・・携帯持って、メモ帳持って、10分だけこそっと席を外そうとして・・・・つかまりました・・・。10分で取れなかったら諦めるつもりではあったけど「掛けて」っていうのが大前提だったのにー!たまには前の方の席で見られればな・・なんて思っていただけなのに、なにこの仕打ち~っ(号泣)!!まぁ、仕事中なので文句は言えないですが、でも10分くらい見逃して欲しかった・・・(くすん)。ちなみにその後、仕事縛りにあって電話を掛けてる暇なかったです・・・何の嫌がらせだったんだろう。。。まぁ、手が空いたのが19時過ぎてたんで、諦めました。ふっ・・・(T-T)。どうも気力がないときって、たまに出す根性の生気すら吸い取られてるような気がする(苦笑)。

時間を置いたら、記憶が早速薄れてます(苦笑)。いま欲しいのは、記憶力と語学力だなぁ(笑)。
ACT2は、司会者に武岡さん(18.21,23日は村井さんも)・・・チラシには、村井さんと武岡さんの司会DAYが別日程になっていましたが・・・初日は、途中で村井さんが武岡さんにマイクをバトンタッチして去っていったので、多分21or23日も同じじゃないかなぁ・・と勝手に推測。しかし・・・話の内容はきれいさっぱり忘れたけど(おい)、ケラケラ笑いながら聞いていました。結論、村井さんはやっぱりユニークな方です(笑)。
そして武岡さんは・・真面目で愉快(笑)。毎回、「”M!”しか出てないし、僕はなにを歌うんだろう?」と、M!の台本を捲っては想像し、「そうか、○○の場面かな♪」と思っては裏切られ・・・・という話をしていらっしゃいました。千秋楽には、「影を逃れて(ALL)」というので、そうか私はここに入るんだな・・と思ったら、最後の最後でも歌紹介のあとに自分の持っているマイクをサブリナに渡して袖へ・・という段取りになったそうで、そのときにじーっとマイクを見つめた武岡さんが妙にかわゆかったです(笑)。こんな話を面白くしてくれる武岡さんですが、唯一、毎回困った顔になっていたのが・・・祐さんのコメント。私が観た回で話を拾えた回はなかったような気が・・・(笑)。ま、まぁ・・・・・拾えたら司会のプロです(ぇ?)。いや、だって祐さんは不思議コメントの王者ですもん(笑)。でも私、会場が「ぽかーん」という雰囲気になるのは別に嫌いじゃないです(笑)。しらーっとなるよりは、あとがなんか楽しいから(笑)。

ACT2の最初は、一路さん登場。東宝初演エリザから、「夢とうつつの狭間に」(一路シシィのために作られた曲)。これって東宝ハイライトCDには入っているんでしたっけ?2001年LIVE盤には入ってた気がしますが・・・確かもう廃盤になったんですよね??なんかそこら辺、疎いんですが。エリザ初演は2回観ているはずなんですが、衣装と額縁あたりの印象が強く、それ以外なんとなくしか覚えてません。でもこの曲は結構好きだったんで、なくなったのは残念。でも「私が踊るとき」も好きなんで・・・ま、いっか(笑)。
その「私が踊るとき」ですが、、、祐さんが嬉しそうでした(笑)。初日は嬉しそうな祐トートに、ものすっごくきっつい一路シシィでその温度差に思わず笑いが出てしまったんですが、後半は余裕が出てきた一路シシィとのやりとりがなかなか良かったです。ずっとハイタッチだったのに千秋楽にはハグしてました。そっかー・・・この組み合わせで観ることができるのは本当に最後なのかも・・(ほろり)。
そして。今ルキーニを筆頭とした『ミルク』(笑)。いやー・・・・最後まで慣れないんじゃないかと思ってましたが、それなりに耳も慣れてくるもんで・・・・なんて言いつつ、やっぱりエルマーにしか見えない^^;。ごめん、今さん。でもどんなに皮肉を利かせてもその熱さが”革命家”って感じで(苦笑)。高嶋兄のイメージが強いのか、やっぱりここではどこか茶化す感じを求めてしまうのかなぁ。民衆の怒りの筆頭に立ってる今さんは、やっぱりアナキストじゃないんだよなぁ(私見)。
一路シシィのラストは、禅フランツとの「夜のボート」。わーい、やっと禅さん登場(笑)♪この曲は、その日の舞台のシシィとフランツの気持ちで少しずつ印象が変わるんですよね・・いや、他にもそんな曲はいっぱいあるんだけれど、エリザの中では私にとって一番楽しみな曲だったんです。でもフランツが軍服じゃないって不思議(笑)。千秋楽が一番好きでした・・この組み合わせももう観られないんですよね・・・貴重♪観ながら、あー・・ここではやっぱり手を差し出すのねー・・とか思いながら観てました。新しいシシィとのやり取りが楽しみ(^^)。

Act2は、M.クンツェ&S.リーヴァイ ミュージカルから、いろいろな曲をPick-opということで、次は今秋上演が決まっている”MOZART!”から。
*神よ、何故許される・・珠玉揃いのM!の中でも、難しくも面白いこの曲。祐さんが演じた役が持つ、ウィーン作品のソロの中で、私の中ではBest3の中に入っているくらい好きな曲です。日本初演で初めて聴いたとき、かなり驚いたんですよね。再演の度に歌い方が変わりましたが、私は初演の頃の素直な歌い方が一番好きでした。一時期、祐さんそれはやめて・・という時期を経たので(笑)、最近は落ち着いてきた感じで、それはそれでいいのかもとも思いますが。なんだかんだで、私は祐さんの歌は素直に歌ってくれているときが好きなようです(好みなので、反論はなしで(笑))。
*星から降る金・・・M.A.からがらりと雰囲気を変えて、サブリナ登場。凛としている感じが好きです。ドレス姿が観てみたい、と歌を聞きながら思いました。サブリナの歌は、気持ちが聞こえてくるのが好き。かなりはまったので、家捜しをしてM.A.ブレーメン盤がなかったら、買っちゃおうかなぁ・・・まぁ、すぐは無理ですが(笑)。いろいろ調べた方の話によると、サブリナは、「ウィキッド」ドイツ公演でエルファバを演ったそうです・・・聴きたい。残念ながらCDのエルファバは違う方のようなんですよね。うーん・・・舞台は無理だろうから、ソロコンでもやってくれないかな(笑)。
*僕こそ音楽・・・赤くて丸いものがどどっと舞台下手から飛び出してきたのに、初日は思わず吹き出しそうになりました(笑)。あっきーとか、芳雄ちゃんとかのイメージが強いので、パトリックの今井さんばりな体型が結構意外で(笑)。歌は全く意外でもなんでもなく、演技だってお茶目でいいです。なんかいたずらっ子っぽい目が・・・っつか、それは演技じゃないような気がする。絶対楽屋でいたずらを仕掛ける小僧筆頭に違いない・・と勝手に思ってたら、やっぱり愉快な人でした。パトリック、ビバ♪
*愛していれば分かり合える・・・聴き応えのある、サブリナとパトリックのデュオ。やっぱりこの歌は”2人が歌える”っていうバランスが欲しい曲なんだな・・と、改めて思いました。なのに・・・・なぜ・・・・・(ぼそっ)。日本公演のコンスタンツェは、どうも「がっつりミュージカル畑に埋まってる人は除く」という規定でもあるかのようなエントリーをされますが、こういうのを聴いてしまうとやっぱりその差にがっかり。M!は、曲が好きだから余計かも。日本語では「愛していれば分かりあえる」と翻訳されていますが、直訳では、「あなた(お互い)を知ることは、愛すること」なんだそうです。つまり、お互いを知っていくことで愛が深まっていく・・みたいな意味になるのかな。以前そんな話を聞いたのを、サブリナとパトリックを見ていて思い出しました。日本は、言葉の意味から「愛しているから、あなたのことが分かる。だけどもっと知りたい」みたいなニュアンスが含まれてるのかなぁ・・と思いますが、独語だと「あなたを愛するために、あなたのことをもっと知りたい」みたいな感じ?似ているけど、やっぱり違うな・・というのが目の前で観られて嬉しかったです。

たった5日前まで大阪で上演してたREBECCA。メンバーも揃っているので、曲がもっと入っててもよかったなー・・と思いましたが(まぁ、ちっひーがいないから無理か・・)、エントリーは2曲。
*レベッカ(シルビア・グラブ) / *何者にも負けない(涼風真世)
今回のレベッカ東京公演は諸事情により1度しか行けなかったので、ここで涼風ダニーが聴けたのはすごく嬉しかったんですが・・・でもっ。何もCDと同じ歌をそれぞれが歌わなくても・・・(ぶつぶつ)。気分的には逆で聴きたかったです。
2人揃うと違いが顕著ですね。面白い。涼風ダニーVS祐&ちっひウィンター夫妻を観てみたかったな。
しかし・・・最後の「レベッカが歌う」は・・・こわっ(笑)!!コンサートでしか観られない、Wダンヴァース夫人。それぞれの目線の違いが面白かったです。

再び「エリザベート」に戻って、私のメイン・ディッシュ(笑)。禅さんが、ルドルフ~(*^▽^*)♪
*闇が広がる・・・というわけで、どんな若作り・・・じゃない、ワカワカシイ(笑)禅ルドが観られるのか、すっごく楽しみにしてました。いや、視覚ではなく、耳と演技が(笑)。こんなの、コンサートでもなきゃ観られない。しかも祐さんトートとなんて、もう二度と観られる機会はないに違いない・・というわけで、集中力全開で疲れました(笑)。
悩んでる、悩んでる♪と楽しんでましたが、若さゆえの悩みというより、もどかしい苦悩って感じ(笑)?でも作ってますね。禅ルドは、とっても熱かったです。ここはやっぱり今エルマーにも登場してもらって・・とか、妄想は続くよどこまでも状態(笑)。友人から、「禅ルドの声が大きくて、祐さんの声が聞こえない」とクレームがきましたが・・・そうだったんだ?まぁ、ルドルフの方が音域が高いから響くしねぇ。しかし私の耳は、デュオの時は禅さんの声を選り分けて聴く機能をもっているため、残念ながらトートの歌はBGMというか・・・コーラスになってしまったもので^^;。。。
この曲を聴いたあとは、「私だけに」も「最後のダンス」もボーっとしながら聴いていたので感想はなし(笑)。でも「最後のダンス」は、聴きながらなぜかうっちーを思い出してました。あと一路シシィ卒業の時の、「ヤマグチくんとタケダくん」発言のコメント(By武田トート)。

千秋楽はここで、10日間の夢のコンサートを企画した岡本プロデューサーの30分以上に及ぶ、ながーいお礼&挨拶がありました(笑)。本人非常に緊張してるというお話でしたが、元々ユニークな方なんでしょうね。訥々と話していましたが、お話は面白かったです。岡本さんは、「放浪記」のプロデュースも務めているそうで、この急設公演の発端となったお話として、「”放浪記”の公演中止は苦渋の決断」とおっしゃっていました。本来であれば、ちょうど「放浪記」も千秋楽を迎える予定だった日・・ということで、何かしら感じることもある様子でしたが、それでも「2ヶ月間、劇場を閉めることも已む無し」と思ったが、「劇場関係者にとって、劇場の灯が消えていることはやはり忍びなく」、ジャニーズ事務所や多くの東宝関係者の仲間が手を上げてくれたのは嬉しかった・・という話もされていました。
中でも真っ先に、祐さんをはじめとするレベッカ・メンバーが手を上げてくれたことは嬉しく、幸いにも公演は6/13で千秋楽を迎えるということで、強行ではあったが、レベッカメンバーを中心にコンサートを企画しました・・とのこと。「日替わりゲストみたいになったのは、意図したわけではなく、皆さんのスケジュールを本当にやりくりしていただいた結果」ということで、各方面の方々への感謝も述べられていました。ちなみに、このコンサートの演出助手は、なんと山田和也さんだったそうです・・・スタッフの数が足りないと聞いて、手を上げてくれたとか。本当に、いろいろな人が支えてできた企画・コンサートだったんですね。しかし・・・急場を乗り切ろうというときって、どの世界でもなぜか豪華メンバーが揃うことが多いような気がします。

30~40分の挨拶とメンバー紹介のあと、思いがけないサプライズが・・・。
まずは、「サプライズゲストで香寿たつきさんと瀬奈じゅんさんを呼んじゃいました」に、会場がわー(^▽^)♪という雰囲気に。そこに一路さんも加わり、「小池修一郎さんになったみたい~」とはしゃぐ岡本さん。それを聞いて一路さんが舞台袖に向かって、「要ちゃーん。要ちゃんもおいでよ。元トップに囲まれたいんだって(笑)!」と涼風さんまで呼び出して、舞台上が豪華で華やかになりました・・・すげー。なんだ、このオーラ(笑)。岡本さん、思いっきりかすんでました(笑)。
瀬奈さんは挨拶だけされて帰っていかれましたが、このあとサプライズ本番・・・一路トートと香寿ルドによる、「闇が広がる」!!!
歌い始める前は、「へぇ♪やった!」くらいの気持ちだったんですが、さすがっていうかなんていうか・・・・いいもの聴きました。しかも2人とも(特に香寿さんの)表情が良くて♪ものすごく得した気分だったのでした(^^)。

最後は、M!出演メンバー(武岡さんは入ってなかったけど)で、「影を逃れて」。M!メンバーなので、当然香寿さんも一緒・・で、当然、禅さんとかビアは入らず(T-T)。入ってくれていいのにーっ!!この曲は、サブリナは日本語を歌ってました。そして、上を歌うパトリックは・・・千秋楽は、これでもかっ!ってくらいシャウトしてました(笑)。あれで喉を潰さないんだからすごいです。そして、あんなにシャウトしても音が外れない・・・・すごい。
やっぱりパトリックのCD、買っておいても良かったかなぁ。いろいろあって、気持ちに余裕がなかったんでスルーしたんですけど、いまになると失敗(笑)。ま、いずれまた機会もあるだろうからいいけど。

最後にプリンシパルからの挨拶がありました・・・が、覚えているのは、山路さんの浴衣姿(毎日”楽屋で浴衣を着てた”って言ってたから、どんなもんか見せないと・・と思ったそうです(笑))と、禅さんの「若作りもさせてもらいまして・・・これは、絶対に次回公演で(フランツを演るのに)活かします!」と言ってたのだけなんですよね。あと、ビアが「アニエスで石をぶつけられたらどうしようかと思った」と言ってた気がする(笑)。

・・・3行感想の予定が、やっぱり長くなってしまいました(笑)・・が、そんな感じで夢の宴は終了。
またいつか、こんな楽しい催しがあるといいな。

3行感想-クリエコンACT1

2010-07-02 | 観劇雑記:05-12年
クリエコンと翌日からの残業の嵐で呆けているところに、東京會舘からチラシが届きました。定期的に届くので、なんとなく目を通していたら・・・・・手が止まった・・・・なんすか、これ^^;?そういえば、なんかで情報を見たような気がする(会報に載ってたっけ?←未確認)・・・まぁ、そんなわけで。
東京會舘イベント「ミュージカルが100倍楽しめる・塩田明弘のミュージカルサロン」シリーズに禅さんがひずるさんと登場だそうです(笑)。
うーん・・・・前回の圭吾くんとのサロンは行かなかったんですよね(正確には”行けなかった”んですが)。日程は、なんとか(3連休の真ん中だけど)。しかし、お財布が。。。うぅ。でもひずるさんか・・・塩ちゃんはどうでもいいけど(おぃ)、お母様と一緒に出るのは、聞きたい気もするな。なくなったあの場面とか、やってくれんかな(笑)。いま、かなり悩んでいます(笑)・・・15分以内に電話が掛かったら、行くというのはどうだろう(独り言)。行くとしたら・・・エリザチケットも取るべきかしら(笑)。

一路さんの言葉を借りれば、「夢とうつつの狭間にいるようです」といった感じのコンサートでした。楽しかった、豪華だった・・の感想だけでいいんじゃないか、と思ってたんですが、行けなかった友人から「一行感想でいいから、曲ごとに書いてー!」と言われてしまったので(笑)。しかし曲ごと・・・・・・難しいっ(笑)!!


ACT1は、「M.A」特集ということで、コンサートの幕開きは、山路ボーマルシェの歌うプロローグから。
舞台中央には、祐さん@カリオストロ伯爵が顔を伏せて座っていました。存在感、あるなぁ・・相変わらず。
私の比率は山路さん>祐さんなので、視線は山路さんに向かっていたため、祐伯爵に髭がないのにしばらく気が付きませんでした(笑)。でも髭がない方がいいなぁ・・・あの髪型であの髭だと、本公演では、なんかインチキくさい詐欺師に見えてイヤだったんですよね(笑)。まぁ、でも怪しく見えないといけない役だしな・・と納得はしてたんですけど、やっぱりないほうがいいじゃん・・と。ま、それはともかく。山路さんが歌がうまくなっていたのに、今後に新たな期待が(笑)。

「もう無くすものもない」->「ご覧 王妃を」は、アンサンブルの方々が、一瞬で空気を一変させるあの表情が好きでした。特に松澤さん・・・すごいよなぁ、いつものことながら。涼風マリーと今フェルセンが段上で交わす挨拶が毎回気になってました(笑)。いったいなにを喋っているのかなー・・・(^^)。

「すべてはあなたに」は、思いあってるのに、気持ちにすれ違いがあるのがお互いの表情に出てて面白かったなぁ。これ、本公演で見てたら、「こういうすれ違いの部分が、ヴァレンヌ逃亡を失敗させた一因なんじゃないの」とか思ってそう・・と思いながら見てました(笑)。当時はそんなに思わなかったので、切り取ったことで見えた部分なのかしら。しかし、コンサートでも演技を見られると嬉しいです♪

「100万のキャンドル」は、玲奈ちゃんとサブリナで見ることができたんですが・・・おや。思ったよりもサブリナが普通に感じました。いや、うまいんです。歌も、演技も。さすが!とも思ったんですが、終わった今、印象に残っているのは玲奈マルグリットでした。玲奈ちゃんの表情がとても良かったんですよね。

「流れ星のかなた」は、日本語ver.、英語ver.とも堪能。同じ曲なのに、歌われた場面が違うんじゃないかしら?と思えるのが面白かったです。土居さんと玲奈ちゃんが手を繋いで帰って行くのも微笑ましかったし、大人同士の微笑みが素敵なシルビアとサブリナもいいし。難しいことは置いておいて、アニエスとマルグリットの心が通っているのが分かればいい歌だと思っているので、気分よく聞いてました。デュエットっていいなぁ。。。

「幻の黄金を求めて」・・千秋楽で寝そうになりました(頭痛薬3錠も飲んでたせいもあると思うが)。祐さんの声は危険です(笑)。

「お望み叶えて」・・結加里さんのラパン夫人を楽しんでいたのに、途中から、びみょーに友里子さんのダンスにクギ付けでした(笑)。うまい。色っぽい(笑)。これはあれだな・・・カップルで観に来た男の人の方がオペラグラスを構えたままになって、彼女にむくれられるって感じだな、うん(よくわかんない感想ですが(笑))。いやでも、前で見てた時は同性から見ても誘われている気分になってドキドキしました(笑)。このナンバーは、やっぱり歌よりダンスに目が行くなぁ。

「神は愛して下さる」・・土居さんのアニエスが聴きたくて、初日チケットを取ったんです。あー・・・やっぱり土居さんの声って賛美歌とか祈りとかを歌ったときに包むような優しい感じがあって好きです。以前、土居さんのソロコンにうきうきと行った私を見て、友人が驚いてましたが、ストレスが溜まっているときに生で聴くと和むのです。私にとってはかなり癒しの声。あー・・もう一回、土居さんの上原婦長、見たかったな(タンビエットも行くけどさ)。

「愛したことだけが」・・涼風マリーが、本公演後半に気になっていた歌い方のままだったのが、私としては残念だったんですが(訥々と語ってる感はあるんですけど、好みじゃなかった)。しかし、この場面では今さんの立ち姿がやっぱりいいです。背筋が伸びていてシルエットが素敵(相変わらず姿勢フェチです(笑)←もういい。今回は認める!)。笑。

「もしも鍛冶屋なら」・・一緒に行った友人が、このコンサートで唯一(?)”泣きそうになった”曲だそうです。そうだろう、そうだろう(*^-^*)♪もっと褒めてくれていいです(笑)。遠慮なく絶賛しださい(笑)!!

「みんな狂っている」・・山路ボーちゃんの”神に感謝だ!”という皮肉の台詞が実は好きなんです。山路さんって本当にいい役者さんなんだな、と毎回改めて感じる一言。コンサートでもやっぱり思いました。その山路さんが演ったボーマルシェが、ブレーメン公演では、場面カット多数・・・なぜっ?!納得いかん。

「恐怖政治」・・これですよ。ここ数日私の頭の中でデュラン効果を起こしている曲は^^;。うっかりすると声は福井ロベスピエールに広田エベールだったりするんですが、でも今回の中山ロベスピエールも面白かったな。武内エベールは熱かったし。そして・・・KENTARO@オルレアン公(笑)。うっ・・・・(絶句)。なんだろう、あの髭とあの鬘が・・・胡散臭い。武内エベールのオルレアン公を見る胡散臭そうな目に膝を打ちそうになりました(笑)。夢に見そう・・・(ぼそ)。26-27日のこの場面のマルグリットは、篤子さんでした。うまいけど、きつい。そして目つきが怖い(笑)。この場面をソプラノ系で聴くと印象が変わりますね。面白いなぁ・・・でも、自分がマリーなら、篤子マルグリットにだけはスパイされたくないかも(笑)。

「ILLUSION」・・ブレーメン公演では、幕開きにこの曲が使われたそうですが、いいなぁ、それ。カリオストロの影響力が最初にガツンと届けられるわけですよね。難しい曲ですが、存在の大きさを示すのにいいだろうなぁ・・・と、祐さんの歌を聴きながら思ってました。

登場して歌い始めた途端に、観客の心をがっしり掴んだ「心の声」。サブリナの声も表現力も好きです。しかし、最初に出てきたときに思ったのが、「あ、裸足!」でした。これが何よりお気に入り(笑)。いや・・・・実は・・・日本公演では舞台を見るたびにマルグリットの履いているぴかぴかの靴が気になって気になって(笑)。確かに、自分の体で稼ぐようになってからの靴だし、貴族を相手にしている高級娼婦として考えるとおかしくはないのかもしれないんですが・・・ものすごい違和感があったので、裸足のサブリナを見たときになにかがスコンと抜けた気に(笑)。ま、私のイメージの問題で、時代背景とか考証とか読んだわけではないので、実はあれが正しいのかもしれないんですが。でも歌の迫力と目つきと裸足・・・・・しっかりと胸に焼きつきました。

そして1幕ラストは、「苦しみの彼方に-100万のキャンドル・リプライズ-」。ブレーメン公演で、ラストに追加された場面だそうです。残念ながら、このコンサートでは私には賛美歌には聴こえなかったけれど、最後にこの曲が流れたのであれば、観劇後の気分がもう少し違うものになったのかな・・という気が。


懐かしい曲をいろいろ聴いて、観劇してたいろいろを思い出しつつ(笑)、ACT1終了で、20分休憩。なので、感想も一旦休憩(笑)。
一幕を聴きながら、コンサートだと「歌の音響」でセットされる分、歌に華やかさが増すなぁ・・と思ってました。もちろん、役者さんたちは演技をされてるんですけど、でもやっぱり本公演とはちょっと違う。毎回、Liveなんかでは思うんですが、いつもと違う部分が新鮮で面白かったです。