大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

挽き物の木皿

2012-10-30 21:18:04 | Weblog
これも桜材を使ったお皿だ。  少し挽き物の練習をしている。 近くに有った桜材の切れ端で挽き物 木皿を作って見た。 材に節が有って それが刃物に引っ掛かって削り難い。 何とか削ったが 少し逆目傷が有る。 それを サンドペーパーでごまかした。 桜は非常に緻密で 挽き物の適す様だ。 直径125ミリ 少し小ぶりなこの皿は 余り使い道が無いようだ。 もう少し大きく無いと 菓子皿にも向かない。 これで良い木目の材があれば 見ても楽しめそうだ。 今度桜の端材が有れば 少し手に入れて見様と思う。 
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0434 平鉋 銘 小佐次

2012-10-30 20:57:03 | Weblog
この鉋刃は以前 紹介したと思う。 台も付いて買った物だが、台は他の鉋に流用して鉋刃単独で保管していた。 
刃単品だとどうも無くしそうだ。 そこで台を打ってみた。 今回も台は桜材を使った。 桜は比較的粘りも有り 硬くも無く 打ちやすい。実用にはどうかと思うが、この鉋刃も短くて 台に入れても実用には適さないと思う。 頭は酷く 叩かれて 凹むほど鉄がめくれて仕舞った。 随分酷使された物だ。 この台に入れて 少し楽にお休み願うのが 目的で 台打ちの練習も兼ねる。 取敢えず 一枚刃鉋に仕立てて いずれ裏を入れて二枚刃にする予定。 材は何れも谷田木材で買った物で 同じ材から作るから どれも似たような 木目が見える。 少しOILを塗ってやると中々良い。 そして上手く台が打てるようになったら、樫を調達して台打ちをして見たい。 特に私が求める骨董市鉋は台がぼろぼろの物が多くて、鉋刃がまだ使えそうでも 台の狂った物、刃の馴染みにガタの有る物が殆んどだ。 まともな台に入れないと 鉋刃の真の実力は判らないと思う。 そこまで行くには、まだ長い道程だろう。
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0436 一枚刃平鉋 銘 紀元

2012-10-28 10:10:04 | Weblog
私が毎度 お世話になる家具製作会社の工場の作業机引出しにこの鉋刃が有った。 誰かが 使った物だろうが、 刃幅65ミリ 全長50ミリと 既に使いきった感じだ。 このままでは 普通の鉋台では、刃がもぐって使い難いだろう。 刃には第五回博覧会と有り、 紀元と有る。 真中には 鳥の様な、動物の様な物が刻印されて居るが、これは何か 判らない。 登録商標と下に有るが 銘らしい物は無く、このえたいの知れない物が商標だろうか。 台は桜材で自分で作った。 刃が短いので 特別薄い台にした。 裏刃も無いから、一枚刃鉋に仕立てた。 これを作業に使おうと言う事では無くて、長年酷使された鉋刃に 敬意を払い この台でお休み願って 無粋な工場の職人に邪険に捨てられない様に 保護したと言う事だ。 併せて 自分の台打ちの練習も兼ねた。 7分5厘勾配で打って見たが、溝引きに失敗して、台のなじみ面に薄い木を貼り付けて誤魔化した。 まだ 台打ちは素人の域を出ない。
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縁台の製作

2012-10-26 22:18:43 | Weblog
秋も深まり 寒くなって来た。 天気の良い日には、外に出て見ると 気持ちが良い。 ご近所にお住いに Kさんから 庭に置いて有る、物干しの下に置く縁台を頼まれた。 既に金属製の縁台が有ったが、今回は木製で製作して見た。 2×4SPF材を使って見た。これでも ホームセンターで売っている物より高くなるかも知れない。 世の中デフレはかなり進行していると思う。 一応防腐塗料で塗装したが、3年もすれば腐るかも知れない。 でも木製の方が 庭に置いて 座ったとき、ながめた時も 良い感じだと思う。
だから 私に製作を依頼したと思うが、或いは殆んど材料費だけで作って挙げるので それが良いのだろうか。 屋外に置く物なので、 ホゾも深く差して、一部の接着はエポキシ接着剤を使った。 横幅800 奥行き450 高さ500と 少し座面が高い様だ。 別の同様の縁台の寸法を 真似たつもりだが、寸法を測り間違えたかも知れない。
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挽き物 木皿

2012-10-23 20:13:32 | Weblog
先日 余り興味は無かったが、皆さん面白いと言う 木工旋盤を使った 木皿作りに挑戦してみた。 木工旋盤を使うのは これで3度目位だろう。 確かに便利な機械だ。 骨を覚えれば 自由に好きな物が 作れる。 しかし出来る物は 回転対象の均整の取れた形なので、そこに限界が有るように思う。 面白い木目を生かして 木皿を仕上げたが バイトが切れないせいか、少し逆目が残る様だ。 これだと漆塗りでは 傷が目立ってダメだろう。 まだ修行が足りないな。 もう一度挑戦して見様と思う。 
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スピーカーの修理

2012-10-20 22:31:20 | Weblog
このスピーカーは2008年2月に購入した物だ。  品名は Harbeth HLCompact 7ES-3と言う英国製のスピーカーで 比較的評判の良いものだと思う。  4年ほど使用したが、突然左側 スピーカーが不調になった。 音が濁る。 ボイスコイルがポールにタッチしている感じだ。 修理出来ないか試みたが 無駄だった。 仕方なくメーカーに送り修理を依頼した。 すると3日程で修理が終わり 戻って来た。  異例に素早い対応だ。 まず1ヶ月は掛かると覚悟していた。 修理はユニットの交換だった。 それにしても早いのでビックリだ。 やっと良い音で音楽が聞ける様になった。  秋の夜は長いから バロック音楽でも聴いて過ごそうと思う。 
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ボケ酒

2012-10-19 22:55:56 | Weblog
先日収穫したボケの実は 笊に入れて机の上に置いたが、良い香りが漂う。 このまま乾燥して しなびるか、腐らせるのは勿体無いと考えて、始めてボケ酒を造ってみた。ボケの実 450グラム 砂糖 200グラム ホワイトリカー 700ミリリットル にレモンも数切れ 入れた。 これで半年寝かせれば 飲めると言う。 どう言う薬効が有るか 知らないが、梅酒と同じく 何となく お湯割で飲むだけで余り気にしていない。 それでも若干 酸味の有るさわやかな味が好みなので、そう言う味で出来ると 嬉しいが。  半年先を楽しみに待つ事にしよう。」
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鑿4本の嫁入り

2012-10-18 21:11:29 | Weblog
この鑿は以前一度ブログにも載せた。 我家の向かい側に有る公団住宅が立替になる。 暫く再入居まで引越しを迫られた人達がいた。 慌てて家財道具を整理して近所に引越して行った。 その中には 元大工だと言う人もいた。 人助けをしているNPOが有り、そこに電話が有って道具を引き取ってくれと言う話が来た。 この人はもう仕事はしないと言う。 そこで私が出向いて 道具箱3箱の道具をもらった。 中にこの鑿達がいた。 鑿巻きや手拭に巻かれて相当錆びた鑿だった。 そこで 錆を落として 少し研いで化粧してやった。 しかし普段 大工の使う叩き鑿は使わないので、 研いでもすぐ錆びて困っていた。 今回偶然知り合った人に この鑿4本を嫁に出す事にした。  鑿を使う仕事なので 役立つかも知れない。 研がれてチビテ無くなっても、道具で有れば仕方有るまい。 我家で錆びて 邪険にされるよりは、良いと思う。 有名な鍛冶屋の物では無いかも知れないが、色々使い道は 有るだろう。 高価な物をびくびくしながら使うより 惜しげも無くて良い。  頑張って 働いてこい鑿達よ。 
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097 一枚刃平小鉋 銘 東京山正

2012-10-18 20:58:17 | Weblog
これで 湯沢鉋と思われる物は総てだ。 確か富岡八幡宮骨董市で買った物だと思う。 良く見ると これは脇取り鉋左勝手だね。 うかつにも 刃の右側のこばをすり落としてしまった。 この鉋が一番湯沢鉋の特徴を持っているかも知れない。 槌目の跡が見える。 刃幅45ミリ まだそれ程使われた形跡は無い。 少し使って見たが余り切れなかった様に思う。  暫く仕舞って有ったが、湯沢鉋の件で 探し出して今回 並べて紹介して見た。 今まで興味なく、湯沢鉋の実力は知らないが、 これから色々 調整して 少し使いこんで見たいとかんがえている。
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028 鉋刃  銘 山正 湯正

2012-10-17 23:52:23 | Weblog
この鉋は 昭和の終わり頃に 流通センター骨董市で手に入れた。 かなり高い鉋だったと記憶する。 その銘を見ると 山正 湯正となっており、 湯沢さんの鉋かも知れないと思われる。 今まで気にもして居なかったが、湯沢鉋を 譲って欲しいと言う人が現れて、 道具箱をあさって、やっと見つけ出した鉋だ。 左脇に 玉鋼特製 と刻印がある。 見た感じは玉鋼では無い様に思うが、炭素鋼を使うと言う意味だろうか。
非常に薄い刃で、 且つ大切れに研いで有り、使いにくい。 刃の研ぎ角度を直そうとしているが、硬い鋼で中々研ぎ減らず 今だ使ってみて居ない。 感じからして 新品の鉋だった様だ。 果たしてこれが湯沢さんの鉋だろうか。
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