寒い寒い
九州地方にも本格的な冬到来です
さてさて
つい先日の出来事です
その日は私は夜から仕事でしたが
我が軍曹である父と母上は 年に一度ある飲み会に出かけました
私の住んでいる地域は電車が走っていないのでモータリゼーションはとてもすすんでいます
で
その日は母上が行きは車を運転して 家族ぐるみでお付き合いをしている我が両親と同世代のご夫婦を迎えに行き
飲み会の会場である店で降りた後 私が車で仕事に向かうという段取りになりました
で
母上の運転で車はご夫婦宅に到着しました
我が軍曹とご主人であるおじさんは同期の桜で30数年以上のお付き合いがあるので
ご夫婦のおじさん・おばさんは私が幼少の時から面識があります
ちなみにおばさんは私の母校の高校の先輩でもあります
じつにお会いするのは10年ぶり
車に乗られたおじさん・おばさんに挨拶をしました
「おお、お前か~」
おじさんは私の顔を見るなり肩を激しく2、3度叩きました
おじさんは無口で愛想もあまりありませんがとても情に厚い人
ある意味典型的な九州の男です
「帰ってきてるのなら ウチに挨拶に来いよ~!」
言葉はきついですが とても温かみのある言葉でした
10年ぶりに会っても相変わらずだなあ、と私は苦笑いをしました
おばさんは一歩下がって そのやり取りをニコニコしながら見ていました
おばさんは昔と変わらず おじさんをたてています
そんなやり取りの後 車は会場へ向かいました
我が軍曹は おじさんと久々の会話を交わしていました
「そういえば同期の○○がなあ」
「おお、あいつがどうかしたか??」
「どうもな・・・・」
「え??」
会話のやり取りで 同期の人が鬼籍に入ったとか・・・
と
ここでふと
私はある出来事を思い出していました
あれは去年の春の出来事だったでしょうか
その時の私は東海地方に住んでいました
その日は 自転車で近場まで出かけようとペダルを漕いでいました
で近所の公園を通りかかったら60代の男性が5~6歳のお孫さんと遊んでいました
とそこに同じく60代の男性が自転車で通りかかりました
ふとお孫さんと遊んでいた男性が声をかけました
「おお!!お前か!」
すると自転車に乗っていた男性は足を止めました
「・・・・ん?? おお!! 久しぶりにあったなあ」
「おお、そうやなあ!!!」
「生きとったか!!」
「おお、おかげさまでなあ あんたも生きとったかあ!!」
「おお、元気やぞ! ワシは!!」
??????????
このやりとりを見た私は少し錯乱しました
久々に会った知り合い同士の会話には聞こえなかったもので・・・
その傍らでお孫さんは 独り遊びをしていました
もう一つのお話
これも東海地方に住んでいた時のお話です
その日の私は休日で移動の為に地下鉄に乗っていました
車両は満員だったので ドアの前に立っていたのですが
ふと前を見ると60~70代のご婦人4人組が・・・
どこかで昼食を食べたのか あるいは駅近くの百貨店で買い物をした帰りだったのでしょうか
みなさん楽しそうにおしゃべりをしていました
とそこでふと駅に停車し その内のお一人が下車しようと歩み始めたとき
残り3人のうちの一人がお声をかけました
「今日はとても楽しかったんで気をつけて帰ってね」
「ええ、どうもありがとう」
「またみんなで集まりたいから どうぞ、どうぞお元気でね」
「ええ、お互いに元気でいましょう」
「きっとよ、また元気なうちにお会いしましょうね!」
・・・んんん・・・
おそらくお二人とも同じ市内に住んでいるはずなのですが、なんかしばしのお別れを非常に惜しんでいましたね・・
私は上記の会話を聞いていて 当初は
何をおおげさに話してんだろう?? と思いましたが
軍曹と知り合いのおじさんの会話とリンクさせてみて考えると
なんかしみじみしてしまうんですねえ
いずれも社会の第一線を退いて 第二の人生を歩んでいる世代です
人生80年といわれていますが 残りの人生をどう歩むか 日々一生懸命だと思います
若かりし頃は 活動的で行動力もあったので会える時に会えたのでしょうが
ある程度歳を重ねてそれぞれの 家族がいるとなかなか会う機会も減るでしょうね
そんな中での気心知れた人たち同士のささやかな交流
貴重なひと時でしょうね
私もある程度歳を重ねて 様々な人との出会いと別れがあり
長年にわたって交流がある友人もいれば 疎遠になった人もいます
人生はひとそれぞれ様々な道や航海がつきもの
私も何年か経てば 上記の方たちのような会話を交わす日がくるのでしょうか
まだまだながい航海ですが
ふと考えさせられる ひと時でした
そうこうしているうちに激動の2015年もわずかになりました
まだまだ修行の身分ですが
1日1日を大切に 精進しましょう
Jリーグ入れ替えプレーオフの動向が気になりながらも深夜はこんな感じです
九州地方にも本格的な冬到来です
さてさて
つい先日の出来事です
その日は私は夜から仕事でしたが
我が軍曹である父と母上は 年に一度ある飲み会に出かけました
私の住んでいる地域は電車が走っていないのでモータリゼーションはとてもすすんでいます
で
その日は母上が行きは車を運転して 家族ぐるみでお付き合いをしている我が両親と同世代のご夫婦を迎えに行き
飲み会の会場である店で降りた後 私が車で仕事に向かうという段取りになりました
で
母上の運転で車はご夫婦宅に到着しました
我が軍曹とご主人であるおじさんは同期の桜で30数年以上のお付き合いがあるので
ご夫婦のおじさん・おばさんは私が幼少の時から面識があります
ちなみにおばさんは私の母校の高校の先輩でもあります
じつにお会いするのは10年ぶり
車に乗られたおじさん・おばさんに挨拶をしました
「おお、お前か~」
おじさんは私の顔を見るなり肩を激しく2、3度叩きました
おじさんは無口で愛想もあまりありませんがとても情に厚い人
ある意味典型的な九州の男です
「帰ってきてるのなら ウチに挨拶に来いよ~!」
言葉はきついですが とても温かみのある言葉でした
10年ぶりに会っても相変わらずだなあ、と私は苦笑いをしました
おばさんは一歩下がって そのやり取りをニコニコしながら見ていました
おばさんは昔と変わらず おじさんをたてています
そんなやり取りの後 車は会場へ向かいました
我が軍曹は おじさんと久々の会話を交わしていました
「そういえば同期の○○がなあ」
「おお、あいつがどうかしたか??」
「どうもな・・・・」
「え??」
会話のやり取りで 同期の人が鬼籍に入ったとか・・・
と
ここでふと
私はある出来事を思い出していました
あれは去年の春の出来事だったでしょうか
その時の私は東海地方に住んでいました
その日は 自転車で近場まで出かけようとペダルを漕いでいました
で近所の公園を通りかかったら60代の男性が5~6歳のお孫さんと遊んでいました
とそこに同じく60代の男性が自転車で通りかかりました
ふとお孫さんと遊んでいた男性が声をかけました
「おお!!お前か!」
すると自転車に乗っていた男性は足を止めました
「・・・・ん?? おお!! 久しぶりにあったなあ」
「おお、そうやなあ!!!」
「生きとったか!!」
「おお、おかげさまでなあ あんたも生きとったかあ!!」
「おお、元気やぞ! ワシは!!」
??????????
このやりとりを見た私は少し錯乱しました
久々に会った知り合い同士の会話には聞こえなかったもので・・・
その傍らでお孫さんは 独り遊びをしていました
もう一つのお話
これも東海地方に住んでいた時のお話です
その日の私は休日で移動の為に地下鉄に乗っていました
車両は満員だったので ドアの前に立っていたのですが
ふと前を見ると60~70代のご婦人4人組が・・・
どこかで昼食を食べたのか あるいは駅近くの百貨店で買い物をした帰りだったのでしょうか
みなさん楽しそうにおしゃべりをしていました
とそこでふと駅に停車し その内のお一人が下車しようと歩み始めたとき
残り3人のうちの一人がお声をかけました
「今日はとても楽しかったんで気をつけて帰ってね」
「ええ、どうもありがとう」
「またみんなで集まりたいから どうぞ、どうぞお元気でね」
「ええ、お互いに元気でいましょう」
「きっとよ、また元気なうちにお会いしましょうね!」
・・・んんん・・・
おそらくお二人とも同じ市内に住んでいるはずなのですが、なんかしばしのお別れを非常に惜しんでいましたね・・
私は上記の会話を聞いていて 当初は
何をおおげさに話してんだろう?? と思いましたが
軍曹と知り合いのおじさんの会話とリンクさせてみて考えると
なんかしみじみしてしまうんですねえ
いずれも社会の第一線を退いて 第二の人生を歩んでいる世代です
人生80年といわれていますが 残りの人生をどう歩むか 日々一生懸命だと思います
若かりし頃は 活動的で行動力もあったので会える時に会えたのでしょうが
ある程度歳を重ねてそれぞれの 家族がいるとなかなか会う機会も減るでしょうね
そんな中での気心知れた人たち同士のささやかな交流
貴重なひと時でしょうね
私もある程度歳を重ねて 様々な人との出会いと別れがあり
長年にわたって交流がある友人もいれば 疎遠になった人もいます
人生はひとそれぞれ様々な道や航海がつきもの
私も何年か経てば 上記の方たちのような会話を交わす日がくるのでしょうか
まだまだながい航海ですが
ふと考えさせられる ひと時でした
そうこうしているうちに激動の2015年もわずかになりました
まだまだ修行の身分ですが
1日1日を大切に 精進しましょう
Jリーグ入れ替えプレーオフの動向が気になりながらも深夜はこんな感じです