とかちシニアネット・何か探し隊 !

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とかち冬のスナップ

2011年01月28日 | 十勝地方の旬な情報


 例年北海道東部の十勝平野は積雪は多くありませんが寒さは大寒入りの今頃が一番です。十勝管内陸別町では先ごろ-28.9度まで下がり日本一寒さの厳しい地域と言われ、北海道人もびっくりしていますが、北国ならではの風物詩もいろいろあり、雪の降らない地域の方には珍しいかと思いご紹介します。
 広い畑は一面、白一色の雪原に変わり農業をする方はじ~と春を待ちますが、厳しい寒さは気象の状態で素晴らしい景色にもなります。



樹齢100年を超すはるにれの巨木も樹氷の花が咲き青空に映えます。



 からまつ並木が樹氷並木に変わる時もあります。



 保育所の野外広場には雪を積み上げて滑り台を作って遊ぶ北国ならではです。(写真左)
小学校、中学校も野外運動場にスケートリンクが造られ体育の時間、夢はオリンピック選手目指して練習しています。(写真右)
 


市内を流れる帯広川には白鳥が羽を休めています



 厳寒を利用した遊びにアイスキャンドルを作って幻想的雰囲気を楽しみます。地域冬のイベントなどにもアイスキャンドルが千個単位で作られ並べられます。

 

市営野球場はグランドも観客席も雪の下、テニスコートも雪に覆われ春を待ちます







「大沼国定公園」を散策して 

2011年01月13日 | 会員の旅行
大沼湖と駒ケ岳、そして・・・地ビールと
 

<国道5号線>

札幌から小樽を経由して函館に向かう国道5号線(282.7キロ) これは北海道唯一の1ケタ番号の国道です。
帯広から青森県弘前市に向かう途中 長万部から函館までいつもこの国道沿いにある「大沼国定公園」は通過点でしかなかったので、今回は少し余裕を持ってのんびり園内を散策してみました。
今回此処を訪れたのは9月末初秋でしたが、長い夏の影響でまだ木々は緑濃いままでした。
ですがその後のニュースによると10月中頃からカエデやモミジが鮮やかに色づき、湖畔周辺や湖に反射する紅葉がとてもきれいだったそうです。


< 大沼湖と駒ケ岳 >

大沼国定公園は昭和33年に全国で13番目、南北海道では唯一の国定公園となりました。
活火山である駒ケ岳と、噴火によって出来た大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼をはじめ大小の沼、遠景を占める駒ケ岳と相まって、日本庭園のような趣があります。

<千の風になって>



 園内に入り、この曲がここがゆかりの土地であったこと初めて知りました。湖のそばに「千の風になって」のモニュメントがありました。
 大切な人を亡くした人はこの曲に癒された方が多いのではと思います。

< 大沼ビール >


平成6年4月の酒税法改正で、ビールの年間最低製造量が2000キロリットルから60キロリットルに引き下げられ、(発泡酒は6キロリットル)これにより、全国各地に少量生産のビールメーカーが続々誕生しました。
地元の特産品を原材料に使った個性あふれるビールを少量生産するメーカーのビールを「地ビール」と呼ぶこと一般的ですが特に定義は無いとのことです。
道内でも30以上のブランド地ビールを生産していますが ここ大沼の「地ビール」は特に有名なのではと思います。
ですが、なんと言っても少量生産ですので(ビール会社大手には到底適わない)価格がままならず、大沼の瓶ビール1本2100円(瓶のデザインが素敵ですが) 缶でも(350ml) 550円 なかなか気軽には飲めない様です。


  < 十勝ビール >
  ここで ちょっと十勝自慢!
 十勝ラガー、十勝黒生、モール温泉ビールと、3タイプビールがあります。
 清流・札内川の伏流水と北海道遺産・十勝川温泉の「モール温泉水」で仕込んだ未濾過ビール。ビールの本場ドイツで修行を積んだ技術者の手によって造られているとのこと。
日本地ビール協会が主催する、ジャパン・ビアカップで、「十勝ラガー」が金賞を受賞。また、「十勝黒生」は、インターナショナル・ビアコンペティションで銀賞を受賞しました。
 夏の盛りには十勝ビール祭りもあり、ビール愛飲者で夜の街が賑わいます。




<高速フェリーナッチャンWorld>

津軽海峡、函館港から青森港まで7月から10月まで期間限定で運航。
この高速船は 所要時間およそ夏季1時間45分、冬季2時間15分で運航出来るのですが 地元漁協に配慮し減速して運航したため、青森港 - 函館港間の所要時間は2時間45分でした。
今回初めて乗船したのですが 高速で揺れも殆ど感じることもなく快適な船旅でした。
因みに通常のフェリーの所要時間は3時間50分です。

夏季繁忙期で運航していた高速船も燃料高騰の影響で赤字が見込まれるため 昨年度で運航が休止となりました。

 目的地 青森県弘前市へ~