<サムガールスマップ最後ですねスペシャル>
中居 「どうもこんばんは、中居です。 さてさて、2016年 大晦日 幸か不幸か・・31日ですかぁ。ねぇー・・うーん・・神様は僕にこの31日という今日の日をどういう意味で(笑)与えてくれたのかなぁ・・(笑)っていうね。」
「うーん・・・これは、しっかりしなさいと言ってるのか あるいはしっかり務めなさいと言っているのか 「ブレないでやれよ!」って言って・・これ違うか うーん・・なんで31日だったんだろうねぇ~・・・いや、これなんか意味があるのかなって、僕は勝手な解釈を・・うーん・・しなければ、ねっ?しようかなぁって思ってますけども・・31日かぁ」
「ちょっとぉ お話ししましょうか ね? お話ししないといけないこともあるのかなあ~、と思っております。」
「始まります。」
― CM ―
~CM明け~
中居 「 んーーー・・・だねえ、 僕がちょっとお話しすることでなんかまた迷惑をかけたりすることも・・うーん・・あるのかなあ なんて思いながらもですねぇ・・・でもね、なんかなんだろ。ホントに。うん。神様?・・(笑)なんで、僕が31日なの・・ ちょっとお話ししましょうか・・ね・・」
「あの~・・僕にとってはですね あの・・この1年というのは、あのぉ~・・敏感な時期だったり、デリケートな時期がホント、毎日・・そういう日々が続きました。 あのぉ~・・あんまり、こういう・・んー・・日が目まぐるしく・・あのぉ続きますと・・なんて言うんだろ・・敏感な時期だから、デリケートな時期だから、と思いながら そうなると、あのね 鈍感になってゆくっていうのかな うん。」
「あのね、麻痺してるっていう方が正しいかな。 あまりにも、毎日っていう・・・」
「それを僕は、この1年学んだことかなぁ~・・やっぱり、デリケートな時期だとか、敏感な時期だとか、ちょっと神経質な・・ねっ?なんか丁寧に行かないといけないから・・言葉を選んだりすることとか、それは言動、行動とかも全部含めてなんですけど・・あまりにも!考えると・・ほんっとに麻痺してきて・・ホント、年末はほんっとに鈍感というか・・なんだろね・・あっ!こんな感じになるんだ~っていうのを学んだっていうか、感じたことかなあ・・うん」
「あのぉ~・・・もう、いっぱいいっぱい 迷惑を たくさんかけ過ぎちゃってるのでぇ・・うー・・ん・・あのこれ僕ね、お話しするのも、けして自分のこの 私利私欲というか、あの 自分が好かれたいとか もう、この期に及んで全くないですよ。 (笑)この期に及んで。クク(笑)ここまで来て・・自分だけ、とか そういうのはもう、1ミリも無くなるよね。 うん。 あの・・自分の肯定論ってあるじゃないですか。 僕は正しい、とか。 私は間違ってない!って。」
「自分の肯定論を認めてもらいたいがために、ウソをついたり、人の悪口を言ったり、人の心を踏みにじるようなことは・・僕はしたくないんですよ。」
「よって、群れることとかも そういう真似はしたく・・ないんですね。」
「あのぉ・・・その肯定論っていうのも、僕は、今年1年の自分は 言動・行動、あるいは決断、けして全てが正しいなんて、あの・・全然思ってないんですよね。 うん。 間違える瞬間とか・・間違えたりする瞬間とか、不正解だった場面とか。・・うん 僕はきっとあると思ってるんですよ。うん。」
「僕は、今年 えー、44歳なんですが、今までやっぱりこう・・なんていうんだろ 習ったことのない1年だったんですね。」
「今年過ごした日々というのは、教わったことのない1年だったんですよ。 例えば、かけ算、九九・・うーん、ボールの投げ方、・・道徳心もそうだね・・お年寄りがいました、席を譲りましょうとか。 そういうことが訪れたり、降りかかってきたり、直面したら、学校の先生とか お父さんお母さんとか 上司、先輩に教わったことを実行できるんですけど・・」
「・・・・うーん・・・・ 教わったことなかったのかなあ・・・」
「 だから正解が 分かんない・・時もありましたし・・何が正しいのか もう、何周も何周も・・うん・・何周も何周もしてたんですけどねぇ・・」
「だから、全てが正しいなんて 僕は 自分が正しいなんて、ホントに思っ・・・てないですね」
「人間の真価を問われる1年だったなあって・・」
「それ・・は僕自身、感じ・・たかなあ あとねぇ・・うーん・・」
「誰も、悪くないんです。」
「 うん。・・ん・・だれもわる・・・こういう風に言いますと・・あの「僕、悪くないんですよ」って言ってることじゃないですよ。では、ないです。では、ないです。 この期に及んで(笑) あの・・そんなに認めてもらいたいがために、好かれたいために、っていうことじゃなくて。 そういう話じゃないんですが・・」
「・・なんなら、あの 別に僕が悪くても全然、大丈夫なんですけど(笑)フッフフフ・・」
「なんなら(笑)僕、ちょっと大丈夫なような気がするんですよ。 円滑に行くんでしたら、別に全然いいなぁ と思うんえすけど、もぉその・・ちょっとした その誹謗とか中傷とか 批判っていうか、ネット云々みたいのは、あのぉ・・さっきも話しましたよね?」
「敏感とかデリケートな時期だっていうのを通り越して、もう鈍感・・もう、麻痺してるんで もうね、全然大丈夫というか・・僕は比較的、見ない方ですけど・・やっぱ、耳に入ってくるじゃないですか。 だからもう、あっ、それで円滑に行くんだったら、ま・・どうぞ、どうぞ、みたいな・・うん。」
「う・・ん・・誰もわる・・ うん・・」
「・・・でも、誰も悪くないんですよねぇ~・・・うん・・」
「ちょっとぉ・・ね? 年明けたら なんか そっとしてあげたいなぁ~っていうのがありますよね、なんか。うーん・・」
「メンバーはァ 今年1年、ほんとによく頑張りました。 うん!」
「よく踏ん張ったと思います。あの 色んな思いがあったと思います。 もう、色んな思いが入り混じって 複雑な思い、あったと思います。 みんなも習ったことのない1年ですから。 うん。・・・よく頑張ったな~・・とは思います。うん。・・最後まで、あの・・しっかり、SMAPを務めたと 僕は思います。うん。」
「ねぎらいとか、お褒めの言葉を あげて欲しいなあって ・・思いますね。」
「それと、僕ねぇ ずっとね あの 言わないといけないなぁ~と思ってて・・伝えたくてねぇ・・あのぉ~・・日頃ね、さっきもちょっと話しましたけど、その・・ネットとか、週刊誌とかほぼほぼ見ないんですけど、さすがに僕でもなんか情報が・・少々ですが、入ってくることもあって・・」
「あのぉ~・・・37万人以上の・・あの・・署名運動・・とか、「世界に一つだけの花」の購買運動とか、アルバム・・ベストアルバムのね、出ました。投票してくれたこととか・・9月の9日かなぁ SMAP25周年で、各地で なんかそれぞれのイベントをしてくれてたこととか、あと~・・新聞の広告欄?・・に、メッセージをくれてることとか・・等々ですけど・・」
「あのぉ~・・・ うん、しっかりと まっすぐに あのぞ~・・僕の目にも うーん・・耳にも うーん・・なにより、僕の 心に、みんなのあの・・全ての想いっていうのは あのぉ~・・ちゃんと届いてます。うん。」
「・・お返事のタイミングを失っちゃったわけではないんですが・・あの 見てないふりをしようとか、ノーリアクションで通そうとか、うん。なんかタイミングを失っちゃったのかな・・ お返事遅れましたけど、もう ありがとう ありがとうでいっぱいです。 うん。」
「なんか、期待に・・応えられなくて、申し訳ない でいっぱいです。」
「いつもの僕なら、ね? うっぜぇー・・とか、重いんだけど!とか、キモイんだけどそういうの・・とかね・・そんなことも・・言えなかったな~って・・・ほんっと みんなの気持ちが溢れてて・・そういう想いが純粋に満ちてて・・純粋に受け取りました。うんっ。 ホント、返事遅れて申し訳ないな・・って思います。」
「1月以降とか、8月以降? あの~・・ラジオにもハガキが沢山来てまして。 で、放送で読めなかった・・ハガキ?紹介・・・されてないハガキとか・・うん・・ 僕、ちゃんと読んでますから。」
「 読んでますから。 うん。」
「アルバムの特集・・ねっ、アルバム・・えー・・全部、聴きました。 ノンストップで一気に聴きました。 最初、あのぉ~複雑で正直・・聴けないかなぁ・・とか、ちょっと無理かなぁ・・やめとこっかなと思ったんですけど・・・これって、SMAP側から出してる・・アルバムですが、これやっぱなんだろね・・ファンのコたちが・・ファンのコたちから、なんか出たアルバムじゃないのかなぁ~って。 ねっ?うん」
「さっきのほら、署名運動とか、購買運動とか、ねっ? 新聞の広告欄とか うん・・そういう気持ちを受け止めるためにも・・しっかり、あのぉ~・・聴かないといけないなーって。 テメェの都合でスルーしちゃダメだなって。うん、これは逃げちゃダメなんだぞって。」
「感想を 言いましょうか?」
「ベストアルバムの感想。(スンッ)・・SMAPを・・ま、SMAPに僕は一番近くで見てますし、SMAPに一番・・SMAPを一番肌で感じている、SMAPファンでもある僕としては・・うーん・・・まぁなんだろねぇ みんなと、ほぼほぼ変わらない選択だったなあ~って。」
「まぁ そんなベストアルバムだなぁ~ってね あっ 結構、一緒じゃーん と思いながら聴かさせていただきましたね。・・うん。 おっと、これ入んなかったんだーとか、これ入るんだ!?・・これ入んなかったんだって曲・・まあ、でもいっぱいあるからな~・・・」
「みんなと・・一緒でびっくりしましたね・・うん。 3枚あるんですけど、(スンッ)3・・1枚目のあれっ 誕生した順に曲がなら・・並んでたりするんですよ。 「Can'tStop!!」で次の曲がもう「BEST FRIEND」なんですよね。 早ッ(笑)と思いながら(スンッ)・・うーん・・」
「ま、1枚目のなんかもう前半とかもう・・みんなどんな思いでこれ選んだのかな~・・って。 でも意外と「あぁ~合ってるな~」って。 みんな結構、一緒じゃーんって思いながら・・え~・・聴いてましたねえ・・ それでは、エンディングに向かいたいと思います。」
― CM ―
~エンディング~
中居 「(息を吸い込み)・・さて、お別れですね。あの・・もっともっと、言わなきゃいけないこととかねっ・・うーん・・あったと思います。 ね、今まで携わってきて・・・ね、スタッフの方とかぁ、共演者の方とかぁ、タレントさんとかぁ、ねっ。 うん・・全部、全部ですが・・・ ま、この辺でなんか勘弁していただきたいなぁと思いますね。」
「少し 来年はゆっくりしたいなあ・・って」
「もうほんと、28年っていうのは・・あのぉー・・全然あっという間だったと思わないですし。」
「僕は性格的なものなのか、(笑)なんなのか分かんないんですけども、あのー・・前ばっかり向けるタイプじゃなくてね、ちゃんと自分のやっぱり、足跡?うん・・ どこで脱線したのかなあとか、どこで立ち止まったのかなあとか、どこで道草食ったのかなあとかっていうのをちゃんと確かめながら・・うん・・僕は前に進みたいタイプなんでしょうね・・うーん・・」
「ま、これからもまた道草することもありますし、寄り道することもある・・でしょうし・・ うーん・・来年はどういう風な・・うーん、今どういう風にしようかな なんてのもね、全く考えてないんですよね。 あのちゃんとゆっくり、あのー・・しっかり、あの 噛みしめながら・・あのー・・進んで行きたいなあって・・」
「ホントにあのー・・相葉くんとか今、大丈夫かな?って思いますよね。ちゃんとやってんのかなぁって(笑)クク・・うん・・ね? 今、僕がどこで何をしてるかも分かんないですねえ・・」
「あのぉ 勝手ですいませんが、えーーー・・・僕のわがままというか・・ 思う存分、勝手ながらですけど ・・僕の好きに締めさせていただきたいと思います。」
「最後はあのー 1曲お送りしますが、これはあの僕の・・あの 一心で、えー・・決めさせていただきました。 曲紹介も別にあの・・するつもりないんで・・それではっ・・えー・・「サムガールスマップ」も最後、ですね。 SMAP中居正広としても最後の放送です。」
「勝手ながら、締めさせていただきたいと思います。」
(カラカラ・・氷の音 ゴクリと飲みこむ音がかすかに)
「ちょっと、声張りますね いいですか?」
「慎吾ぉーーーっ! 剛ぃーーーっ! 吾郎ぉーーーっ! 木村ぁーーーっ! 」
「・・・SMAP---!!」
「じゃあねーっ!! バイバーーーイッ!!」
曲:SMAP (※デビュー前、森永乳業のCMで使われていました。デビュー曲カップリングのメドレーに収録あり。)
ゆっくり してください
心をやすめてください
立ち止まったり、道草くってもいいと思います。でも、お願いです。 自分を責めたりしないで欲しいのです。
SMAPはみんな優しい人たち
本当に優しい人たち。 誰かが傷つくぐらいなら、自分たちが我慢できるであればそうしよう、という人たちだから
「誰も、悪くないんです。」(by中居君)
うん、そうだよね。
もちろん、SMAPが悪いなんて思ってないし・・そして、彼らは他の「誰かが悪い」ともしたくないんだよね・・
私達が書いたハガキ、そして購買運動や署名・・その他いろいろ・・・ちゃんと知っててくれたのね。うん。
なのに、それについて何かを発言することが・・出来なかった・・んだよね。
中居君のせいじゃないのに・・そこにも責任を感じるのが中居君だから。SMAPだから・・なのかな・・。
「純粋に受け取りました」(by中居君)
はい、そのままストレートに、何の裏も何の騙しもありません。
ファンの愛は重たいかもしれませんが、純粋ですから・・ 彼らのお守りになってくれればいい。
最後の叫びは 心の叫び
この声を聴いてもまだ 不仲だ、分裂だ、と思う人がいるならば、他者の痛みを感じられない人間なのだろう。
そして、この魂が切り裂かれるような者の声を聴いてもまだ、彼らを傷つけようとする者は、人間ですらないのであろう。
こんなこと・・・教わったことないよね・・私もそうだったよ、中居君。
・・・5人がもうこれ以上、傷つかないように・・
どうか、そっと・・見守らせてください。
ラジオが終わって・・気が付いたら2017年が明けてました・・・この日を忘れません。