予告でもお伝えしました通り、
3/19(金)の深夜から、3/23(火)の朝まで。
「春分の日」をはさんで
なにやら節目チックな 春の3連休を使って、
強行軍的・往復2200キロの旅をして来ました*
*
今や、東京でも ソメイヨシノがほころび始めたところですが。
西へ向かいながらの車窓からは、
時折、
高速で流れ去る山の ちょこっとしたところに
桜(ヤマザクラやサトザクラ)が発見できたりして
「あ!桜!」と、
その都度、ふわっとテンションが上がる、そんな
春めいた道中でした。
これから数回に分けて、旅録(-travelogue-)レポート、致します。
(何回になるやら、、、。)
*
今回の旅も、レンタカーで。
なぜか:メンツの誰の家からも遠い、
国立(クニタチ)のレンタカー屋さんから、出発。
出発!
と同時に
道に迷って 1時間のタイムロス
と
不穏な出だしでスタートします。
そんな 不穏な出だしドライバーは、
私でございました。
店を出るなり 真逆に向かってみたり、
一時間かけて ぐるーっと、国立駅に舞い戻ってみたり。
カーナビと、相性が悪かったようです。画面から消えたりするんだもん。
暖房も止められないし!
予定より約1時間後。高円寺にて、旅メンバー結集。
と同時に、
暖房風を まともに顔に食らい続けてほっぺが真っ赤なドライバーは
ただちにハンドルを明け渡し。
今回一番の頼れる男子:K隊員に。
ここで、ほんとうの“出発”です。
*
金曜の夜のうちに出て、
ただひたすら、走ります。
瀬戸内海のアートの島:直島(なおしま)に立寄りつつ、
最終目的地は、
山口県、秋吉台。
本州の西の端っこです。
往復2200キロ。
メンツは、
6人+犬(チワワ)。
うち、ドライバー候補は4人も居るので、そんなに大変でもないでしょう。
去年の夏には 秋田の森への強行ツアーにも連れて行かれた、巨チワワ(14)。
今回も 堂々の、強制連行です。
(※秋田の森への旅模様は、>>ここらへん。)
*
高速移動中って。
少なからぬ時間が費やされるわりに
目立ったイベントは無いし
外の風景を撮ろうにも、走り去る線が写るだけなので、
たいがい 写真を撮りそこねます。
夜中なら、なおさら。
旅立ちの夜明けに、パーキングで撮った
旅立ちの朝陽。
ここ、確か京都あたりです。
ちょうど、半分くらいです。
*
日中の光の下は、見るものはいっぱいあります。
これは、珍しく今回撮ってた風景。
黄色くまぶしいミモザ(フサアカシア)が目立つポイントがありました。
どこらへんだったか、、忘れたけど。
これ、ミモザです。(フサアカシア:Acacia decurrense var.dealbata/マメ科アカシア属)
旅が終わって
写真を つらつらーーと
眺めてみれば
車での移動については スッパリ割愛されています。
ほかの何よりも時間を費やしているのに!
駆け足のイベントが わーっ!とあって、
その1秒後には、
「はい目的地に着きました!」
みたいなことに、なっています。
ということで:
あたかも数秒後 かのように
直島に向かう 宇野港に着きました!
岡山県です。
そのままフェリーの腹に突っ込みます。
時刻は ほぼ正午。ここまでで、13時間。
狙っていた定刻の船に、無事計画通り、乗り込むことが出来ました。
*
フェリーに乗るのは、いつぶりかしら。
甲板がグリーンです。
隣に着いたフェリーの方が、なんだかゴージャスです。
「ポーーッ!!」
と汽声を上げるでもなく
気づいたら 動いていました。
曳航の波しぶきは、旅っぽさをぐっと高めます。
碧色の潮風!
瀬戸内海にまばらに浮かぶ島。
無人島っぽい。
いいねー!旅っぽい!
とか言っているうちに、
もう着いてしまいました。10分くらいでしょうか。
近かった。
直島です。
自分は、2000年頃に一度、来たことがあります。
その時も、ちょうどこの時期。春休み時でした。
当時、建築家:安藤忠雄にハマっていた私(建築学科に入る前)。
それで、日本中の『忠雄巡り』をしていたんですが、
その時の旅は、友人と青春18切符で、中国四国の各地を巡る という
これまた強行軍な旅でした。そこに無理矢理、組み込んでもらったのでした。
直島を。
今回の目当てである「地中美術館」も「I♡湯(アイラブユ)」も、
まだ無くて。
ベネッセ・アートミュージアムがありました。
「家プロジェクト」も、数件、ありました。
それから10年ぶりくらい。
港は ずいぶんキレイになっていました。
SANAA(サナー:妹島和世+西沢立衛)による、インフォセンターみたいなものが
建っていました。
*
草間弥生の
水玉かぼちゃも、どーん。
中に入れます。
ちなみに:
ベネッセミュージアム(古い方)の近くには、黄色いかぼちゃが どーんと置いてあります。
というわけで、
直島到着!
それでは早速、
いざ「地中美術館」へ!
とはならず
直島唯一の うどんやさんへ。港からちょっと山を上がったところにあります。
まずは腹ごしらえをしなきゃね。
「ぶっかけうどん」玉子付き。
コシが、ものすごく強い!讃岐うどんの系統です。
目の前で、主人が、手打ち麺を作っているところから見られます。
美味かったー。本場の讃岐うどんも、10年ぶりくらいかしら。
ひと玉替え玉(おかわり)しました。
*
うどん屋さんの隣は、
いわゆる生協。
おそらく直島最大のショッピングセンターです。
二階は100均です。
ここに行けば、とりあえず全部揃う。っていう。
ちなみに
その背後に見えるのは
山。
黄金が眩しいこんもり新芽の樹は、マテバシイでしょう。
(マテバシイ:馬刀葉椎 = Lithocarpus edulis/ブナ科マテバシイ属)
この色は、ああ、春っぽい!
*
ローカルのショッピングスポットは、観光向けでない、飾らない本当の地元文化が見られて、
面白いものです。
入ってみると
やはり色々と、見馴れない、興味深い物が。
建築模型に使われるグリーンのゴム質素材が ここでこのように使われているのは
注目に値します。
何を伝えようとしている模型でしょう。
*
メンバーのO君が、
文旦(ブンタン)を買ってくれました。でかいです。
分厚い皮に爪を立てて、むりやりひんむけば、
ほとばしる、爽やかな飛沫!
ほとばしる、爽やかなひととき!(←なんかのCM風)
しかも、
酸っぱすぎなくて、美味しい~~*(←なんかのCM風)
柑橘系果実のパワーって、圧倒的ですね。あると無いでは、別世界です。
いっぺんにリフレッシュ。個人的にも大好き、柑橘系!(←なんかのCM風)
同じくO君が、
どこかのパーキングエリアのガーデン的なところから いつのまにかゲットして来た、
ローズマリーのフレッシュハーブと相まって、
とかく こもりやすい車内の空気に、清涼感が広がります。
ローズマリーの香りは覚醒効果・頭をクリアにする作用があるらしく、
素晴らしくスッキリ!
マイ造園系フレンド:O君、
こういう点の気配りは、宇宙レベルで、天才的なのです。
そして、
素で、期待に違わず、面白いこと(突拍子も無いこと)を、
必ずや、やらかしてくれます。
もはや、珍道中といったら、無くてはならない逸材。
宇宙レベルで、素敵です。しかも絵になるので、チラチラ出現することでしょう。
というか、予告編の写真ですでに登場済み。
一挙手一投足、要注意人物です。
*
ということで。
準備万端。
一路シャッキリ、「地中美術館」へ!
(続く)
*
おまけ:
直島を走っていた、なにやら おめでたげな車。
正体は次回、明かされる。
(さて、いったい何話まで続くんでしょうかこれ、、、。)
3/19(金)の深夜から、3/23(火)の朝まで。
「春分の日」をはさんで
なにやら節目チックな 春の3連休を使って、
強行軍的・往復2200キロの旅をして来ました*
*
今や、東京でも ソメイヨシノがほころび始めたところですが。
西へ向かいながらの車窓からは、
時折、
高速で流れ去る山の ちょこっとしたところに
桜(ヤマザクラやサトザクラ)が発見できたりして
「あ!桜!」と、
その都度、ふわっとテンションが上がる、そんな
春めいた道中でした。
これから数回に分けて、旅録(-travelogue-)レポート、致します。
(何回になるやら、、、。)
*
今回の旅も、レンタカーで。
なぜか:メンツの誰の家からも遠い、
国立(クニタチ)のレンタカー屋さんから、出発。
出発!
と同時に
道に迷って 1時間のタイムロス
と
不穏な出だしでスタートします。
そんな 不穏な出だしドライバーは、
私でございました。
店を出るなり 真逆に向かってみたり、
一時間かけて ぐるーっと、国立駅に舞い戻ってみたり。
カーナビと、相性が悪かったようです。画面から消えたりするんだもん。
暖房も止められないし!
予定より約1時間後。高円寺にて、旅メンバー結集。
と同時に、
暖房風を まともに顔に食らい続けてほっぺが真っ赤なドライバーは
ただちにハンドルを明け渡し。
今回一番の頼れる男子:K隊員に。
ここで、ほんとうの“出発”です。
*
金曜の夜のうちに出て、
ただひたすら、走ります。
瀬戸内海のアートの島:直島(なおしま)に立寄りつつ、
最終目的地は、
山口県、秋吉台。
本州の西の端っこです。
往復2200キロ。
メンツは、
6人+犬(チワワ)。
うち、ドライバー候補は4人も居るので、そんなに大変でもないでしょう。
去年の夏には 秋田の森への強行ツアーにも連れて行かれた、巨チワワ(14)。
今回も 堂々の、強制連行です。
(※秋田の森への旅模様は、>>ここらへん。)
*
高速移動中って。
少なからぬ時間が費やされるわりに
目立ったイベントは無いし
外の風景を撮ろうにも、走り去る線が写るだけなので、
たいがい 写真を撮りそこねます。
夜中なら、なおさら。
旅立ちの夜明けに、パーキングで撮った
旅立ちの朝陽。
ここ、確か京都あたりです。
ちょうど、半分くらいです。
*
日中の光の下は、見るものはいっぱいあります。
これは、珍しく今回撮ってた風景。
黄色くまぶしいミモザ(フサアカシア)が目立つポイントがありました。
どこらへんだったか、、忘れたけど。
これ、ミモザです。(フサアカシア:Acacia decurrense var.dealbata/マメ科アカシア属)
旅が終わって
写真を つらつらーーと
眺めてみれば
車での移動については スッパリ割愛されています。
ほかの何よりも時間を費やしているのに!
駆け足のイベントが わーっ!とあって、
その1秒後には、
「はい目的地に着きました!」
みたいなことに、なっています。
ということで:
あたかも数秒後 かのように
直島に向かう 宇野港に着きました!
岡山県です。
そのままフェリーの腹に突っ込みます。
時刻は ほぼ正午。ここまでで、13時間。
狙っていた定刻の船に、無事計画通り、乗り込むことが出来ました。
*
フェリーに乗るのは、いつぶりかしら。
甲板がグリーンです。
隣に着いたフェリーの方が、なんだかゴージャスです。
「ポーーッ!!」
と汽声を上げるでもなく
気づいたら 動いていました。
曳航の波しぶきは、旅っぽさをぐっと高めます。
碧色の潮風!
瀬戸内海にまばらに浮かぶ島。
無人島っぽい。
いいねー!旅っぽい!
とか言っているうちに、
もう着いてしまいました。10分くらいでしょうか。
近かった。
直島です。
自分は、2000年頃に一度、来たことがあります。
その時も、ちょうどこの時期。春休み時でした。
当時、建築家:安藤忠雄にハマっていた私(建築学科に入る前)。
それで、日本中の『忠雄巡り』をしていたんですが、
その時の旅は、友人と青春18切符で、中国四国の各地を巡る という
これまた強行軍な旅でした。そこに無理矢理、組み込んでもらったのでした。
直島を。
今回の目当てである「地中美術館」も「I♡湯(アイラブユ)」も、
まだ無くて。
ベネッセ・アートミュージアムがありました。
「家プロジェクト」も、数件、ありました。
それから10年ぶりくらい。
港は ずいぶんキレイになっていました。
SANAA(サナー:妹島和世+西沢立衛)による、インフォセンターみたいなものが
建っていました。
*
草間弥生の
水玉かぼちゃも、どーん。
中に入れます。
ちなみに:
ベネッセミュージアム(古い方)の近くには、黄色いかぼちゃが どーんと置いてあります。
というわけで、
直島到着!
それでは早速、
いざ「地中美術館」へ!
とはならず
直島唯一の うどんやさんへ。港からちょっと山を上がったところにあります。
まずは腹ごしらえをしなきゃね。
「ぶっかけうどん」玉子付き。
コシが、ものすごく強い!讃岐うどんの系統です。
目の前で、主人が、手打ち麺を作っているところから見られます。
美味かったー。本場の讃岐うどんも、10年ぶりくらいかしら。
ひと玉替え玉(おかわり)しました。
*
うどん屋さんの隣は、
いわゆる生協。
おそらく直島最大のショッピングセンターです。
二階は100均です。
ここに行けば、とりあえず全部揃う。っていう。
ちなみに
その背後に見えるのは
山。
黄金が眩しいこんもり新芽の樹は、マテバシイでしょう。
(マテバシイ:馬刀葉椎 = Lithocarpus edulis/ブナ科マテバシイ属)
この色は、ああ、春っぽい!
*
ローカルのショッピングスポットは、観光向けでない、飾らない本当の地元文化が見られて、
面白いものです。
入ってみると
やはり色々と、見馴れない、興味深い物が。
建築模型に使われるグリーンのゴム質素材が ここでこのように使われているのは
注目に値します。
何を伝えようとしている模型でしょう。
*
メンバーのO君が、
文旦(ブンタン)を買ってくれました。でかいです。
分厚い皮に爪を立てて、むりやりひんむけば、
ほとばしる、爽やかな飛沫!
ほとばしる、爽やかなひととき!(←なんかのCM風)
しかも、
酸っぱすぎなくて、美味しい~~*(←なんかのCM風)
柑橘系果実のパワーって、圧倒的ですね。あると無いでは、別世界です。
いっぺんにリフレッシュ。個人的にも大好き、柑橘系!(←なんかのCM風)
同じくO君が、
どこかのパーキングエリアのガーデン的なところから いつのまにかゲットして来た、
ローズマリーのフレッシュハーブと相まって、
とかく こもりやすい車内の空気に、清涼感が広がります。
ローズマリーの香りは覚醒効果・頭をクリアにする作用があるらしく、
素晴らしくスッキリ!
マイ造園系フレンド:O君、
こういう点の気配りは、宇宙レベルで、天才的なのです。
そして、
素で、期待に違わず、面白いこと(突拍子も無いこと)を、
必ずや、やらかしてくれます。
もはや、珍道中といったら、無くてはならない逸材。
宇宙レベルで、素敵です。しかも絵になるので、チラチラ出現することでしょう。
というか、予告編の写真ですでに登場済み。
一挙手一投足、要注意人物です。
*
ということで。
準備万端。
一路シャッキリ、「地中美術館」へ!
(続く)
*
おまけ:
直島を走っていた、なにやら おめでたげな車。
正体は次回、明かされる。
(さて、いったい何話まで続くんでしょうかこれ、、、。)
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