[夜尿症] ブログ村キーワード
夜尿の頻度は別として、赤ちゃんの時から夜尿(おねしょ)が続いている場合は、
ストレスが原因ということは、まず有り得ないそうです。
夜尿がほとんどなかったのに、ある時から毎日、もしくはしばしば夜尿をするようになって、
それが半年から1年続いている状態にあるとき初めて、夜尿の原因にストレスを疑います。
でも、ここでは、夜尿の原因としてのストレスではなくて、
夜尿症を抱える小学生の娘のストレスについて思ったことを書いてみようと思います。
夜尿症を持っている子供は、多かれ少なかれストレスを抱えていると思います。
うちの娘も「おしっこ」「おねしょ」「おむつ」などの言葉に敏感に、
いえ、過剰なまでに反応します。
たとえば友人と公園で、「お宅の次女ちゃん(←2歳)、もうおむつ取れたの?」
なんて何気ない会話でもしていて、
娘の耳にちょっとでもそれが聞こえようものなら、少し離れたところで遊んでいたとしても飛んできて、
私の腕をぐいぐい引っ張って、その会話をやめさせようとします。
娘が夜おむつをしていることなど話すわけないのに・・・。
家の中にいてさえ、「今日はおねしょ出なくて偉かったね~」と言ったら、
「シー!声が大きい。もっと小さい声で言ってよ
」って怒る。
もちろん、窓どころか雨戸まで閉まっているし、そんな大きな声で言うはずがない。
それに、よほど大きな声じゃない限り、外に聞こえるはずないのに・・・
「私が夜、おむつしてるの、パパとじいじとばあば以外で知っている人いる?」
というセリフは、一体、何度聞いたことでしょう。
子供英会話教室のお友達に「3年生になったら、サマースクール行こうね」なんて
言われると、思いっきり動揺した顔つきをし、
家に帰ってからしつこいまでに「ママ、行かなくていいよね」を連呼。
先日(と言っても治療を始める前)、こんなこともありました。
朝起きてきて、「あんまりよく眠れなかったよ~。変な夢見た。
なんかね、幼稚園のお庭にいてね(←何故か小学校ではなく幼稚園)、
先生とか生徒がみんなイボ蛙なの。
で、『お前はおねしょするから、おねしょする子は悪い子だからぶつ!』
って言って、イボ蛙がいっぱい追いかけてくるの。怖かった~。」と。
その反面、朝起きておねしょしてたら、当たり前のようにしてゴミ箱におむつを
捨てに行く無頓着さも同時にあるんですけどね・・・
そんな娘が、夜尿症治療を始めて、改善されてきたら、何か明るくなってきました。
元々、明るい子ですが、変なところに細かい神経を回さないようになってきたようです。
自信も付いたのか、「もしおねしょが治ったら、英語のサマースクール行きたい!!」って、
それこそ外に聞こえんばかりの大声で言ってたりします。
自分に自信が持てるようになってきたことが嬉しいです。
こんな娘を見ていると、もっと早くから治療を始めてあげても良かったな、って思います。
薬を使っての夜尿症治療は、飲みにくい漢方の薬を飲まなくちゃいけなかったり、
鼻に点鼻薬「デスモプレシン」を入れてくしゃみを我慢しなくちゃいけなかったり、
計量カップに排尿して尿量を計らなくちゃいけなかったり・・・
ストレスがないって言ったら嘘になるかもしれないけれど、夜尿症を抱えたまま自然治癒を待っているほうが、どれだけ彼女のストレスになっていただろうか。
治療を始めて、本当に良かったと思っています。
この調子でこれからも頑張って欲しいものです。。。
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