相模原法律事務所(弁護士伊藤信吾)が贈るブログです。
姉妹編ブログ「弁護士スクラップブック」もよろしくお願い致します。
国民生活センターによりますと、旅行や飲食店などが割安で利用できるとうたう「複合サービス会員」に関する相談が激増しているそうです。
なかでも増加が著しいのが、過去に一度被害にあった人が再び被害にあうという「二次被害」の相談で、2001年度の約7百件から2003年度の約5千件へと大幅に増加しているとのことです。
「複合サービス会員の二次被害」の契約当事者で多いのは、20~30歳代、男性。平均契約購入金額は約76万円で、典型的な相談は、「未納会費がある」とか「サービスを利用していないので違約金がある」などの不当な口実で代金を請求したり、他の契約を結ばせるというもの。また、「別の業者の契約を解約してあげる」とうたって消費者を呼び出し、新たな契約を結ばせる事例やまったく根拠の無い架空請求の事例もあるそうです。
過去に、契約をしていたことから「未納会費」といわれると信じてしまい、再契約をしてしまう事例もあるようです。
実態は不明ですが、悪質な事業者が、別の事業者における過去の受講者名簿、会員名簿等を何らかの方法で入手し、消費者の記憶があいまいとなっている以前の契約を持ち出して、巧妙な話し方で、信じ込ませ別の新たな契約の締結を狙って勧誘を行っている可能性が高いと思われます
このような電話があったときには、
①きっぱりと断る
②「このままだと大変だ。」などと焦らせるときは要注意
③再契約をしたら8日間以内にクーリングオフを
④8日を過ぎても、錯誤等で契約の無効を主張する
⑤弁護士等の専門家に相談する
などの対策をしてください。
【本日の法律武装】 自分の頭でわかるまで安易に書類に記名押印しないこと
→【参考】国民生活センターのHP
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国民生活センターによりますと、旅行や飲食店などが割安で利用できるとうたう「複合サービス会員」に関する相談が激増しているそうです。
なかでも増加が著しいのが、過去に一度被害にあった人が再び被害にあうという「二次被害」の相談で、2001年度の約7百件から2003年度の約5千件へと大幅に増加しているとのことです。
「複合サービス会員の二次被害」の契約当事者で多いのは、20~30歳代、男性。平均契約購入金額は約76万円で、典型的な相談は、「未納会費がある」とか「サービスを利用していないので違約金がある」などの不当な口実で代金を請求したり、他の契約を結ばせるというもの。また、「別の業者の契約を解約してあげる」とうたって消費者を呼び出し、新たな契約を結ばせる事例やまったく根拠の無い架空請求の事例もあるそうです。
過去に、契約をしていたことから「未納会費」といわれると信じてしまい、再契約をしてしまう事例もあるようです。
実態は不明ですが、悪質な事業者が、別の事業者における過去の受講者名簿、会員名簿等を何らかの方法で入手し、消費者の記憶があいまいとなっている以前の契約を持ち出して、巧妙な話し方で、信じ込ませ別の新たな契約の締結を狙って勧誘を行っている可能性が高いと思われます
このような電話があったときには、
①きっぱりと断る
②「このままだと大変だ。」などと焦らせるときは要注意
③再契約をしたら8日間以内にクーリングオフを
④8日を過ぎても、錯誤等で契約の無効を主張する
⑤弁護士等の専門家に相談する
などの対策をしてください。
【本日の法律武装】 自分の頭でわかるまで安易に書類に記名押印しないこと
→【参考】国民生活センターのHP