943） 房総ワンデイハイク（大多喜町 大多喜駅）

　昨日読んだ新聞に「首都圏の人々はその生活の多くを東北地方に依存している」という趣旨のコラムが載っていました。米や野菜といった食料品、工業部品、気分転換の観光地、そして電気。過去に遡れば高度成長期の金の卵もそうでしょう。過日「東北がくしゃみをすれば日本が風邪をひく」と申しましたが、日本以前に首都圏が風邪をひいてしまうものだと改めて感じました。


　さて、ちょっと千葉県内を歩いてみたい気分になりました。まだ実践していませんが１月に「トランプ裏に自治体名を記し、めくった順番に彷徨する」と申しており（コチラ）、そちらとの関係があいまいですが、まずは歩いてみます。

　今回歩くのは大多喜町で、いすみ鉄道大多喜駅を起点に町内を彷徨してみます。「房総の小京都」として観光に力を入れている城下町で、大多喜駅も黒を基調とした落ち着いた造りになっています。時計台に若干の違和感がありますが。


（青空に映える大多喜駅　－大多喜町大多喜 2011/04/24－）

　まずは一番有名な、大多喜城跡へ向かいます。

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