とかちシニアネット・何か探し隊 !

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懐かしき良き事

2007年02月23日 | 我がまちの自慢

1、{ひな人形展}2、{さくら餅}3、{大判焼き}へとご案内申しあげます。





  資料館の「帯広百年記念館」で、収蔵している年代物のひな人形を飾った「ひな人形展」が開催され、訪れた人たちの目を楽しませています。
今年は帯広や音更に住む人たちから寄贈された12セットが展示。
古風な顔立ちで、細工を施したかんざしやぼんぼりが気品を漂わせていました。寄贈された方がそれぞれの思い出や親から感じた愛情などをつづったパネルも併設されていました。




明治22年生まれで帯広在住の女性(石川県出身)の方がお持ちだったそうです。


大正14年のお雛様。両親は食糧難の時代でも食料と交換をしなかった。昭和2年。岡山県生まれの方の雛壇と掛け軸。
昭和7年。お節句には必ず両親が飾ってくた。昭和13年。3月3日のその日は必ずしまっていた。

昭和17年。父が、市内の玩具屋か藤丸かに1セットしかないのを買ってくれた。昭和47年。母が孫のために、唐草模様の風呂敷に包み、背負って届けてくれた。


  ひな人形は昔から生活と深く結びつき、私たち見る人に懐かしさを呼び起こしてくれました。「年代によって人形の顔が違うネー」と話ながら見てきました。そして、親が子を思う精一杯の愛情を感じた。





  帯広市の串だんごの「福いち」さんは、ひな祭りのお祝い行事などで予約も多く、さくら餅が大人気です。昔懐かしい味と香りに唸ります。しかも1月~3月3日の限定販売なのです。1年に1回は味わいたいと思います。



しかし、{福いち}といえば串だんごですよね。


  お団子の独特のもっちり感は何とも懐かしい。創業のあの懐かしい{お多福}さんの串だんごを受け継いでおられます。




  水あめを挟んだ南部せんべいのおやつが大好きだった頃、上記の串だんごは贅沢なおやつでした。それとおやきと言えば十勝・帯広では"高まん"の愛称で親しまれています{高橋まんじゅう}の大判焼き。創業54年目、3代目さんがハツラツと焼いてくれました。"高まん"の大判焼の職人芸を見てください。お雛様のムービーもどうぞ


「チーズ3個と餡2個くださーい。身内に受験生がいるので、合格印をお願いします。」


   受験シーズンで祈・{合格}印は喜ばれました。餡は甘さを控えたように感じるが、これもまた懐かしい味でした。チーズは、今回初めていただきましたが、とても美味しかったです。若いお客さんがたくさん来ておりました。昔の味を守りつつ、時代にあった工夫もされているのですね。


   異常気象なのでしょうか、雪も少なく、なま暖かい 冬です。このまま終わってしまう冬だとすれば、うれしくもあり、物足りなくもあります。でも 桃の節句の前は、待っていた春の訪れや親の温かみが懐かしくてワクワクする。百年記念館に、思い出いっぱいのお雛様を寄贈された方々に感謝します。うちにも古物がもしかして眠っているかもしれないなと思いました。そして 懐かしい味を守っているお店がありうれしいです。


北海道新聞・音更印刷

2007年02月16日 | 暮らしの情報・見学



 日頃、お世話になっています新聞が、どのような工程で刷り上っているのでしょう。 
今回は帯広市の隣町の音更町(東通20-1)にあります「道新音更印刷」の工場を見学させて頂き、新聞の出来上がる工程をつぶさに見せて頂きました。なお「道新音更印刷」では帯広・十勝・北見・網走地区の北海道新聞・朝刊・夕刊、道新スポーツを印刷しています。

         立派な社屋です。
            


それでは、中に入れて頂きましょう・・・  

玄関=受付嬢が、応対して下さいました。
        
まず、ビデオ室で新聞の出来上がるまでの詳しい工程をビデオで見せて頂きした。  

この間30分・・・終了時に、来た時に玄関で記念撮影した写真入りのミニ新聞を頂き、ビックリと、感激。 

その内容を少々・ご紹介します。

道内外の各支社から取材・記事収集 (一括札幌本社へ) 
                      
新聞製作システム(写真・記事等 大量データを紙面化)                                      ↓        
データ送信 (札幌本社から各印刷所への送信時間はわずか3分)  

届いたデータ ここからの工程が音更印刷所の仕事になります。
  ↓
フィルム出力
  ↓
刷版 
なお詳しい工程は道新・音更印刷の"新聞ができるまで"のHPでご覧ください。 
データをフィルムに焼付けます。アルミ板に焼付けます。(使用済みのものは、アルミホイールに再生されリサイクルに)

 印刷・・・する所は撮影禁止なのです。デジタル機器は輪転機に影響が与えるそうです。
↓以下は、 撮影OKの場所です。
インクの匂いが一杯でした。きびきびと働いていらっしゃいました。

重さ1t長さ13.5km。距離にすると帯広から芽室のはずれ、帯広から駒場あたりの距離になるでしょうか・・ビックリ!ですね
大量の再生ロール紙。常時3日分をストックしているそうです、ビックリ!

カラーインク (黄・赤・青・黒の4色 )一目瞭然ですね。(^_^)
モノクロ印刷用インク(一日200k使用するそうです。)

刷り上った新聞
配送へ向けて仕分けされます

発送をまちます。
何処へいくのかな


 私たちが見学しました時刻はちょうど第一陣の北見・網走地区の夕刊を刷る所を見学させていただきました。オフセット輪転機で印刷するのが午前11時40分、20分で刷り上り12時にはもう輸送トラックに積見込まれて出来立ての新聞(当日の夕刊)が、工場を出て北見・網走地区に輸送されていくところでした。読者の待つ思いと、取材から始まった製作者の思いも乗せて・・・。



データ受信(札幌本社)から印刷・発送まで、1時間半・・あまりのスピードに驚くと同時に・感心するばかりでした・・・。
一文字ごとに責任ある新聞という、受付嬢の言葉が印象に強く残りました。
多岐に渡る工程・・・製作者の思い・・多くの事柄が詰まって出来上がる新聞!
そのことを、改めて、再認識しました。
これからは、そのことを大切に受け止めながら、新聞を読んでいきたいですね。

2007 然別湖コタン

2007年02月09日 | 十勝地方の旬な情報

 


厳寒の冬を楽しもう!!


然別湖が凍りつく冬の間 湖上に雪と氷だけで作った2ケ月間だけの
幻のコタン村がオープンしました。




地図です。写真をクリック
 然別湖は帯広からだいたい50キロ、北海道のほぼ中央に位置する「大雪山国立公園」の中にある、唯一の天然湖です。多くの手つかずの自然が今なお残っています。北海道の中でも特に寒い地域で湖は12月から凍り始めます。1月頃からボランティアの方々の手作業で"然別湖コタン"が出来上がり、いろいろなイベントが"コタン"で催されて多くの観光客は管内はもとより管外からも大ぜい訪れ"氷の世界"をひと時楽しみます。
透明度の高い湖水の氷を使っているばかりではなく 農家で使うコンテナを利用して 雪を詰め、水を掛け凍らせる作業を繰り返し 型どった氷をブロックを積むようにして型を作っています 







↓氷上露天風呂  時間帯で男女分けていますが あれっ!
 男性の時間帯なのに女性の姿が?・・・混浴!?

女性は 暗くなる夕方6時からの入浴ですので その時間では寒くって つい・・・ね 
なかなか体験できないこと 恥ずかしさは二の次?


 

↓朝の光のまばゆい中 ダイヤモンドダスト(空気中の水分が冷えた氷の結晶) が 舞っており、厳しい寒さながらの樹氷等の芸術に
 遠くからの観光客の驚きと感動の声が聞こえました




コタン夜まつりは2月24日
春になれば(4月いっぱいはまだ凍っている)湖上の建物も
そのままの姿で湖水に戻ります


第44回おびひろ氷まつり

2007年02月02日 | 十勝地方のお祭り



上記のテーマのもと、1月26日~1月28日、おびひろ氷まつりが帯広緑ヶ丘公園一帯で開催されました。冬のイベントが盛んな北国の各地。帯広でも、粉雪が舞い散り、日中の気温は氷点下5度前後と氷・雪像にとっては絶好の気温での開催でした。



{アイスシンボルタワー}であるイノシシが彫り込まれた氷門を抜けると、そこは{氷・雪像}と{氷と雪の遊び場}であった・・・・・では 案内をさせていただきましょう。



メインの大氷・雪像の迫力

雪不足のため例年よりやや小さめという{大雪像=「戦艦大和」}と懐かしい{大氷像=「アニメ・ヒーロー伝説」}。両方に設置された滑り台には、子供たちが長蛇の列を作り、歓声が響いていました。厳冬の夜空を彩る花火やライトアップで冬だけど熱くなりました。


開会式前、最後の仕上げも念入りに~氷彫刻

早速訪れたお客さん。それは 園児たちの団体です。可愛らしい視線を浴びながら、慎重な仕上げをしておりました。


氷像の力作と輝き

ライトアップ



南極の氷で作成されたペンギン南極の氷~白く濁って見えるのは、積雪が生じた数万年前の空気が含まれているからだそうです。遥か、南極・・数万年前・・・ロマンを感じます。


市民氷雪像~23団体・個人が参加され、会場を盛り上げていました。

ライトアップ


そして 入賞の喜びを分けていただきました。






雪上に広がる歓声といい顔 ↓お友達の動画にリンクつけさせて頂きました。写真もクリックしてくださいね


会場中央の遊具「回転そり」は大人6人がご覧のように押します。すると人力そりは風を切って勢いよく動くのです。子供たちには大人気で「楽しい!」「怖い!」など歓声をあげていました。

「アイスキャンドルだね。」豚汁プレゼントで体も温まります。
遊覧馬そりでゆったり、のんびりと。スノーモービルがひく、そりはスピード感たっぷり。



帯広市の氷まつりの”始まり”を当時、市長であった田本憲吾氏は語る。「何軒かのコックさん達が寒い冬を楽しむために、氷の彫刻を展示しょうと作成したのが始まり。札幌や小樽のコックさんから学びながら開催した。」と。


そして、44回目の氷まつりは閉幕しました。溶けて、形は消えても、いつまでも心に残る、冬ならでのおまつりでした。