『ぽけっとに ビー玉』

「なんちゃって観劇メモ」☆ From茶花

来年もクリスマスは劇場です(笑)♪

2006-11-28 | 舞台雑記:05-11年
・・と、いうわけで。禅さんの来年の暮れの出演情報が出ていました
『ウーマン・イン・ホワイト』('07.11-12:青山劇場)
別所さんが主演で、玲奈ちゃんも出るらしい。
もうひとり、クレジットにある神田沙也加って誰?と一瞬思いましたが、SAYAKAちゃんでしたか(笑)。そういやワイドショーで本名に戻したとか言ってたっけ。玲奈ちゃんの妹役らしいです・・ってことは謎の女性も沙也加ちゃん?
「謎の女性・・・?」・・・こ、言葉のもつイメージで想像しちゃダメですね(苦笑)。
沙也加ちゃんはよく知らないけど、玲奈ちゃんの姉役ってあんまり想像がつかない(笑)。あ、でも一応エポもガブちゃんの姉ちゃんなのよね(ミュージカルでは設定が違うけど)。
でもこの舞台、1曲しか聞いたことはないけど、曲からしてイメージがシリアスっぽいんだけど・・なんか元気良さそうな姉妹だなぁ(笑)。ある意味どんな舞台なのか楽しみです。
あと岩田さんの名前がありました。禅さんとの共演はジキハイ以来かな?嬉しい。
そして共演者の名前で喜んだのが”上條恒彦”さん♪わーい、上條パパだっ!!上條パパ、好きなんです。嬉しいなぁ。
物語はよく知らないけど、確かミステリー系なんですよね(ロンドンで開幕したときにそんな噂を聞いたんですが・・)?
ミステリーかぁ♪禅さんはどんな役を演るのかなぁ・・すっごく興味があります!

興味があるといえば、もうひとつ。音楽と演出!!
音楽は、言わずと知れた巨匠アンドリュー・ロイド・ウェバーです。『オペラ座の怪人』『キャッツ』『ジーザス・クライスト・スーパースター』etc.で数々の名曲をつむぎだした彼の曲を禅さんが歌う・・・うっとり~・・ソロがあるといいなぁ(妄想中)・・・
Σはっ!し、失礼しました(笑)。
ウェバーの曲には好きな曲が盛りだくさんなだけに、想像が膨らんでしまいます。とにかく楽しみ。是非ソロがあることを祈ろう。無理なら四重唱とか。重なるメロディーっていいですよね・・オペラ座みたいな重奏があるといいなぁ
そして演出ですが・・ロンドン版を踏襲するのかなぁ?・・だとしたら、かなり興味があります。
斬新すぎたせいか「賛否両論あった」という噂は聞いたことがあるので、別にどっちでもいいんですけど・・ただ、ロンドンの演出家って確かトレバー・ナンだったんですよね。
こちらも巨匠でレ・ミゼラブルのファンならすぐに「あぁ!」と思うと思いますが、ジョン・ケアードと共同で『レ・ミゼラブル』の演出をしています。
彼がウェバーと組むのって久しぶりじゃない?と思ったので覚えていたんですが(確か、『キャッツ』『アスペクツ・オブ・ラブ』あたりの演出をトレバー・ナンが手がけてます。あと『サンセット大通り』もかな??)。
・・というわけで、そこらへんにも興味津々だったりするのです。
演出家、呼ぶのかな?東宝なら呼びそうだけど、青山でやるなら主催が違うだろうから・・でもホリプロでも呼びそうだなぁ・・久しぶりに東宝製作以外の禅さんが観たい気もするなぁ・・
なんて、いろいろ考えてしまいます(笑)。
まぁ、どっちでも、”いい舞台”が観られるならなんでもいいんですけどね(^^)。
とりあえず私の来年のクリスマスの予定は決まりました(上演してればね)。笑。
ここのところ毎年、クリスマスは劇場で過ごしてます。いいのか、私(笑)?・・楽しいからいいか(笑)。どうせクリスチャンじゃないしね(笑)。
今後、詳細が出てくるのが楽しみです(*^-^*)

しかし・・毎年のこととはいえ、翌年の暮れの予定が今から決まってるってどうなのかしら(^^;)?・・っていうか、来年の予定は着々と埋まってます・・旅行に行きたかったのに、どうしよう(観劇をやめればいいだけですが(笑))・・私に憑いている鬼は、きっと笑い死にしていることでしょう(苦笑)。
いいの、笑う門には福が来るって言いますし(鬼が笑っても福が来るかは知らないけどね)。笑。

オーストリア珍道中-旅行4日目(ウィーンへ移動・オペラ座見学)

2006-11-26 | 旅行・散策雑記
最近マメに更新しててえらいじゃん♪・・と誰も言ってくれないので、自分で言ってみたところ、友人から「でも旅行雑記の更新はしてないよね」と言われました(^^;)。
アイタタタッ(笑)・・というわけで、久しぶりに旅行雑記です(笑)。

旅行4日目、この日はウィーンへの移動日でした。ザルツブルクよ、さらば・・って感じ(笑)?・・っていうか。
まだ観てない場所、いっぱいあるんですけどっ?!
どのガイドブックにも「新市街・旧市街を合わせても、観光は1日でできる」みたいなことが書いてあるので、出発前には「1日目で見終わっちゃったら、インスブルック行きも考えようか?」なんて友人と話していたんですが、とんでもない。インスブルックどころか、2日間をかけたのにザルツブルクだって回りきれてなかったです。
確かに初日はザルツカンマーグート観光に半日行きましたし、荷物がなかったせいで観光時間を割いて買い物にも行ったけど・・それでも1日半近くはあったんですよ、観光時間。
・・・いったい、どんなスピードで回ったら1日で観られるんだ?という素朴な疑問が。
だって、祝祭劇場は見忘れたし、レジデンツギャラリーは休観日で見れなかったし、レオポルトクーロン城にもヘルベルン宮殿にも行けなかったのに~っ(不満)!それでも見切れなかったんですよ。1日じゃ絶対に無理っ!ガイドブックの嘘つき~っ!!
単に私と友人の観光速度がトロイだけではなかったと思うんですよね。自分たちの計画性のなさは棚に上げて、ちょっぴり不満だったのでした。いつかもういっぺん行ってやる~!・・というわけで、今度は音楽祭を狙って行きたいと思います(決意)。

まぁ、そんな雑談はともかく。いつもどおりたくさんの朝食を食べたあと(ザルツブルクは朝食が美味しかった)、チェックアウトをしてザルツブルク中央駅へ。
この日の朝もかなりな冷え込みだったんですが、前日に買ったセーターのおかげで震えずにすみました。安物のセーターだったけど、本当にあったかくてありがたかったです(そして着たきり雀でなくなったので気分も明るかったです(笑))。やっぱり冬が寒い国って、防寒がしっかりしてるなー・・と思ったのでした。ちなみにこのセーター、100%綿だったので着心地がすごく良かったです。静電気も出ないしね(私は帯電女なので、静電気問題は結構重要なのです)。笑。
ウィーンまでの長距離列車は、6人ずつのコンパートメントになっていて、面白いけど結構狭かったです。大きな荷物は中には持ち込めない・・スーツケースとか持っていたら、置いておく場所はあったんでしょうか?本来ならそこらへんで困っていた可能性もあったんですが、荷物がなかったから・・荷物がなくて良かったと思ったのは、このときだけでした(笑)。
距離としては東京から大阪に行く程度だったのかな。車窓を楽しみながら・・と思っていたのに、いつの間にか寝くたれていました・・ぐぅ。

13時過ぎにウィーンについて、まずは軽く腹ごしらえ。そのあと向かったのは、ウィーンにある”JCBプラザ”です。事前に頼んでおいた、コンサートチケットを受け取りにいったんですが、目的はそれだけではありません。実は、5年前にロンドンに行った時にもチケットを頼んだのがJCB海外デスクだったんです。そのときも頼んでいたチケットを受取りに行った際にいろいろ有意義なアドバイスをもらったため、私の中で『JCBプラザ=頼りになる存在』と位置づけられていたのです。なので、今回も「地元のオイシイ情報をいただきに行く」という目的があったのですが・・・。もう頼りになるなんて言葉じゃ言い表せないくらい、ウィーン滞在中は頼りっぱなしだったのでした(笑)。
この方々に会えただけで、この旅行が有意義に。本当に、本当にありがとうございました!!
・・というわけで、これからウィーン(に限らず海外)に行く方がいましたら是非JCBプラザに寄ってみてください。地元在住者ならではのオススメ情報がもらえます(^^)。あまりに親切にしてもらったので、ここではJCBプラザの回し者と呼ばれてもいいです、私(笑)。宣伝しますよ、ウィーンJCBプラザ(場所はオペラ座から歩いて3分ほど。大抵はガイドブックの地図にも載ってます)♪・・あ、ちなみにJCBプラザに入ることが出来るのは、JCBカードを持っている方だけなので気をつけてください(グループなら一人が持っていればOK)。そしてここで買ったもの、予約したものは全てJCBカード決済となります(現金不可)。

JCBプラザで頼んでおいたチケットは、その日の夜の『アンネ・ゾフィー・ムター』のコンサートでした。世界的に有名なヴァイオリニストなので、まさか折りよく聴けるとは!と見つけたときに即申し込みをしたんですが、すでに良席は完売していたのでそれならば・・と下から3番目くらいの安価な席。それでも世界一音響の良いと言われる楽友会協会での演奏会だったので、それなりの服を持ってきてたんですが・・肝心の服が入ったスーツケースがない・・。
実はこのとき、「スーツケースが見つかって、今日中にウィーンに着く可能性がある」という情報をもらっていたんですが、いつ届くかはまだ不明という状況。JCBプラザの方から「コンサートに気張っていくのは観光客の日本人くらいだから大丈夫よ」と慰められたんですが、「それでもやっぱりジーパンじゃない方がいいかな」というアドバイスの元に、コンサート前に服を買いに行くことにしました。
とりあえず会社に来ていける感じの服ならいいよね・・と探したんですが、ここでもサイズに泣いたのでした。全然ない。都会なのでザルツブルクに比べれば十分なサイズがあったんですが・・それでもない。泣ける。サイズが合いそうなのは、超ミニなスカートだけ。散々迷って・・というか、散々探してようやく「これならリボンをぎゅっっと締めれば着れるかも」というものを見つけました。ボトムが決まったら、次はシャツかセーター
ですが、ここでも・・・でもシャツは気に入ったものを見つけて即決定。ジャケットは大きいし邪魔になるので上にセーターを買って、なんとか形にしたのですが、セーターがでかかった・・。Sじゃないじゃんっ(私は日本人サイズだとMなんですけどね)。
ホテルに戻って着替えたあと、鏡を見たときの感想は「子供が無理やり大人の服を着てるみたいだよ・・・(涙)」でした(笑)。
ちなみにさすがに世界的ヴァイオリニストのコンサートだけあって、気張った服を着ていたのは日本人だけじゃありませんでした・・っていうか、日本人がほとんどいなかったです(ほんの数人程度は見かけましたが、観光客ではなく地元在住の方々っぽかった。)。ドレスアップしたご婦人たちと、きっちりスーツを着込んだおじ様たちに囲まれて「ジーパンで来なくて、本当に良かった(^^;)」と思ったのでした(笑)。

肝心の演奏会ですが・・感動しました。
ムターの演奏はもちろんですが、さすが『世界一音響が良い』というホールという看板は伊達じゃありません。
末席にいたのに、日本で聴いたどこの演奏ホールのS席よりも音が良かったです!!!
ピッチカートでここまで美しく響く音色を聴いたのは初めてでした。PPP(ピアニシッシモ)まで鮮明に、しかも広がらない音で聞こえてくる~!fff(フォルテシッシモ)だって割れてません。しかも伴奏のピアノとヴァイオリンがきっちり聞こえてきます。
もちろんムターの腕の素晴らしさもあるでしょうが、それを損なわないホールの音響にひたすら感動してました。逆にこのホールでヘタな音を聴いたら、かなりツライかもしれないなぁ・・なんて思ってしまうくらい。
実は、このホールでは金曜の夜にウィーン少年合唱団のコンサートが開かれることが多いんですが、今回は金曜の昼に帰国したので聴くことができなかったのが心残りでした。日本でもいいんだけど、「来日イベント色」が強いんですよね。スタンダードな状況での演奏会を聴きたかったんです。次回は絶対にこのホールで『天使の歌声』を聴いてやる!・・帰国してから「ウィーン少年合唱団の楽友協会ホール録音」のCDを探そうと思っていたのに、まだ探してません。思い出したので、探しに行かなきゃ♪
あ、そうそう。楽友協会の大ホールは、ホール装飾も素晴らしかったです。雰囲気もよかったし・・あぁ、こんなホールが日本にもあればなぁ(私が知らないだけかもしれないけど)。世界一のホールと比べてもね、とも思うんですが、せめてこの4分の3くらいの規模でいいから(それでも十分すぎる)あったら嬉しいなぁ・・と思ったのでした。

ところでこの日、移動→JCBプラザ→買い物→演奏会で観光が全然してないかもと思っていたんですが、1箇所だけ肝心な場所に行ったのを思い出しました。『オペラ座』観光♪
さすがにオペラ観劇は高くて、末席でも無理・・ということで諦めていたんですが、オペラ座では毎日観光客用に40分程度の内部見学ツアーを開いているということで行ってきました。約6ユーロ(オペラ博物館チケット付は8.5ユーロ)でオペラ座内部を観ることができます。そして1日に数回あるうちの1回、15時の回では毎日『日本語ガイドツアー』をやっているとのこと。これは行くしかありません。
予約は朝の回以外は受け付けていないということだったんですが、どこにいけばいいのかいまいち分からなかったため、早速JCBプラザの方に訊いてみました。
話によると「15時からになっているけど、月によって早くなることもある」そうなので旅行前に必ずHPチェックをした方がいいかもしれません(ウィーンオペラ座のHPには、日本語案内もあります)。この日は予定通り15時からの開始。原則として、オペラ座のチケット売場に10分前までに行けばツアーに参加できるそうです。逆に1分でも遅れると参加は不可(特に混んでいる時は要注意だそう)。日本からせっかく来たんだから・・なんて理屈は通じませんので、予定される方は時間厳守で行ってくださいね。

チケット売場で「Japanese」ガイドのチケットを購入し、薄暗い中で待つこと十数分。その間にも観光客は増え続け、中のあちこちでフラッシュが光っていました(でもフラッシュ撮影をすると、逆に暗く写るのでフラッシュは切って撮った方がいいです・・しかし、オートを外すと手ぶれを起こしやすくなるのに閉口しました)。
日本語のガイド・・というので、現地在住の日本人がガイドをするのかと思っていたら、ドイツ人の方の案内でした。流暢ではないけど聞き苦しくもない程度の日本語で、ガイドを聞きながら別の勉強にもなった一時でした。やっぱり西欧圏ってこういう間違いが多いって本当なんだ~・・とかね(笑)。
オペラ座内部は思っていたより小さくて、天井が高かったです。2階にある舞台真横の貴賓席を見ながら『オペラ座の怪人』を思い出していました(笑)。所詮私の想像力なんてそこ止まりさ(笑)。ちなみに昔は貴族席だったその場所も、2階正面にある最高貴族(国王・王族・国賓)席も今ではお金さえ払えば誰でも座ることが出来るそうです(ただしそのお値段は当然ながら高額・・といっても、作品によっては日本で観るよりも安いと思いましたけど)。各座席の下には英語字幕用の液晶が備え付けられているため、英語が出来る方は重宝しそうです(日本語のものも欲しい)。
内部ガイドツアーは公演の合間にあるそうですが、そのため舞台上では夜のセットがトンテンカンと組まれているのが見れました。裏方が見られるなんて面白~い♪もっと見てたかったですが、追い立てられるように次の場所へ・・ちなみにこの日の夜公演は『どろぼうかささぎ』だそうです。いいなぁ、観たいなぁ。結構ロッシーニの曲は好きだったりします。ガイドさんによると「この劇場も音響がいいです」とのこと。聴いてみたいよ~っ!いつか貴賓席で観られるといいなぁ(笑)。
客席を出て、大広間へ。大広間の欄間(西洋でも欄間でいいのかな?)には、このオペラ座に貢献した作曲家たちの顔が並んでいました。モーツァルト、ロッシーニ、ワーグナーあたりは当然として、驚いたのがベートーベン。彼もオペラを書いていたんですね(無知でごめん)。広間の中央のあたりには、誰だっけ・・有名な方なんですが・・とカラヤンの胸像が(ところで、カラヤンって貴族じゃないんですってね。“フォン”が付いてるので貴族だとばかり思ってました。まさか勝手に(?)名乗っていたとは・・世界貢献度として特別に許されていたのかな)。それにしてもシャンデリアがすごいなぁ・・(オペラ座の天井にはなかったけど(笑))。
更に進むと今度は現代的な大広間。幕間に飲み物や軽食を楽しめるようになっているんですね。モダンといえば聞こえはいいけど・・・私の好みはこっちじゃないなぁ・・なんか軽い(明るいのは好きなんだけど)。
そしてラストは貴賓席控の間。ガイドの方の「ここは以前は王族のための席の控の間で、“フランツ・ヨーゼフⅠ世とエリーザベト皇后も”こちらを使われました」という説明に私以外にも浮かれた人を発見(笑)。同世代くらいなので、間違いないよなぁ・・とか(笑)。しかし控の間って言っても結構広いです。多分幕前や幕間に謁見に来た人も多くいたんでしょうね。貴賓席に通じる小さな廊下には召使用の椅子が置かれていました。警備の人は立っていたらしいです。
ゆっくり見ていたら、ガイドの方に急かされました。どうも私と友人は見るのが遅いらしい(苦笑)。最後まで追い立てられながら、でも充実した観光だったのでした(^^)。

この日の夜、コンサートから戻ってフロントでいつものように『私たちのスーツケースは届いていますか?』と訊いたところ、笑顔で『ちょっと待ってね』と言われたときの嬉しかったこと(笑)。
コンサートには間に合わなかったものの、ようやく荷物にめぐり合えたのでした。喜色満面って感じ(笑)。
その夜は2人していつもよりも長いお風呂だったのは言うまでもありません(笑)。しかし、思っていた以上に肌は荒れていまして・・化粧水が染みる(まともな化粧水を見つけられなかったので、買えなかったのです)!!何度もクリームを擦り込んで、化粧水をつけなおして・・・なんとか翌朝には痛みだけは引いていたのでした。やっぱり普段使いの化粧水が一番です。それにしても心配事がなくなったせいか、この日はよく眠れました(笑)。

カテゴリは「食いしん坊雑記」かも(笑)?

2006-11-21 | 食いしん坊雑記
日曜日は友人(以下、Wちゃん)宅に「手料理を食べに」行ってきました(笑)。
もう一人の友人(以下、Nちゃん)とそのダンナと一緒に行ったんですが、Wちゃんに「何か持ってきて」と言われたこともあり、彼女は『ピーマンの肉詰め(手作り)』を持参。そして私は・・・事前に「私は料理は嫌いだよん」と宣言(?)したこともあり、手料理は免除してもらいました(笑)。その代わり、ちゃんとお菓子を「買って」行きました(作ろうと思ったけど、面倒くさいのでやめた(笑))。一応、適当なお菓子なら作れます・・けど、物を作るのはそんなに好きじゃないんですよね。過去、毎週のように作っていた頃が懐かしい(笑)。

ところで友人Wちゃんは、オーストラリア出身の子です。
以前、Nちゃんの家で『手作りカレーパーティー』をやったので、今回はWちゃんが手料理を食べさせてくれると招待してくれたのでした(^^)。
前も言いましたが、私は人様の手料理は大好きです(自分の手料理は嫌い)♪
しかもWちゃんは自他共に認める料理好きの料理自慢です。行く前からどんな料理が出てくるのか楽しみで仕方がありませんでした。

で。今回彼女が作ってくれた料理ですが・・
■オリジナル・炊込みご飯(ココナッツ風味)
■ランダン(マレーシア風ビーフ煮込み)
■SOTO(インドネシア風チキンスープ・ジンジャー風味)
■ガーリック・チキンのバジルソースかけ
でした。初めて食べた料理ばかりだったんですが、すごく美味しかった!!です。
さすが料理好きの腕は侮れません(舌鼓)♪幸せ~(*^-^*)♪
もちろんNちゃんが作ってきてくれた「ピーマンの肉詰め(トマトソース)」も旨かった!
飲み物は、赤ワインとタイビール(Nちゃんのダンナだけ、日本酒持参(爆))。どっちも料理に合います。
美味しかったのでついつい無言で料理を食べてしまいました(笑)。
途中でここは談笑しながら食べるべきかも!と気付いたんですが、すでにお皿の中が・・・早く食べすぎ(笑)。
全部美味しくてもう一度食べてみたいものばかりだったんですけど、中でも炊込みご飯が絶妙でした!ココナッツがダメな人は知りませんが、私は大好きなので、こんな食べ方もあるのね?・・と感心しきり。そしてこのご飯、ランダンと一緒に食べると本当に旨いんです♪こんな料理をしょっちゅう食べさせてもらってる、彼女の彼氏が羨ましい(笑)。
海外旅行によく行く姉が「食べ歩きなら欧米よりアジアだよ。アジア料理はヘルシーで種類が豊富で国ごとに特色があって、美味しい」と言っていたけど、本当にそうかも(ちなみにうちの姉も各国料理を現地で食べてきては自分で作る料理自慢です。これが、旨いんだ(笑)。アレンジも上手だから)。

次回はNちゃん宅で、鍋とチャンチャン焼きパーティーらしいです(笑)。
私は次もお菓子を買って行って誤魔化そうと思います・・そのうち怒られそうかなぁ(笑)?
でも不味い手料理を持っていくよりはいいと思うのよね。うん(自己完結)。
しかし最近食べすぎなのかスカートがきついです。完璧にヤバイです。これから忘年会の季節なのにねぇ・・(^^;)。

あ!別の友人の手料理にありつくために、梅酒を探しに行かなくちゃっ(笑)!!

週末は有楽町で(笑)。

2006-11-20 | 観劇雑記:05-12年
土曜日は予定外(?)に『M.A』を再観劇してきました。
だってB席とはいえ、I列センターブロックなら行くでしょう(笑)・・禅さんが出てるんだもん(ぼそっ)←所詮ファンです(笑)。
たまたま祐さんファンに囲まれての観劇だったんですが、オペラグラスを上げる位置が全然違っていて、なんとなく一人で浮いてしまっていました(笑)。まぁ、別にいいんですけど(笑)。

舞台は、そうですね・・前回観て覚悟ができてたせいか、加えて多少はまとまってきていたのもあるのか、前回よりは落ち着いて観ていられました。えーと、目に見えて良くなっているな・・と感じたのがアンサンブル。これで舞台がだいぶ締まって見えたのに一安心。やっぱり力のあるサブプリンシパルやアンサンブルが揃ってますもんね。場面によっては見応えのある部分も出てきた・・のかなぁ?・・とは思いました(友人には採点が甘いと言われたけど)。
でもプリンシパルは・・もっと頑張れ!って感じかな。まだ(私見ですけどね)。

というわけで、今回はアンサンブル感想中心で。
今回さっすが!と思ったのが佐山さん。初日は気づかなかったけど、あのおじいさんは佐山さんだったんですね!どーりで存在感があると思いました~♪どうやったらあんな空虚な表情が作れるのかしら?そしてあのニヤッって笑い方。ちょっと忘れられません。とにかく動きから表情から細かいです。背中を向けてるのに見ちゃうよ~・・私、前も言いましたが佐山さんの話す台詞が好きなんですけど、やっぱりあれだけの説得力は言葉だけじゃないんだなぁ・・とか思いました。裁判官の声、やけに耳に残るな・・って思っていたら、やっぱり佐山さんでした。そんなわけで、週末の注目俳優は佐山さんだったのでした。楽しかった♪
あと民衆でやけにかっこつけてるのがいるなぁ、横沢くんは仕方ないなぁ、とか思ってオペラグラスで確認したら、 tekkanさんでした(笑)。ごめーん、『バンダナ巻いたかっこつけ=横沢くん』ってイメージがあったらしいです(目が悪くても間違えようがないだろう・・というツッコミは却下です)。笑。
ちなみに本当に失礼なんですが・・そのあと横沢くんを探したんですが、どこにいるのかわかりませんでした(^^;)。横沢くん、顔が変わったのかしら(え?)。ちょっと失礼すぎるので、次回はちゃんと確認してきます、はい。
で。tekkanさんもかわいかったです。でも春風さんがピカイチ~♪首が悪くならないといいけど!とか思いながら、さすがのコメディエンヌっぷりが素敵でした。林さんもね♪あの三人組はお気に入りです(^^)。
福井さんに歌がない~!と大騒ぎしましたが、チビソロがありました。チビソロだけじゃやだ(我侭)。うーん、やっぱりカッコイイ。でもこの前より迫力が増してました。怖いよ~(そこでなぜ浮かれる(笑))♪
エベールの憎たらしさがうまいなぁ・・と思ったら、広田さんでしたか!そうですかっ!!
砂山さんの復帰に喜んでいたんですが、ところどころでしか確認できず・・けど、ベルサイユ行進でのあの大きい女装は砂山さんですか(ベルサイユ行進は「なるほど」と思った場面でした。男性アンサンブルの表情の切り替えがいいです)?!確定できませんでした。でも女装は・・高嶋さんが怖かった(高嶋オルレアン公は不気味です。怖いです。さすがです。)!あれを綜馬さんが演るっ?!・・全然想像できないので、必ず一度は見なくてはっ!!・・宣言しなくても多分観るけどね(自爆)。
ラパン夫人がステキ!と思ったら北村さんだったんですね。ああいう役だけに、変に下品にならずに品があるっていうのが好きです。そーゆーところはさすがに北村さん
気に入らなかったのがランバル公妃の設定像。ポリニャック夫人と一緒になってません?!河合さんは好きなんですが、ランバル公妃があれじゃ嫌~っ!!ランバル公妃って言ったら、貴族たちが次々と国王一家を見捨てて逃亡する中、唯一人他国に援助を求めに行ったりその後は宮殿に駆けつけ国王一家を支えた方でしたよね?しかもそのために「王妃の友人」として民衆に憎まれ虐殺されてしまった方。なんだかこの舞台ではイメージが全然違うんです。舞台と史実では虐殺された場所も違うので仕方ないのかも知れないけど・・どうせなら「別の監獄に連れて行かれる」という状況からの殺害の方が良かったなぁ。見るたびに納得いかん・・と不服に思ってしまうのです、ランバル公妃の場面。
そのほか気になる場面も人もいたんですが・・人を確定できなかったのでまた次回ということで。書き終わったあとにいろいろ思い出しそう(苦笑)。
あ!山路さん。早くお風邪を治してくださいね~!!山路さん、やっぱり良くなってました!期待はしてたけど素直に嬉しい~っ♪でもまだ更に期待(笑)。


観劇後は知人と待合せて軽く食事を食べに。中華風ソースのオムライスを食べたんですが、上のソースが甘くてイマイチでした。やっぱり今度から普通にデミグラスにしよう。珍しいのはダメだっ(笑)!・・ま、当たりの目が出たときに嬉しいので懲りずにまた頼むと思うんですけどね(笑)。
木曜にボジョレーが解禁してたということで(そういや木曜に一緒に飲みに行った友人が待ち合わせ前にボジョレーの試飲を5杯くらいしたとかで、会った時にはテンションが高かったっけ)、知人が飲みたがりお付き合いすることに。でも私、ワインはわかんないんですよね~(^^;)。ボジョレーを飲む習慣もないし。なので「ふーん、あっさりしてるワインだな」くらいしか感想が言えなくて、知人に苦笑いをされてしまいました。ごめんなさい~。

ところでどなたか有楽町近辺で美味しいランチのある店って知りませんか(笑)?

ひとりごと。

2006-11-18 | 徒然雑記
来年の『CLUB7 SP』のチケットを取り忘れました。
チケットの取り忘れに気づいたのはちょっと前なんですが、プレビュー公演の発売がまだだったのでそれを取ろうと思ってたんですが・・行けない日程だってことを忘れてました。
休むのはもちろん、定時でなんか帰れないよー(><)。
泣いてもいいですか?ダメでも泣いてやる~!

しかし最近チケットの取り忘れが多いです。ダメだなぁ・・(しょんぼり)。

梅酒ブーム

2006-11-17 | 食いしん坊雑記
最近、木曜の飲み会が多いです。飲み過ぎなくてすむので、私としては歓迎なんですけど(笑)。
昨日行ったのは地元の居酒屋。最近の居酒屋ってお洒落ですよね。
会社の同僚が「前に行ったとき、美味しかったうえに、超かっこいい店員ばかりだったからもう一回行きたい!」というので付き合ったんですが、料理は確かにすごく美味しかった!んですが・・かっこいい・・・?かっこいい店員なんてどこにいるんだ?あたりを見回したけど、店員で一番かっこ良かったのは、女性の方でした(笑)。
人の趣味だけど、私は却下だ・・と言ったら、ジャニファンでもある同僚が、「違うんだって!この前は本当にいっぱいいたのっ!こんなんじゃなかったのっ!!」と顔を真っ赤にして反論してました(笑)。
実は分かってたんですけどね、どう見たって彼女の趣味じゃない。でも私は意地悪なので「前に来たときは、酔っ払ってたんじゃないの~?」と言ってからかって遊んでたんですが(笑)。

えーと、そんな話はともかく。
肴が酒に合う味で、めっちゃ美味しかったです♪
ホタテとアスパラのバター煮とか椎茸のエビしんじょとか、あと魚のフリッター盛り合わせ♪(でもエビのフリッターで口の中を切ってしまって、口内炎を作ってしまいました・・同僚をからかった罰が当たったのかしら(笑))
本当は『特製オムレツ』も食べたかったんですが、友人が「お腹いっぱいでもう入らない」というので、諦めることに。『蓮根の明太子挟み』がイマイチだったので、その分がちょっと失敗だったかな。でも満足でした。

で。昨日のお酒ですが・・またまた梅酒(笑)。
本当は医者にアルコール止められてるんだけど、1-2杯ならまぁいいか・・って感じで。
「酒は百薬の長」。飲みすぎなきゃいいのさ(笑)。それに梅酒なら体にいいもーん。・・って、どこの子供の言い訳なんだか(笑)。←でも子供は酒は飲まない(笑)。これ、前も書いたっけ(^^;)?まぁ、いいや。
そんなわけで梅酒です。しかし、本当に梅酒が流行ってるんですね。先週の店とも、その前に行った店とも違う銘柄が並んでいました。やーん、どれにしようか迷う(笑)。結局2人で手分けして適当に頼むことに。
『越乃景虎梅酒』というのに惹かれたんですが、この日は置いてないということで、それなら・・とまずはブランデー漬けで。名前、ちゃんとチェックしてきましたよ『竜峡梅酒』。そして友人の方は、日本酒漬けの『天狗舞梅酒』。銘柄、まんまやん(笑)。
『竜峡梅酒』の方ですが。うーーん、ちょっとブランデーの香りが強いかなぁ。ブランデーが苦手な人はダメかも。この前の方が好みでした。梅酒だから、やっぱり梅の香りがメインじゃないとね~。でも味は悪くなかったです。
『天狗舞梅酒』は想像通りの味で、名前と同じくひねりもなにもありませんでした(笑)。飲みやすかったけどね~。
そして2杯目は友人が『梅の宿 無濾過原酒』で、私が『梅の宿 鶯梅』。
同じ酒造から出ている酒で、基本銘柄は一緒なのに・・『梅の宿 鶯梅』がめちゃうまでした!フルーティで喉越しがよくてとろっとして。思わず他のなんかどうでもよくなってもう一杯飲んでしまいました(笑)。これはかなり気に入った!日本酒も鬼酒好きなんで(でも酔うのでそんなに飲めないのが悔しい)、こーゆーにごり系のお酒は好みなのかも。食前酒とかにぴったりですよ。お酒がダメな人にもオススメです。ちなみに日本酒+焼酎漬け(でもあまりアルコールは強くないと思った)。
『鶯梅』をネットで調べたら現在は名前が変わって『梅の宿 あらごし梅酒』になってるそうですが、飲み屋とかでは『鶯梅』の名前の方が客引きがいいのかも。どこかで見かけたら、ぜひ飲んでみてください。ちなみに『梅の宿 あらごし梅酒』になってからの新ラベルの書は、”笑っていいとも”で有名な森大衛氏が書いたそうです(私は書の良さは分からないんですが、森大衛氏の書は好きです(余談))。
同じ酒造なんだけど、『無濾過原酒』の方はあまり感動しなかったです。フツーの梅酒のおいしいヤツっていうか・・家で漬けた梅酒に近いかな。

なんだかいろいろな梅酒があって楽しいです。元々梅酒好きなんで、こんなブームは大歓迎。
そーいやこの前知人に「それなら『さつま梅酒』飲まなきゃな」と言われました。確かに王道だけど、最近は逆にどこにいっても見ないです。昔はたまに見かけた気がするんだけどなぁ。
いま飲みたいのは、知人オススメの『琵琶湖梅酒(ブランデー風味)』。ブランデー嫌いの知人が薦めるブランデー風味の梅酒ってだけで興味があります。
今年のクリスマスはワインでもシャンパンでもなくて、多分梅酒を買うことになりそうです(笑)。その前に友達の家にワインを飲みに行かなくちゃ!!

オーストリア珍道中記-3日目(ザルツブルク旧市街観光)

2006-11-15 | 旅行・散策雑記
3日目が明けて、待ちに待った月曜日。朝日がまぶしかったです(笑)。
なぜってザルツブルクって敬虔なカトリックの都市だけあって、「日曜日はお店は全部休み」だったんです。
荷物もないまま物を買いたくても買えない状況で、異国で途方に暮れていたので、お店が開いてるのを見たときは本当に嬉しかったです(笑)。
でも朝の時点では「普通日になったから、もしかしたら今日中に荷物が届くかも」という淡い期待の元に買い物は見送り、そのまま観光へGO。

この日は旧市街観光メインと決めていた日。その前に、朝は前日に休館していたミラベル宮殿内を見てから『モーツァルトの生家』に行こうと思ったんですが・・。
ミラベル宮殿の入口ってどこにあるのっ?!
ガイドブックでは一部には入れると書いてあるのに、それらしい入口がさっぱり見当たりません。結局うろうろと30分ほど怪しい旅行者になり、諦めました(苦笑)。なんとなく人に訊ける雰囲気じゃなかったんだもん。
その後、旧市街にあるモーツァルトの生家に向かったんですが・・なぜか『カラヤン広場』に到着(方向的に逆だった)。でも目の前に「馬の水飲み場」を見つけて一応観光もしたので(写真を撮っただけだけど)、無駄歩きはしてません(多分)。
「馬の水飲み場」というには立派過ぎる場所に、この町はそんなに馬を大切にしてたのね!と感心してたんですが、あとでガイドブックを読んだら「大司教の馬車用の馬のが水を飲んだ場所」と書いてあって、ちょっとがっくり。なんだ、金持ちの馬だけか(貧乏人のヒガミ)。
そこから祝祭劇場に行けばよかったんですが、「あとでいいよね」なんて気分で最初の目的地を目指してしまったため、祝祭劇場を見忘れました(いや、忘れたわけじゃないんだけど・・時間が足りなくて行けなかった・・しょんぼり)。ちなみに祝祭劇場は、『サウンド・オブ・ミュージック』でトラップ一家が逃亡前に出たコンクールの撮影場所です・・見たかった・・。

で。その後、向かった『モーツァルトの生家』ですが・・え?これだけ??・・とか思っちゃいけません(^^;)?
いや。前日に『モーツァルトの家』を見ていたので、それ以上のものを期待していたんですが・・うーん、微妙。確かに見るものはあるんですけど、「へぇ」って感じで通り過ぎて30分ほどで終了。なんだかあっけなかったです。外観はきれいに塗り替えられていたんですけどね~(今夏の『ザルツブルク音楽祭』に合わせて補修されたんだそうです)。
同じ日にセットで順番に(『モーツァルトの生家』→『モーツァルトの家』)見るべきだったのかなぁ。

ここであまりの寒さに、どこかのカフェに入ろう・・と思ったんですが、いっぱいあるはずのカフェが見当たらない。見つかってもなんだか人が多そう・・と困ったときに思い出しました。横道に見かけたマクドナルドの存在を。まさかこんなところまで来て入ることはなかろうと思っていたんですが、コーヒー一杯のために入りました(笑)。
でもメニューがドイツ語で、種類に何があるんだかよく分からなかったです(^^;)。
ブレンドでいいんだけど、「ブレンド」の文字がないしね。カプチーノらしきものとラテを見つけて、ラテを飲みました。
100円マックじゃなくて、1ユーロマック。1ユーロのほうが高いのに(この時期のレートは約155だった・・夏は145くらいだったのに・・・)、感覚は100(ワンコイン)。この感覚の差のせいで、オーストリアの物価の高さに泣きました。せめて1ユーロが120円くらいならねぇ。。。

マックのコーヒーで温まったあとは、本日午前中のメイン観光場所、レジデンツへ。
モーツァルトの天敵といわれる“コロレード大司教”が住んでいたこともある『大司教館』です(笑)。
しかし・・大司教様というより大領主様ですよね。地方権力者の力と富を集約した豪奢な屋敷でした。
もっとも当時のザルツブルクは小さいながらも独立した教会国家として立っていたらしいので、「国家君主の城」と考えたほうがいいのかも。こんな居城を見てしまうと、音楽家の地位が低かった時代での絶大なる権力者に歯向かったモーツァルトの行為がどれだけ大変なものだったか、考えさせられました。
当時ではまずありえないし、考えられない。父親のレオポルトが心を痛めるのも当然のことだったんだろうなぁ。大司教と大喧嘩をした息子の仲介をアルコ伯爵に頼んだという逸話は有名ですが(有名なのは、アルコ伯爵がヴォルフガングの態度にキレて尻を蹴っ飛ばして部屋から追い出した話ですが)、それが泡となったときのパパの心情はいかに・・とか、別にモーツァルトファンでもないのにいろいろ余計なこと考えてました(笑)。
しかしそんなことを思っていたのも外観を見ていたときだけで、中に入ってからは豪華さにただ感心。
そして、『フランツ・ヨーゼフ1世』の肖像画と滞在時の部屋を見た途端、気分は一気に『エリザベート』へ(笑)。我ながら思考回路が単純です(笑)。しかし、フランツの滞在した部屋の調度品は他の部屋に比べてはるかに質素でした(←これはどこの城に行っても思った)。

この日は残念ながらレジデンツ画廊は休館日(前の日に行っておけばよかったと、ひたすら後悔しました)。仕方なくレジデンツから中庭園に出て、目の前の大聖堂(ドーム)へ行きました。
教会の中から出てくる人たちが敬虔な信者風の方々ばかりだったので、中に入るのを一瞬躊躇してしまったんですが、とりあえず、入口にいたおじさんに「OK?」と訊くと、無言で頷いてくれたので恐る恐る中に入ってみると・・。
うわっ、視界が明るい!・・それまで入った教会の中が薄暗いイメージが強かったので、一面の壁の白さに目を見張りました。そして天井が・・美しかった。上を見上げてうっとりしていたら、首が痛くなりました(苦笑)。写真を撮っていいのか・・教会の中だけに不安だったんですが、恐縮しつつもちゃっかりシャッターを押してしまいました(一応、お礼にお布施を置いてきましたよん)。

ドームを出てから時計をみるとお昼を食べるには中途半端な時間で、朝と違い陽もあたたかくなってきていたので、「一気にホーエンザルツブルク城址に行ってしまおう」と話もまとまり歩き出したんですが、その前にどこかの教会に寄ろうとして、変な教会墓地にはまりこみました。
「聖ペーター教会」・・ちっとも変な教会じゃないです(^^;)。映画の『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ一家逃亡時に出てくる墓地のモデルとなった超有名な場所でした(あの墓地は、スタジオ撮影だったらしい・・それを聞いて、ちょっとがっくり・・確かによくよく映像を思い返してみると、あそこの場面はセットと言われても納得がいくものでしたが・・私にとっては知らなくていい事実でした(笑)。)。

ホーエンザルツブルク城へ行くのに、往路はケーブルカーを使いました。乗り合わせたオーストラリアから来たというご夫妻が気さくで仲が良くてあったかかったです。話したかったけど、英語が・・自業自得ながらちょっと悔しかった。
上で何かを食べよう・・とか甘く考えていたんですが、レストランらしきものがオープンカフェしかなくて断念。だって寒かったんだもん。もっとも景色はべらぼうにいい場所でした。
そのカフェから更に上にあがったところに「眺望台」がありました。眼下に広がる風景がなんていうか牧歌的(この眺望はブルクホーフ(城の中庭)と言われる城の南側に位置するところだそう)。広い庭(というより牧草地)の向こうにはウンタースベルク山がきれいに姿を見せていました。カレンダーの写真みたい・・と思ったら、この風景、よくカレンダーに使われてるんだそうですね(笑)。
旅行地に着いてからの初のパノラマ風景に、この眺望台とこのあと行った城の頂上にある展望台からの写真がすごい枚数となりました(笑)。ここでこんなに撮るより、街中をもっととれば良かった・・というのは、後の祭り。帰ってきてからそんなこと思ってもね・・(苦笑)。
ところでこのホーエンザルツブルク城というのは、ザルツブルクの象徴と言われる建造物だそうなんですが、居住場所というよりも「要塞」という城本来の役割を顕著に示したものでした。難攻不落と言われただけあって、その攻め難さは想像に難くないです。なんたって要塞を更に堅固な要塞にするべく、代々の大司教領主たちが施工に施工を重ねた場所です。城の中は迷路のようでした・・順路案内がなければ抜けられなかったかも(笑)。
まぁ、それはともかく。そのうちの一区画はオーディオガイドとともに進めるコースで、内容はなかなか面白かったです(ほとんど忘れたけど←おいっ)
。コースの最後に城の頂上の展望台・・180度広がるパノラマです。絶景。ブルクホーフの眺望も素晴らしかったですが、市街地を一望できるのに感動しました(ここからの風景は、TVでザルツブルク特集が組まれると必ず出てきます。なので、現地に行ったことがない人でも一度は見たことのある風景かもしれません)。
もっと景色を楽しんでいたかったんですが、ガイド終了で追い立てられるように展望台から降ろされてしまいました(オーディオガイドだったんですが、一応ツアーになっていて、職員がついていたのです)。しかし友人も私もマイペースな方なので、追い立てられて良かったかも(笑)。このあと城の中にある観光の見所を回ったんですが、お昼を食べていなかったせいもあり、とにかく広い城の内部に疲れるやら呆れるやら。最後には足を引きずって歩いていました。体力なさすぎ(苦笑)。
何時間かけたのかわかりませんが、よたよたと城を出たあとは、城の裏手からノンベルク尼僧院に向かいました。ここは、『サウンド・オブ・ミュージック』でマリアが入っていた尼僧院。
しかしここでも・・・入口が見つからない~っ!!・・尼僧院の庭までは入れるんですけどね。
映画で有名なあの門は「関係者以外立入禁止」と書かれているらしい札が・・写真を撮ってもいいのかな?・・と思いつつ、なんとなく雰囲気に躊躇して撮るのはやめてしまいました。まぁ、見られただけで満足だったのでいいのです。しかし観光地としてガイドブックに載ってる割には、観光場所らしくない・・『サウンド・オブ・ミュージック』は、現地の人で見てる人は観光関係者以外ほとんどいないっていうのは本当なのね・・と納得してしまいました(喜んで撮影地回りをするのは、日本人とアメリカ人だけなんだそうですよ)。

ノンベルク尼僧院から下って、ようやく遅いお昼食べたのは、この旅行でこの先何度もお世話になったシーフードのファーストフード店でした。安価で食べられるサンドウィッチから手ごろなシーフードまで、気軽に入れてチップも要らない。少しバターがきついのを気にしなければ、本当にありがたいレストランだったのでした。
このお店を出るとすでに時間は17時を回っていて(店に入ったのが16時過ぎてましたから)、次に回る予定のレオポルトクーロン城(遠い)に行く前に、ホテルに戻って荷物の状況を訊くことに・・荷物が届いてなかったら観光よりも買い物に行かなくては行かなかったので・・。結果は、ホテルの人に訊いて、身の回り品を買いに行くことになりました。くそー・・レオポルトクーロン城には行きたかったのに~っ(涙)!!
買い物に行ったのは、日本で言えばヨーカドーみたいなお店でした。帰国してから友人たちに「そういう時は高いものを買うんだよ!」と言われたんですが、まだその時点では確実に返ってくる保証はなかったし、それに・・高いお金を出して、自分に合わないサイズのものを買ったってしょうがないじゃん・・(><)。ちなみにあとで聞いたんですが、「通常必要と思われる以上の金額の服飾品は、相応の理由がない場合は返金されない」ことが多いそうです。しかし「必要と思われる程度の金額」っていくらぐらいなんだろう(疑問)。
それはともかく・・サイズは本当に泣きました。確かに私は小柄かもしれない・・けど、日本人の標準内ではあると思うんですよね。そこまで小さくないし、やせてもない。外国人だってこのくらいの人はいっぱいいるだろう?と思うのに、合うサイズが全然ないんですよ。なんでっ?!安い店だから?!
実は荷物が届いてないうえに、この時点で「ひとつは見つかったけど、ひとつの荷物は行方不明」と言われたことで、なぜかかなり凹んでしまっていたので、追い討ちをかけられたようになってしまい・・・友人に大変な気を遣わせてしまいました(^^;)。反省。それでもなんとか見つけた品々を買ってホテルに戻ったときには、気分は多少明るくなっていました。やっぱり着るものが新しくなると気分が違います。ロストバゲージの調査を依頼したのが信頼のおける方だったのも安心感につながって、明日には見つかるといいねーなんて言いながらベッドに入ったのでした。

豆腐とスープカレー

2006-11-13 | 食いしん坊雑記
先週は木曜に横浜に飲みに行って、金曜にスープカレーを食べに行きました。
久しぶりに友人たちとの飲みで楽しかった!やっぱり会社の飲みとは気分が違うわ(笑)♪

で。横浜は友人のオススメのお店に行ったんですが、美味しかった~!
同じお店で下が和風、上が創作料理に分かれていて、今回は和風料理の階で飲みました。
ここ、雰囲気が落ち着いていて、食べ物もお酒も良かったです。また行きたい♪
一緒に行った、もう一人の友人が「ここの地下のお店も酒が旨いんだ」とか行ってたので、今度はそこと創作料理の階に行かねば(決定)。笑。
看板の字体が同じだったので、そこのお店も地下のお店も同じ系列っぽいね~・・って話だったので、地下のお店も楽しみです。
友人曰く「客層、おやじ」だそうですが(笑)。でもおやじって安くて旨い店に集うからな(笑)。
メインは豆腐料理だったんですが、「鶏と茸の豆乳のバター味噌鍋」とかいうのが、えらく旨かったです。
カロリーが高いんだか低いんだか・・バターだから高いだろう(笑)。茸味によく合います。
特にダシ汁が人気でした。食べながらもっとねぎが欲しいと思ったけど。やっぱり鶏鍋にはねぎだよね。
いつもはビールで乾杯なんですが、今回は「梅酒」。最近、いろんな梅酒が出てますね。この前も金魚梅酒とかいうのを飲んだっけ。
で、丁度3人だったので、なにやら金賞を取ったという梅酒3つを頼んで回し飲みしました。
私の梅酒はナンだったんだろう?適当にアテ割りしたんですが、それぞれ好みの梅酒にあたって満足でした。
ウィスキー漬けの梅酒は初めて飲みました。意外にあっさりしてる。ブランデー漬けの梅酒は濃いですね。でも両方旨い。
後日天然ボケの友人に言ったら、「ブランデーチェリーってやつだよね?」と言われました。
違います。友よ、チェリーはさくらんぼだ(笑)。梅酒は梅酒。
いい加減食べて、お腹もいっぱいになったあとは、料理についてきた岩塩をつまみに飲んでました(笑)。
でも塩をつまみって王道だよね。呑み助の友人Yがひたすら嬉しそうでした(笑)。今度は焼き塩もいいな。

金曜は、別に呑み助はいなかったので軽くビールで乾杯だけ。
北海道発のスープカレーのお店に行きました。初です。どんなかなぁ・・と思ったら、スープ風カレーだった(笑)。
頼んだのは黒豚と茸のスープカレーだったんだけど、茸のダシがもう少しでてればな。ジャガイモは旨かった。
見た目と味が予想通りだったので、もう一工夫欲しいなぁ・・というのが感想。ちょっと惜しい。
やっぱりチェーン店じゃ本場の味は分かりません。でも北海道民は「スープカレーなんて知らん」らしい・・それって(^^;)?
そのあと久しぶりに昔よく行ったケーキ屋に行こうと思ったら、飲み屋になっててがっくりしました。
あそこのレモンクリームケーキ、好きだったのに~!!学生時代の味だっただけに、結構しょんぼりです。
でも友人たちと揃って喋るのは久しぶりだったので、なんだか妙に楽しかったです。
でも美味しい店もいいけど、私は人様の手作り料理が大好きなので、なんだかんだで次回は友人宅でワインパーティーの約束を取り付けました(笑)。
わーい♪今度はどんなカレーかな(友人はアジアンカレー作りの名人なのです←前にも書いた気がする)。
ちなみに私は料理はしません。お菓子を作っていたこともあったけど、今は昔(片付けるのが面倒くさい)。
手作りお菓子も美味しいよね。ということで、誰か私に手作りお菓子を差し入れてください(笑)。

・・・さて。友人からガイドブックを借りたので、次回こそ旅行雑記の続きをUPします。
こうやって書いておかないとこの先も書かない気がするので、一応予告ということで(笑)。

ペテン師と仏革命と西街物語

2006-11-07 | 観劇雑記:05-12年
今回の三連休は、金曜に『ペテン師と詐欺師』を観て、土曜に『M.A』を観て、日曜は『ウェスト・サイド・ストーリー』のビデオ鑑賞・・という、三本立てでした(笑)。

えーと。
『ペテン師と詐欺師』は、開幕直後に行った友人や他の方々から噂を聞いていたんで、期待をせずに行ったんですが、
娯楽舞台としては、なかなか面白かったです。なんとなく中途半端で、ぬるい展開が結構好み(笑)。
騙す側が騙されて・・っていうペテンの王道ストーリーだったんで、キャラが読みやすかったせいか、
行動の裏を読みながら見るのが楽しかったです(笑)。
愛華さんのキャラって要るの?と思ったりもしたんですが、裏を考えながら見ると結構引っ掻き回す役なのかも。
もう少し含みがあったらジョーカーで騙されたかもしれないんですけどね。あれは切っちゃうカードだなぁ。
鶴見慎吾がいい感じだっただけに、もったいない。
聖子さん、久々に観ました。やっぱり男前~(笑)♪カッコイイです(笑)♪♪♪
かっこいいといえば、慎吾さん。好みじゃないけど、イケてます。
この人、テレビで見るとしつこさがあるなぁとか思ってたけど、舞台じゃいいかも~。
見ながら「太川陽介とコンビで泥棒コメディとかチンピラとか演って欲しい」とか思ってました(笑)。
そういえば太川さんの名前を最近見ないけど、舞台やってないのかなぁ(余談)?
鹿賀さん、舞台より20£札の肖像画がっ(笑)!!
すごく似合っていて、一瞬「これ誰よ?」とか思ってしまいました。違和感がない(笑)。
そんなわけで、ぜひ一度エリザベス女王の扮装をして欲しいと思ったのでした。生で見たい(おい)。
市村さんは、さすがですね。さすがとしか言えない。
見た目の年齢は気になりましたが、茶目っ気がかわいらしいです。想像では若者に見える・・かな(笑)。
噂に聞くほどでもなく、結構楽しかったです。でも値段を考えると、ちょっと高かったかも。

そして『M.A』。
あはははははっ(^^;)・・・いやーーーーーー、どうしましょう(笑)。感想、まだ書けません(苦笑)。
実は私、「フランス革命」があまり好きではありません。王政を倒したことじゃないです。
史実としての狂気が、あの群集心理の異常さが、リアルに怖い。
史実を記した本は、あまりの非情さ残酷さに胸が悪くなってしまいます。
それなので恥ずかしながらあまり詳細なフランス革命史とかは知らないんですが、
その私から見ても、脚本が・・・ちょっと・・・。継ぎ接ぎというか、切り張りというか。
原作はまだ読んでいないんですが、遠藤さんだけにここまで図録を切り貼った小説ではないでしょう。
”中学生が感想文と言われて書いちゃった本のあらすじ”みたいなものをペラペラとめくっているような感じ。
人間の愚かさを見せたいのはなんとなく分かる。
だけどいろんな愚かさを形を変えて流しただけじゃ、愚かな部分ってしっかりとは見えない気はします。
愚かじゃない部分があってこそ、その愚かさが目に見える形になる。
光と影だって、光だけじゃその眩しさは分からないし、影だけじゃその暗さは量れない。
そういう意味で、反対の側面があまりにも少ないように感じました。アニエスだけだもんな。
まぁ、それだけじゃなく・・「一般的に重要と思われる場面」がかなり割愛されてたのも不思議なんですが。
愚かさを見せると言うならあの場面は必要じゃないのかなぁ・・??
とにかく「人間の愚かさ」というキーワード以外、重点がどこにあるのか全然分からないため、
不完全燃焼状態になってしまいました。
主役はアントワネットなのかマルグリットなのか・・現時点では、どっちでもないって印象です。
二人の存在が対比を成していないので、わざわざ「M.A」というタイトルにした意味が分かりませんでした。
舞台がまとまってきたら、疑問点とかが多少溶解するのかな。するといいなぁ。。。
曲はさすがに耳に残る曲がありました。これでストーリーと噛み合えば更に良くなるんだろうなぁ。
まだ“突然歌いだしている”感があるところがたくさんあったので、台詞と言うより歌だなと思って
聞いてしまった部分もあって、結構言葉が残っていなかったり。
そんな中で、土居さんのアニエスと禅さんのルイ16世のソロだけはしっかり耳に残ってます♪
特に土居さん~♪あの群衆の中で、一人だけ凛としている人。この方の存在で、かなり救われました。
土居アニエスが出てくると、場面が締まります。歌声も素晴らしい・・賛美歌を歌って欲しかった!
禅さんのソロ、久々です。嬉しい♪・・というか、禅さんのルイ16世はいいです。期待通り♪♪
でもあんまり褒めると「ファンの贔屓目」とか言われるのが悔しい・・ので、とりあえず観てください!
しかし禅さんの出番少ないな・・それは仕方ないなぁ・・とも思うんですが、
演技がいいだけにせめて「ヴァレンヌ逃亡」の場面だけでも入れて欲しかったです。
あんな風に作るなら、いっそあの場面は要らない・・というくらい、あの場面説明には泣けた・・・。
そしてこれは仕方ないな・・と思ったんですが、できるなら「ルイ16世の処刑」場面も欲しかったなぁ。
・・というか、バスティーユ襲撃後の描かれ方があまりにも杜撰じゃないか?と思ったんですが。
涼風さんのアントワネットは後半がいいです。それだけに・・・(愚痴になるので中断)。
気を取り直して。やっぱり山路さん、好きです♪いいキャラしてますよね~。
でも山路さんなので、あと一歩を期待してしまいます(^^)。どう変化するのかな(期待大)。
もう一人、お気に入りの福井さん。どんなロベスピエールになるのかしら?と思っていたんですが、
か、かっこいい・・・。さすが、福井さん♪・・って、あれ?・・でも・・・。
ロベスピエールってかっこよくていいんだっけ(笑)?いや、もちろん悪いわけはないんですが(笑)。
でも恐怖政治の首魁のイメージが強いので・・まぁ、「清廉の人」と呼ばれているくらいだし、いいのかも(自己完結)。
しかし・・・それはそれとして、なんで福井さんに歌がないの~~~~っっ!!←これはかなり不満でした。
玲奈ちゃんのマルグリットは・・うーん・・確かに庶民。でも貧民ではないかなぁ。飢えてない。
なのでアントワネットへの憎悪がイマイチ分からなかったです。でも歌声が伸びてたのは嬉しかった。
伸びていたというなら、井上くん。最近は井上くんの舞台は観るのも楽しみです(あと浦井くん)。
でも観ながら、この役を来春に今さんが・・と思ったら、なんだかいろいろ想像が(笑)。
井上フェルセンにはどこか貴族的な頼りなさがあって、そこら辺にヴァレンヌの逃亡失敗があると
思うんですが、今フェルセンはどうなるんだろう・・ちょっと抜けて見えるところが・・(暴言)。とか。
井上くんは歌も演技もまっすぐなので、今後の展開も楽しみです。どう変化するかな。
今回は私の好きな役者さんがたくさん出演されているので、
そこらへんがもうすっごく楽しみだったんですが・・・えっ?!こ、これだけっ?!・・・。
「もったいない、もったいない、もったいない、もったいない、もったいない・・・・(エンドレス)」
確かにこれだけいると一人一人を際立たせると言うのは難しいですけど、うぅっ・・・(号泣)。


・・・と、そんな感じで初観終了。書けないとかいいながら、なんだかいろいろ書いてますね(苦笑)。
あとで「ごめんなさい」って謝れるような舞台に変わっていくといいなぁ。
最近の東宝ミュージカルは「ストーリーより役者」というところが前以上に目立って好きじゃないです。
ストーリーあっての役者でしょう。個々より全体。だから感想はやっぱり「もったいない」でした。
・・・・・・・・・・・最近、このテの感想が多いなぁ・・・・(ぼそっ)。

で。ラストの『ウェスト・サイド・ストーリー』のビデオ鑑賞ですが。
知ってる人も多いと思うんですが、私は『ウェスト・サイド・ストーリー』ってそんなに好きじゃありません。
音楽は素晴らしいと思うし、ロケーションも役者も面白いんですが・・ストーリーが・・・。
というわけで、音楽を聴くほどには映像に興味はないんですが。
その私が嬉々として見た理由。それは「禅さんの吹替えだから」でした(笑)。
もうずーっと聞いてみたかったんですが(「見て」じゃないのか)、持ってる方がいなかったんですが、
ようやくYさんのおかげで見ることができまして、ひたすら感謝です♪いつもありがとうございます!
きゃーっ、禅さんの声が若い~っ!!なんだか感動してしまいました(笑)。
でも・・惜しむらくは・・やっぱり歌は吹替えじゃないんだ~・・ちぇっ。禅さん@トニーの歌も聴きたかった!!
そうそう、見ていたらチャキリスの声に聞き覚えがあったんで誰だろう?と思っていたらマヨマヨでした(笑)。
ひー・・こっちも若い・・っていうか、アテレコでもかっこつけてるのが分かる(笑)。
見ながら笑ったり一人でツッコミを入れたりと、端から見たらかなり怪しいビデオ鑑賞だったことでしょう。
でも楽しかったからいいのです(笑)。

・・と、いうわけで三連休が終了。なかなか充実したお休みだったのでした(でも遊びすぎて疲れた(笑))。

旅日記-番外編

2006-11-05 | 旅行・散策雑記
ウィーン・ザルツブルクの旅日記が止まっています。別に飽きたわけじゃないです。
実はうっかり「年末にドイツ・ウィーンに旅行に行く」という友人に、嬉々としてガイドブックを貸してしまったら、
自分の足跡を追えなくなってしまいました(^^;)。いや、覚えてるんですけどね。それなりには一応。
でも”それなり”なので、微妙に名前が思い出せない場所とかあったりして気持ちが悪い。
おかげで普段から遅い筆が更に遅々として進みません。困ったもんだ(自業自得だけどさ)。
ま、そんなわけで。とりあえず通常の雑談を書きつつ旅日記も書いていくことにしました。
年内にあがるかな。あがるといいなぁ(希望的観測)。

ところで。今回の旅行でロスト・バゲージをしたという話はもう書きましたが、これが観光の話よりウケます(^^;)。
やっぱり人の失敗談とか困惑話って酒の肴なのね(笑)。
ちなみに友人のダンナからは「いやー。茶花さんのイメージだよ。ぴったり~(笑)!」と大笑いされました。
・・・・・私のイメージってそんななの?すごく不本意だ・・・(--#)。
しかもそのダンナには2-3回くらいしか会ってないんだけど・・今度会うときは覚悟しておいてもらおうっと(何を)。笑。

さすがに最近では単なる笑い話ですが、旅行から戻ったばかりのときはいろいろ変ななぐさめももらいました。

友人A「いやー、いるんだね(笑)。この勢いで、宝くじ買いなよ!当たるかも知れないよっ!!
・・・・どんな勢いなんだか(笑)。まぁ、宝くじは当たりそうにないけどね。

海外渡航経験豊富な友人B
「もう200回以上海外に行ってるけど、僕はまだ3回しかロストしたことないから確率としては1%くらいじゃないかなぁ。
だから、きっとあと100回は海外旅行してもロストしないよ(にっこり)」
いやぁ・・・・そんなアテにならない確率論を持ってこられても・・・(苦笑)。

海外渡航経験豊富な従兄C(仏・西・伊でよくロストするらしいと聞いた・・と言ったら)
「フランスではロストされたことないなぁ。スペインなんか経由は滅多にしないし。
でもイタリアは多い。だいたい出張に行くと5回に3回はロストするから、あそこなら(処理に)慣れてるぞ。
・・・・慣れてるって・・・処理に慣れるよえい、荷物を確実に届けようよ(^^;)。

海外出張に頻繁に行く上司D
「でもロストならいつかは見つかるからまだ良かったじゃん。
前に成田エクスプレスの中で『自分のスーツケースがない』って泣いてる子がいてさぁ、すごく気の毒だったもん」
・・それって!NEXの中で荷物を盗まれたってことですかっ?!・・旅行前に気の毒すぎる。。。
確かにそれに比べたらロスト・バゲージの方がマシかもしれない(でもかなり弱るし困る)。
しかし上司が続けて言ったことに更に驚いた。
「駅員が対応してたんだけどさ。『年間に何回かあるんですよね』って・・確かに毎回危険だとは思ってたけど、
年間に何回かあるなら、対処しろって思うよなぁ」
・・そりゃ思うよ!私もあれは危ないなぁ・・って思ってたんですが、年に何回かあるっていうのに驚きました。
別にたいしたものは入れていませんが、次回からは自転車のチェーンでも持っていこうかなぁ。

・・それにしても、いろいろありますよね。
ちなみに今回いちばん多かったなぐさめ(?)は、
「貴重な経験ができたじゃん。滅多に出来ないよ、そんな経験。忘れられない旅になったね♪」でした。
確かに、忘れられない貴重な経験の出来た旅でした。うんうん(感慨)。

でも、もう二度としたくない経験です(笑)!!