サンタフェより

高地砂漠で体験したこと 考えたこと

高山病

2006年06月03日 | 旅人希望
コルカ・キャニオンは、アレキパ市から車で4-5時間ほど。火山に囲まれつつ山をいくつも越え、最高地点では標高4900mを通過した。富士山へ!と春から騒いで、無念にも片想いに終わった私だが、少なくとも高地トレーニングのかいあってか、高山病は大したことなく済んだ。しかし、サンフランシスコ組はともかく、サンタフェと同じ標高のツェイリから来た仲間も、かなり苦しそうだ。クスコ以来、ベンとメアリーはすっかり頭痛に悩まされている。アナとハリーも口数が減った。

     
       高速バスのターミナルで 頭痛に無言で耐えるベン

休憩の度に、私は「Satoriマーッサージ・パーラー」を開店する。はじめは、「パーラー」ってのはなんだか響きがエッチだから、「オフィス」に変えろと叱られていたのだが、みんなすっかり指圧の虜となった。コカの葉に加えチャチャコマという薬草も、手放せない。

     

樅の木の枝に似たこの植物は、お湯につけてお茶にしたり、そのまま噛んで服用する。強烈に苦くて、油で揚げた(?)松ヤニみたいな味だ。今まで経験したことがない。

症状の軽い私と他数人は、高山植物や、ビクニャというリャマや羊より柔らかい毛がとれる動物、スカチャという黒い大きな兎などを教えてもらい、目を楽しまさせていただいた。

休憩所で、マトン・シチューを見つけたナバホたちは、「ふる里の味だ~!」と感動していた。あ~、確かにちょっとみそ汁や醤油が恋しくなってきたかも知れない。(二週間の短期だし、いつも日本食で暮らしているわけじゃないからと、おせんべい以外何一つ持参しなかったのを後悔しつつ・・・)

今夜は、チバイという村に泊まる。コルカ川沿いにある小さな村々のひとつだ。休憩?なんてしていられない。数ブロック行けばプラザらしいので、市場を探しに出かけることにする。

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Driving through the volcanos, we passed the Patapamba(spelling, not sure)highest point around here of 4900m high. I am chewing coca or chachacama leaves constatnly so that I do not get high altitude sickness. (It works!)

Arrived in Chivay villlege. Market. Children. Hot spring. Cold water shower. It looks like it snowed on the mountains.

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