ナマケモノ通信

昔、知人に雰囲気が動物のナマケモノに似ていると言われたことがありまして、このタイトルです。

小笠原への関心

2017年02月12日 | Weblog
若い頃、いろいろな観光地で住み込みのアルバイトをしながら、お金を貯めながら旅行も楽しもうとしていた時期があり、ある時八丈島という伊豆七島の中では遠い離島のホテルでアルバイトをしたことがありました。今はあるかどうかわかりませんが八丈島温泉ホテルというホテルで、住み込みの場所は1人で温泉の出るコテージを一つ割り当てられましたが食事付きという話なのに賄いを担当する人がいなくて、勝手にインスタントラーメンでも作って食べろとゆういい加減な運営のバイトで客層も何だか絡んできそうなガラの悪さもあり、すぐに辞めてしまいました。その中で印象に強く残ったのは短い間、一緒に働いた人に小笠原に住み込みでバイトしていた経験のある人がいて、少し小笠原の話を聞いたことです。主に島にはあまり娯楽がなくて飲み屋が流行っているとか、島と本土をつないでいる船の出入りに生活が左右されるとかそんな話でしたが・・・。
小笠原と言えば叔父が以前行って、お土産に絵葉書のセットをくれて、日本離れした植生と風景のイメージを持っていました。

それから何年か経ち会社員になり、更に何年か経ち諸事情で会社を辞めて実家に戻り、ふと思いました。「そうだ小笠原へ行こう」としかし、いろいろ調べているうちにわかったことがありました。船で小笠原へ行くより船で沖縄へ行く方が安いということにです。今、東京から沖縄への船便はあるのかないのかわかりませんが、当時は小笠原へ行くより安い沖縄行きの船があったのです。それで、当時は沖縄へ行ってきました。いろいろ面白いこともあり、その後、更に2回沖縄へ行ったりしましたが、今は小笠原の話です。

今、小笠原方面に関心が向いています。小笠原そのものではないけど、小笠原近辺を舞台にした小説を書けないか? と気候とか空気とか肌で感じたいし、小笠原へ行ってみようか? と思いつつ、小笠原へ船で行くのはいいけど、小笠原自体にはあまり関心なくて、小笠原へのクルーズが楽しめればいいなぁ。とクルーズ船のスケジュールを見たら、何と小笠原や更に硫黄島遊覧もあるというクルーズを見つけました。海にあるアメリカとの国境付近のクルーズはロマンなのではないかと、ときめいたのですが、世界一周クルーズの時にその国境越えはしていたんだとも思いました。
まあ、理由付けはともかく、久しぶりにクルーズに行きたいという気持ちが芽生えています。ただし、費用はかなりかかるので実現しないかもしれません。

追記:検索してみると八丈島温泉ホテルは廃墟として有名になってた(笑)。そして東京⇒沖縄 間の船の便はなくなっていた。今は飛行機の方がずっと安いらしい。でも、3日間かけて東京から沖縄の船旅は良い経験でした。
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