大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

アーコール社 社史

2017-08-06 22:52:28 | Weblog
先日と言っても 7月の事だが、英国に旅行に行った。 家具メーカ アーコール社工場を見学した。 その時会長の息子と言う方からこの本をもらった。 カラー印刷の 相当に分厚くて重い本だった。 これはアーコール社の創業から現在に至る 会社の歴史を書いた物だった。家族経営の会社なので、会社の歴史は 創業者を含む歴代の社長の歴史となって居る。 少し読んで見た。 見開きに 序文が有る。 マーガレット・ハウエルと言う方が序文を書いている。 この方はアーコール社の家具のユーザーの様だ。 何者かと思ったら 英国を代表する服飾デザイナーだそうだ。 日本の大丸や高島屋にもお店がある様だ。 そのディスプレーにアーコール社の家具をさりげなく使っていた。 英国の人なので 英国の家具を使うんだろうと思う。 それが良くマッチしていると思う。 日本の家具ではなかなか そうはいかないかも知れない。 マーガレット女史は アーコール社創業者 ルシアン・アルコラーニを尊敬していたみたいだ。 或はデザインの考え方やビジネスのやり方を多少は見習ったのかも知れない。 私が思うに 会社を興して それを引っ張っていく方には、デザインセンス以外のマネージメント力が有ると思う。 そうで無ければ 此処まで継続して発展維持する事は困難だろう。 家具が飛ぶように売れる時代でも無いから。
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0606 真海鉋の削り その2

2017-08-06 22:41:51 | Weblog
この鉋の削り具合は既に一度掲載した。 それと比較してそれ程進歩は見られない。違うのは削り材だけだ。 この所毎日 暑いし湿度が高くて 鉋の滑りも良くない。 そこで鉋の下端にイボタ蝋を塗って見る。 すると滑りが良くなる。 普通はシリコンか何かを吹き付ける様だが 一般的に後から塗装したり接着したりする場合は それが出来ない。 そこで蝋を塗る訳だ。 これは 機械でも同じだ。 手押し鉋など、定盤の滑りが良くない時に、塗るか事が有る。 汗ばんだ手で触るとすぐに錆びるから 拭き取って蝋を塗ると良い見たいだ。 どちらかと言えばそれを鉋に応用した事になる。 人から教わった事なんだ。 真海鉋はまだ裏刃は見つからない。 無くても使えるからそのままにしている。
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