桜前線が北へ去ったのは遠い昔
いまは落ち葉を踏むように歩く初冬
10月の中ごろだっただろうか
寂しそうに咲いていたさくらを見つける
狂い咲きではと思ったのは間違いで
この時期に咲く"十月桜"
多様な自然の姿
コスモス畑は
秋の風に身をまかせた
薄紅色の花たちが
右に左にたおやかにゆれる
一瞬の静止を待って
シャッターを押す
風に乗って
コスモスの甘い香りが
あたりに漂う
風は少しずつ冷たさを増して
秋は深まってゆく
秋の風に身をまかせた
薄紅色の花たちが
右に左にたおやかにゆれる
一瞬の静止を待って
シャッターを押す
風に乗って
コスモスの甘い香りが
あたりに漂う
風は少しずつ冷たさを増して
秋は深まってゆく
炎暑の夏の衰えが見えてきた
体から湧き出るように
止まることがなかった汗
秋の訪れはその汗を止めた
日毎に夕日の時刻は早くなり
その晩夏を知らせてくれていた
山を歩く足元にも
小さく咲いていた花
秋の訪れを知らせてくれていた
おとといも きのうも
あなたに会いたくて
胸を高鳴らせていた
固く心を閉じていたあなた
きょうはいっぱいの笑顔で
私を迎えてくれた
早く梅雨が明ければいいと思っていた
こんなにも大きくきれいに
もう 心の梅雨は明けた




















