北海道新聞社・音更印刷所」の工場見学にいってきました
日頃、お世話になっています新聞が、どのような工程で刷り上っているのでしょう。![]()
今回は帯広市の隣町の音更町(東通20-1)にあります「道新音更印刷」の工場を見学させて頂き、新聞の出来上がる工程をつぶさに見せて頂きました。なお「道新音更印刷」では帯広・十勝・北見・網走地区の北海道新聞・朝刊・夕刊、道新スポーツを印刷しています。
立派な社屋です。
それでは、中に入れて頂きましょう・・・
玄関=受付嬢が、応対して下さいました。
まず、ビデオ室で新聞の出来上がるまでの詳しい工程をビデオで見せて頂きした。![]()
この間30分・・・終了時に、来た時に玄関で記念撮影した写真入りのミニ新聞を頂き、ビックリと、感激。![]()
その内容を少々・ご紹介します。
道内外の各支社から取材・記事収集 (一括札幌本社へ)
新聞製作システム(写真・記事等 大量データを紙面化) ↓
データ送信 (札幌本社から各印刷所への送信時間はわずか3分)
届いたデータここからの工程が音更印刷所の仕事になります。
↓
フィルム出力
↓
刷版
なお詳しい工程は道新・音更印刷の"新聞ができるまで"のHPでご覧ください。
データをフィルムに焼付けます。
アルミ板に焼付けます。(使用済みのものは、アルミホイールに再生されリサイクルに)
印刷・・・する所は撮影禁止なのです。デジタル機器は輪転機に影響が与えるそうです。
↓以下は、 撮影OKの場所です。
インクの匂いが一杯でした。
きびきびと働いていらっしゃいました。
重さ1t長さ13.5km。距離にすると帯広から芽室のはずれ、帯広から駒場あたりの距離になるでしょうか・・ビックリ!ですね
大量の再生ロール紙。常時3日分をストックしているそうです、ビックリ!
カラーインク (黄・赤・青・黒の4色 )一目瞭然ですね。(^_^)
モノクロ印刷用インク(一日200k使用するそうです。)
刷り上った新聞
配送へ向けて仕分けされます
発送をまちます。
何処へいくのかな
私たちが見学しました時刻はちょうど第一陣の北見・網走地区の夕刊を刷る所を見学させていただきました。オフセット輪転機で印刷するのが午前11時40分、20分で刷り上り12時にはもう輸送トラックに積見込まれて出来立ての新聞(当日の夕刊)が、工場を出て北見・網走地区に輸送されていくところでした。読者の待つ思いと、取材から始まった製作者の思いも乗せて・・・。
データ受信(札幌本社)から印刷・発送まで、1時間半・・あまりのスピードに驚くと同時に・感心するばかりでした・・・。
一文字ごとに責任ある新聞という、受付嬢の言葉が印象に強く残りました。
多岐に渡る工程・・・製作者の思い・・多くの事柄が詰まって出来上がる新聞!
そのことを、改めて、再認識しました。
これからは、そのことを大切に受け止めながら、新聞を読んでいきたいですね。