花 「これ一枚」

時折一枚をあっぷしています。

春の香り

2010-12-29 | Weblog

 花は夢

 心の奥に咲く

 喜び 苦しみ 悲しみ

 風は いのち

 花に 木々に 大地に

 はげしく姿を変えた

 北風が吹く

 やさしい光がとどく

 蝋梅 春の香り

春の息吹

2010-12-09 | Weblog

 桜前線が北へ去ったのは遠い昔

 いまは落ち葉を踏むように歩く初冬

 10月の中ごろだっただろうか

 寂しそうに咲いていたさくらを見つける

 狂い咲きではと思ったのは間違いで

 この時期に咲く"十月桜"

 多様な自然の姿

秋霖(しゅうりん)

2010-10-25 | Weblog
秋の雨らしく
夜中じゅう静かに降っていた雨
一雨ごとに秋を深めて
冬の服が恋しくなる

植物園の花壇に
ムクゲにも似た花が咲いていた
大きさはとっても小さく
色も形も可愛い「アノーダ」

コスモス

2010-10-17 | Weblog
コスモス畑は
秋の風に身をまかせた
薄紅色の花たちが
右に左にたおやかにゆれる
一瞬の静止を待って
シャッターを押す

風に乗って
コスモスの甘い香りが
あたりに漂う
風は少しずつ冷たさを増して
秋は深まってゆく

ハナミズキの実

2010-10-15 | Weblog

君たちの会話が

飛び交っているのではと思って

耳を傾けてみた

命をはぐくんでいる小さな赤い実

いつまでも見つめていたい

美しい色

サフランモドキ

2010-10-04 | Weblog
どこからか
キンモクセイの香り
振り返ってみたり
上を見たり
周りを見渡した
どこからかわからない
ふと足元を見る
こんなにかわいい花
一人で咲いている
誰を待っていたのだろう

晩夏

2010-09-17 | Weblog
 
 炎暑の夏の衰えが見えてきた
 体から湧き出るように
 止まることがなかった汗
 秋の訪れはその汗を止めた

 日毎に夕日の時刻は早くなり
 その晩夏を知らせてくれていた
 山を歩く足元にも
 小さく咲いていた花
 秋の訪れを知らせてくれていた

タチアオイ

2010-07-20 | Weblog
 真夏の青空に

 木陰を避けて咲く

 灼熱の光を集めて
 
 夏の匂いをかもし出す

 僕から君へのメッセージ
 
 なんだか
 
 少し熱くなってきた

カサブランカ

2010-07-13 | Weblog

 おとといも きのうも
 あなたに会いたくて
 胸を高鳴らせていた
 
 固く心を閉じていたあなた
 きょうはいっぱいの笑顔で
 私を迎えてくれた

 早く梅雨が明ければいいと思っていた
 こんなにも大きくきれいに
 もう 心の梅雨は明けた

アガパンサス

2010-07-04 | Weblog
 まぶしい日差しの中に君はいた

 紫色のコントラスト

 背筋を伸ばした清楚な姿で

 一つ一つの小花は

 ユリにそっくり

 ユリ科なんだと一人つぶやく

 紫君子蘭より

 アフリカンリリーの呼び名がいい