Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

大学教育を中心に不定期に書いています。

vol272.KORG DS-10

2008年10月02日 | オープニング
KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売)

AQインタラクティブ

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http://www.aqi.co.jp/product/ds10/index.html
YMO、クラフトワーク、ELP、YES等シンセサイザーの音色と共に青春を過ごした筆者の物欲を120%刺激するソフトが登場しました。それが任天堂DSの「KORG DS-10」です。

このDS-10は任天堂DSの上で、アナログシンセサイザーが再現できてしまうという代物です。70年代の後半に登場したMS-10というモノフォニックシンセサイザーの銘機をできるだけ忠実に再現したというオヤジ殺しな商品開発コンセプトがたまりません。ツマミを回したり、ケーブルで回路をつないだりといったアナログチックな操作感がそのまま残されているのです。当時MS-10は6万円ぐらいで販売しており、とても中学生がおもちゃ感覚で買えるようなものではありませんでした。それが4,800円で入手できるとは・・・。

とても買いたいっす。でもDSを娘からどうやって巻き上げるかが問題だな。つでにDSも買っちゃおうかなあ。


注:実はメルマガ発行後に耐えきれずにDS-10を買ってしまいました。
DSは娘から借りています。新型DSが11月1日に発売されるようなので、
そっちも欲しいなあ。
買って驚いたのは、このDS-10には単にMS-10の機能だけでなく、
MS-102台分のシンセサイザー+シーケンサー+ドラムシーケンサーが
ついてまして、当時の価格にすると数十万円分の機能だったのです。

しかしちと画面の文字が小さくて、おじさんにはきついのが難点です。


そんなDS-10の開発秘話が下記のWebサイトにありました。
「KORG DS-10誕生秘話──30年前のアナログシンセをDS上で再現する」
http://ascii.jp/elem/000/000/123/123484/

飲み屋での「DSって開いたときの形がMS-10に似てるよね、たたずまいがシンセだなー」という発言がきっかけで商品開発に着手したそうですが、そういったノリを認めて開発を許す会社の度量に脱帽です。ちなみに結果として予想を上回る売上となっているそうです。

やや蛇足ですが、KORG DS-10はeラーニング的にも凄いことをやっています。YouTube上に「KORG DS-10はじめてのシンセサイザー」という使い方の教材がUPされているのです。勿論無料で閲覧可能です。
http://www.aqi.co.jp/product/ds10/jp/sound_movie.html

このコンテンツがなかなか面白いのです。「はじめての」シリーズは第6日目までですが、その後「はじめてじゃないシンセサイザー」シリーズというのもUPされていまして、教材の作りとしても非常によくできていますし、何より物欲を刺激します。。

さてさて、こうしたトレーニングを経た後、どんな音楽を作ることができるようになるかと言うと、YouTube上にPowerd by DS-10ミュージックが沢山UPされています。「DS-10」で検索し、まずは聞いてみて下さい。筆者が一番すごいなあと思ったのは、昔流行ったクラフトワークというバンドの名作"dentaku"をDS-10で演奏してしまったビデオです。
DS-10版
Kraftwerk - DENTAKU Play on KORG DS-10



クラフトワークの元の曲
KRAFTWERK- DENTAKU 1982


皆さんも欲しくなりましたか?
上記AMAZONでの限定発売です。

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