2516)山田線社会実験終了

　今朝の新聞を開いて、昨日からプロ野球公式戦が始まった事を知りましたが、経済紙のスポーツ面に大きく載っていたのはライオンズの菊池投手で、「西武今年は違う　菊池好投」と写真入りでした。菊池投手も８年目となり、開幕試合を任されるほどのチームの柱になっていたのですね。結果も出しましたので、きっと今朝の岩手県地元紙では１面カラーでしょうね。「今年は違う」ライオンズは半年後「今年は違った」で終わるのでしょうか？して我がホークスは？



　年度の始まりではありますが、本日の一品は「終了」です。ＪＲ山田線の盛岡～上米内間は通勤通学利用が見込まれる区間として、朝の時間帯に２往復設定されています。この通勤需要が夜にもあるかどうかの社会実験が、2013（平成25）年９月30日から行われ、平日夜の盛岡～上米内間に２往復設定されました。

　2015（平成27）年秋に上盛岡駅付近に転居してから山田線は身近な路線となり、この社会実験の列車も数度利用した事があります。いつも20人ぐらいは乗っており、その半分は１つめの上盛岡で下車していました。

　実験期間は１年延長され、20人という経験値からも「このまま継続運転されるのだろう」と思っていたのですが、「目標に至らなかった」ということで、昨日（３月31日）を最後に実験は終了してしまいました。


（実験終了１週間前の、実験列車上米内行　－2017/3/24－）

　目標は１日あたり200人だったそうで、２往復４列車で１列車あたり50人、上米内からの折り返しは回送のようなものでしょうから、盛岡発の２本で100人ずつ乗らねば乗らねば目標に達しません。かなり高い目標でしたね。実際の利用者は何人ぐらいだったのでしょうか？

　実際が何人だったのか分かりませんが、盛岡～上米内間であれば、盛岡市街への足として十分機能しそうに思っていたので、実験終了は残念でなりません。実験にしては本数が少なすぎたようにも思いますが、どうなのでしょう？



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