S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

トラックバックとリンク切れ

2006年03月11日 | インターネット雑記
 トラックバックを送信するときに、文中にトラックバック送信先のリンクを入れる。必要な場合においてトラックバック送信先の本文の引用も入れる。引用に関しては、部分を引き出すために、その主旨の誤読がされないように注意を払い、できれば閲覧者が閲覧者の目で送信先の本文も閲覧の意志を引き出せるような引用の仕方に注意を払う。

 しかし。
トラックバック送信先のブログが閉鎖され、ネット上からその存在が消滅してしまったら。

 この可能性を常に考えに入れるためには、閲覧者が引用先に飛ばなくても、大意が理解されるように作る必要が出てくる。それを考慮に入れたとしても、トラックバック送信先が存在しなくなったときに、意味が通らなくなるエントリというものも出てくるかもしれない。
ただ、ブログは気軽に始められる。気軽に始めた人は、気軽にやめるだろう。
 この「天竺堂通信」では、記事内にブログからのリンクを張ることはほとんどない。張るのは辞書サイト「Wikipedia」か、公共機関や企業系のサイトが多い。
 ブロガーの“持続力”を、正直、疑っているのだ。予告もなく突然消滅したブログを、私は少なからず知っている。いちいち期待や失望はしていられない。

 過去記事の中で、すでにいくつか、トラックバック送信先のブログが閉鎖され、リンク切れが発生しているものがある。これはもう、仕方がないとしか言いようがない。ブログに対してリンクし、トラックバックを送信するという内容のもの。これは「意味が通る」という点で、そのときにはわからない「期間限定品」という傾向を持つ。醒めた目で言ってしまえば、ブログのトラックバックというものはそういうものなのかもしれない。さんざんトラックバックに関して語ってきたこのブログでさえ、こうした文章がぽんと上がってしまうのだから。
んだども、来週からPCいじれそうにもないし、めんどーだから撤収しようかと。
そろそろここ閉めるか/むだづかいにっき♂
 個人の判断によるものとは思いつつ、その判断によっては、また過去記事のリンク切れが発生してしまう。しかしこれも、リンクする側の自己責任。リンク切れが嫌いです/天竺堂通信に書かれている判断をするのもひとつの選択。
 
 今後、トラックバックという機能を利用するときには、「リンク先が消滅してもいいような引用の仕方と本文内容」というものを考えていかなければならないかな、とも思う。これはブログという媒体に関してのトラックバックという機能のひとつの側面かもしれない。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おひさしぶりです (USHIZO)
2006-03-11 16:29:05
>S嬢さんへ



こんにちは。大変ごぶさたです。

いや見てはいたんですが、私にはなかなかコメントを残せない

内容だなぁ、と思って遠巻きに見ておりました。



リンク切れは確かに私もどうしようかなぁ、と思います。

リンクだけ貼ってトラックバックを送信するよりは、

やはり大まなでも引用して、もしリンクが切れても

ある程度意味が分かるようにしておいた方が良いんでしょうね。



余談ですけど、私が足繁く通っていたお店が2月末で

閉店になりました。

そこのサイトも3月に閉鎖すると聞いたので、過去記事を

遡って、全部<a>タグを取りました。

結構面倒なものです。



それでは、失礼しました。
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Unknown (S嬢)
2006-03-11 19:20:40
USHIZOさん、こんにちは~~。

えっとね、わたしはときどき、USHIZOさんのRSS使ってブログ閲覧するんですよ。

だからUSHIZOさんとこのリファラにUSHIZOさんのRSSのアドレスが入っていたなら、それはわたしです。



さて、トラックバック。

「トラックバックでつながる」という機能は、期間限定品だととらえる。

これは「一般的なブログの寿命を考える」ってことなのかもしれない。

その「一般的なブログの寿命」よりも、自分が長生きするのであれば、常に出てくることでしょう、過去記事の中のトラックバックのリンク切れは。



ブログだけではなく、個人が運営する場に対してのリンクには「寿命がある」という認識。

HPでは、わたしは個人サイトのリンク欄を去年だったかおととしだったかに全て下げてしまいました。

個人サイトで、資料的価値の高いところは寿命が長いけれど、個人の経験や思考等を記載したものの寿命は短い、と判断したから。

サイトの装飾をやたらにいじるところは特に寿命は短いなあ、というのがなんとなくの感想。
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まぢですか!? (USHIZO)
2006-03-12 01:09:53
こんばんは。



>わたしはときどき、USHIZOさんのRSS使って

>ブログ閲覧するんですよ。



本当ですか?驚きました。

カレーブログと食べ歩きでもうすぐ100件を超えるような

偏りっぷりでホントすみませんm(_ _;)m

まぁそれもその人の個性なのかなぁと割り切ってます。

いやホントありがとうございます。



しかしリンクの寿命ってのはネット社会において

当然のようにありますね。

普通にググったところに飛んでも404は結構見ますし、

ニュースサイトや新聞社のサイトの記事のリンクを貼っている

ブログの記事も後日見ると404だったりしますしね。



私が個人的に切なかったのはQueen&Paulの来日密着ブログが

いつの間にかマドンナ来日密着ブログにURLがそのまま

すげ変わってしまった事です。

そんな短期間で消さなくても良いじゃないですか。

閲覧者が残したコメントなどもあったというのに。



それでは、失礼しました。

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リンク切れか… (Lefty)
2006-03-12 09:41:53
とりあえず、私の場合、goo等のニュースにリンクをしたりすることも多くて、その流れで、リンクするときにはリンク切れしても意味が通るような書き方をする習慣がついているかも。

それはトラックバックするしないに関係なくですね。

上記のWikipediaや公共機関のURLだっていつ変更になるか分からないわけで

(特に公共機関のページの「固定リンク」の意識は個人的にあまり信用してないし)

リンクする場合は常に意識してるかも…。



あと、むだづかいについては、TB送ったページがいつのまにか消されてたというのは何度かあるので、「そうなんだ…」くらいの感覚かも。

(ただ、個人的には消されるとかなりつらいものはありますが…)
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USHIZOさま (S嬢)
2006-03-12 09:59:47
> まぢですか!?



まぢですよん。

ほぼカレー特化ブログだからね、自分のRSSには入れない。

んで、時々利用しに行く、と。

また、自分のRSSには入れなくても、ここに入ってるからいっか~~、ってブログもある、ってのもある。

うん、そうね。

あとUSHIZOさんとこは彼女んとこも見ますね、それはUSHIZOさんとこ「見る」ってことに入ってくるかもしれない。



ん~で、本題。



>私が個人的に切なかったのはQueen&Paulの来日密着ブログが

いつの間にかマドンナ来日密着ブログにURLがそのまま

すげ変わってしまった事です。



そりゃ、早いでしょう、いくらなんでも。

本人の時間的感覚に周囲がつきあわされる、ってことなんでしょうね。

ま、個人の場である以上、仕方のないことなんだけど。



404ってヤツ。

404で済みゃ、いいんですけどね。

時々、あるのがとんでもないとこ行っちゃうこと。

ドメイン取ってた方にあること?かな、という解釈なんだけれど、閉鎖してそのサイトが無くなってしまった場合に、そのドメインが無くなると?(ってことなのかな)、

ぽんぽんって画面が変わって、海外のアダルトサイトに連れていかれちゃう。

これ数回経験しましたね。

まいりますよ。



うち、一個は確かに「閉鎖のお知らせ」を出してあったんですけどね。

「しばらくはこのまま放置します」と。

つまり存在はしていて、ただしその期間を明示してなかった。

だから、そこ行って、ぽんぽんって「やられた」時、最初は何がなんだかわかんなかったですよ。

アドレスをきちんとコピーしてプラウザに入れたりね。

でも、ぽんぽんっと。

ばんばん自動的に窓開いていくとこで、そりゃもう大変なことになる。

画像も、まあ、大変なモンなんですよ。



同様なこと、再度経験して、その共通項がドメイン取ってたことだったと。

ってこと? って解釈になってるんだけどね。



ドメイン取っても、持続するかどうかはわからない。

これが個人サイトってものなんでしょうね。
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Leftyさま (S嬢)
2006-03-12 10:20:59
>リンクする場合は常に意識してるかも…。



なるほどね。

個人ニュースサイトの数年前の過去ログなんてのは、404ばっかりってこと、あるのかもしれないですね。

個人ニュースサイトってのは、「今的サイト」なんだなあ、改めて。

ま、「ニュース」だものね。



>あと、むだづかいについては、TB送ったページがいつのまにか消されてたというのは何度かあるので、「そうなんだ…」くらいの感覚かも。



あはははは、と、ウケました、

確かにありそうだ。



いや、別にむだづかいうんぬんのとこは入れなくても良かったって部分なんだけど、ちょこっとね。



例えばね、むだづかいの記事に入ったトラックバックで、「あそこのアレ」みたいな記憶が残っている場合ってのがあるんですよ。

で、「あそこのアレ」が思い出しにくい場合は、むだづかいの検索窓で、「確かこんな話題」というワードを入れりゃ出てくる。

それ全部、判断によっちゃ一括削除されるか~~、みたいな感じ。



でも、個人の判断。結論はそこ。

で、自分はどうするかな、というとこ。

リンク先に頼らないリンク、を考えなきゃな、ってことかな。
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ななななんと… (天竺堂)
2006-03-12 15:49:27
 いつの間にやら、俎上に載せられていたんですね。こんな時こそトラバが欲しいっす(ウチは突然閉鎖したりはしませんから)。

 ブログは“生もの”を扱うところ…と割り切ることもできますが、私は陳腐化しない内容を目指しておりまして、だから過去記事も読み返して書き直すことが良くあります。3カ月経っても1年経ってもキチンと読めるように、頑張って足掻いています。

 ニュースサイトから話題を引っ張ってきたりしないのは、こちらでも書かれていたとおり、すぐにリンクが切れて不完全になりやすいから。新聞社のサイトは一般的に、ニュース記事は一定期間を過ぎたらデータベースに移し変え、データベースを有料で利用してもらうというシステムにしているようです。リンク切れしても意味が通るような書き方をしておくのは良いことですね。私は最初からリンクに頼らない書き方をしていますが。

 「天竺堂通信」では、ブロガーに挑発的な書き方をしました(私もブロガーなのに)。カチンときた人がいたらスミマセン。他意はありませんのでご寛恕下さい。パソコン通信の時代からやっているので、電話料金やら従量使用量やらでコナされていて、ダラダラとした閲覧に慣れていないのです。求める情報にはスパっとたどりつきたい。
返信する
天竺堂さま (S嬢)
2006-03-12 22:48:06
トラックバック、送信しました。

過去記事になるものに対しての、記録としての割り込みリンク。

いや、過去記事大事にしてるんだなってことが、このコメントでよくわかったので、記録として割り込ませていただきました。



最近教えてもらったとこで、すごいな、と思ったとこ。

期間限定でリンク切れすることがわかっていること前提の上で作られてるんだな、と。

http://d.hatena.ne.jp/woeswar/20050919/p1



この該当記事以外に天竺堂さんとこで反応迷ったとこがあって。

コメントするのは多分長すぎるだろう、記事上げするにはまとまらない、って感じ。

まとまらないって感じのまま、まとめてTB送るかもしれないです、その節はよろしく。
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トラックバック (天竺堂)
2006-03-13 13:44:56
ありがとうございました。お手数をおかけしました。トラックバックが欲しいというよりも、私の記事についてどう語られたいのかが知りたいのが本音なのです。読んでいる人も知りたいかもしれませんし。

トラックバックは、コメントと同じく、記事に付随しているものと考えているので、こちらは“ナマっぽさ”があっても良いかな、と思っています。リンク切れも気にしません。ブログの構造上、例えば3年ごとにトラックバックをまとめて見直したり、極端な話、3年ごとに一斉削除して再スタート…なんてこともできますから。

記事内のリンクは、埋め込んでいるものなので、チェックする時は“草むしり”っぽい労力を感じますね。でも、大切に思っているので気を遣います。

「クリプト」見ました。新聞名と記者名が書いてはあるけれど、丸ごとのコピペ、私は好きではありません。されたら嫌なので。文中の引用でもなく、記事を編集しただけの使い方も気になりました。『新聞ダイジェスト』という雑誌みたい。…あ、鵜塚健という人のブログだったら問題ないか。
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Unknown (S嬢)
2006-03-13 14:20:32
トラックバックに関してですが。

最近、アクセス解析をつけているところが多いので、特にトラックバック送信しなくても、リンクした場合は、リファラたどって確認されるものかな、なんてことを思うようになりました。

トラックバックはリンク貼付行為なので、まあ、そこまでしなくても、と思うものはいいかな、と。

ただ、今回は、天竺堂さんの過去記事の反応の記録と判断、送信することにしました。



さて、ご紹介したURL。

種々、問題等、あるだろうな、とも思います。

新聞社サイトが一定期間後、表示させなくするのは、記事自体を財産として有料データベースとして持っているということ。

それを考えると、本来有料のものを閲覧可能にしてある場、という問題点もあるでしょう。

ただ、その状態では人の目にふれにくくなる話題、というものがあるのも現実なんだなあ、とも思う。

わたしはこのURLが無ければ、ずっと知らなかったことのひとつかもしれない、ととらえたのが感想。



自分がやる分には、問題無く、そしてリンク先が消失しても意味が通るように、という課題の中で考えていこうと思うのが、結論ってとこなんでしょうね。
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